フラット35等住宅金融事業を展開している日本モーゲージサービス(7192)より株主優待が到着しました。内容ざっくり紹介と最新決算を堀げます。株価はコロナで取得単価並に下落しましたが辛抱強く耐えた甲斐あって株価は急激に回復。ダブルバガーに届きそうです。
コロナ下でもこの企業は強い!必ず元の増収増益基調に復帰する!そう信じて子口座でも仕込みました。恩株にして一生保有しようと思っています。この勢いなら分割の可能性も。。。
日本モーゲージサービスの魅力をざっと紹介すると
- 僕の知る限り、日本一の株主優待魅力を持つ銘柄!
- 100株保有でQUOカード3000円、1年長期保有で4500円相当のカタログギフト!、3年長期保有で4500円相当のカタログギフト2点!合計12000円の優待!
- グロース株!増収増益で5年間で営業利益6倍予想!(コロナ下で来期は微減益)
- 配当開始後、大幅増配!
です。
株主優待銘柄を集めるなら先ず最初に買う銘柄になりますね。株価が2000円でも優待利回りだけで5%を超えます。
日本モーゲージサービスに関して資産株記事をまとめているので良かったら閲覧ください。
7192 日本モーゲージサービス 配当+優待利回り8%超え! 株主優待 QUOカード カタログギフト 増配率437%!【資産株お勧め6.】
1.株主優待案内
- 保有1年目なので今回はQUOカードのみです。
- 3月末日に保有していると優待権利がもらえます。
- 3口座分ですが、1500円以下で皆保有しているので、この値段で3000円は中々良い利回りです。ここに来年からカタログギフトが付くのか……大丈夫かよと心配になる大判ぶるまいですね。
- 緑がバックの自然に優しい感じのQUOカードですね。
- 家族口座含めて3つ分です。
- ここに配当も付きます。
- 中間配当を実施していないため、年間配当が期末にドカン!ときます。
- 保有初年度から優待と配当利回りで5%を超えるのでまずまずです。(取得単価1300円の場合)
- 成長性抜群の株でこれだけ利回りが高いのも珍しい。ここにカタログギフトが来ると利回りが7%…9%。本当に大丈夫か…この優待と心配になるレベルです。四季報でも優待費用が重いので営業減益とあります。この大判ぶるまい優待はおそらく3年ぐらいしかもたないのでは….?と思っています。
2.20.3期決算概要
- 20.3期の決算概要です。コロナ影響で中期予想は今後変わる可能性はありますが足元の業績は最高です。
- 過去最高の増収増益!営業利益が前期比27%も伸びています。
- 営業利益率は20%超えです。
- 主に3セグメントがありますが、全て前期比増益です!
- 住宅アカデメイア事業だけ会計表示変更の影響で営業収益(普通の企業の売上に相当する)は減収ですが、どの事業も絶好調であることが分かります。
- 住宅金融事業が主力で、この事業が住宅企業向けに組むフラット35などのローン等ですね。
- 住宅保険事業は住宅に関する保険・保証・検査などを行う事業です
- 住宅アカデメイア事業は住宅のストック収入を得るためのメンテナンスや緊急サービスなどの事業です。
- どれも営業利益率20%程度ありますね。皆、筋が良い事業です!
- 今期だけでなく長期的に見ても各事業増収方向です。
- 将来性ありますね!
- 財務内容は金融業なので資産も増えるが負債も増える。自己資本比率は低めの形態です。
- ひとつ気になったのはつなぎ融資の部分。貸付のための借り入れをする….貸付る、債権が出来る。債権がデフォルトして不良債権化しないか。です。この不安は少し先のスライドで払拭されます。
- 日本モーゲージサービスは連結子会社3社と一体になって住宅会社向けに事業を展開しています。
- なので僕ら消費者にはなじみのない会社で知名度はありません。
- でも、業績見るからに凄い会社であることはうかがえます。事業内容とリスクヘッジの対策を見て更に納得なんです。
- 事業形態を構築していく上での起点になった考えは「産業の課題」
- 課題の例が書いてありますが、やはり世のため人のためにを起点として始まった事業はその課題解決に対する方策(事業)が的を射ていれば、強いものになるのですね。
- この考え方は素晴らしいです。
- 1つの住宅で複数回のビジネスチャンスを狙える事業モデルです。
- 新築の家を購入するときはフラット35貸し付けなどのローン事業で儲る。住んだ後は自信保証やリフォームかし保険などのメンテナンス関係で儲ける。再販やリフォームで儲ける。上手いですね!
- つなぎ融資のリスクを解消してくれるのがこれです。
- 住宅ローンは債権を売却する事でリスク低減。
- 住宅かし保険に関しても損害保険会社に再保険を掛ける事でリスク低減。
- いや、上手い。本当に上手いです。よく考えられてますね。
- この考え方も発想の転換を考えさせられます。
- 普通、コモディティという言葉はネガティブに扱われます。コモディティ商品は差別化要素のないどこにでもあるような商品です。
- でも、どこにでもあるという事は絶対に無くてはならないもの。
- 住宅市場ではコモディティが沢山あるのですが、同社はローン・保証・保険・ストック型の事業の組合せでコモディティながらもお客さんにとって魅力あるものに仕上げています。ここまでやる会社は中々無いのでしょうね。
- 最後に株主還元です。
- 株主優待制度を二度見しました。普通QUOカードから値段の高いカタログギフトの優待に切り替わるというのは見かけます。
- ですが、QUOカードの優待は維持しながら長期保有でカタログギフトも付けちゃう。しかも、4500円相当って相当良いですよ。それも2品も。。
- 1部上場のための株主集めの方策にも見て取れるのですが、19年に拡充を発表したときには既に1部上場なんですよね。
- だから、本当に株主重視の姿勢の表れなんでしょう。長く続けて欲しいです。QUOカードだけになっても僕は保有しますがね。おそらく、そのころには配当だけで利回りが5%超えになっているので優待廃止しても保有しているでしょう。
決算説明資料 より抜粋
以上です!
投資家とランナーに幸あれ!