8年間 高配当継続!実質累進配当 8904 AVANTIA(旧サンヨーハウジング名古屋)
資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!
僕のお勧めの資産株紹介シリーズ第15弾!(過去紹介記事はこちら)
5年以上前からバリュー株として注目し続けてきた銘柄。最近は高配当とQUOカード優待で5%利回りになるのを虎視眈々と狙い、昨年900円以下で仕込みました!
昨年から仲間入りした新たな資産株「8904 AVANTIA(旧サンヨーハウジング名古屋)」です。東海地盤の戸建中堅メーカーです。注文住宅を主力としています。
購入の決め手は以下です
- 総合利回り5%以上である事
- 株主優待のQUOカード1000円は使い勝手がよく実用的である事
- 8年間 1株38円の高配当を継続している事!
- 減益でも38円の高配当を継続している実質累進配当銘柄である事!
- 10年以上、黒字で業績安定である事
- 利益剰余金>>>>>有利子負債であり、利益剰余金が順調に積み上がっている事(今後も38円の高配当が継続し続ける事を確信!)
これは買うでしょう。勿論、自分&ジュニア口座の2つ持ちです。これは長期的に持てる株です。超資産株向きと言えるでしょう。
他の資産株分析も宜しければ閲覧ください。
資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。
①事業概要
②総合利回り,割安指標,チャート
③財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
④業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
⑤過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
⑥その他(銘柄独自の魅力/リスク等)
なお、分析の根本は資産株ノウハウに従っています。
【投資19.】資産株ノウハウ 総合利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当
②配当+優待利回り,割安指標,チャート(株主優待QUOカード)
③財務分析(8年間 高配当継続できた秘訣)
④業績分析
⑤過去10年配当の推移(8年間 38円の高配当を継続!)
⑥その他(銘柄独自の魅力/リスク)
①事業概要(注文住宅の戸建て主力)
1989年設立。2002年上場の東証1部、名証1部の上場銘柄です。
東海は名古屋を地盤に誕生したことからサンヨーハウジング名古屋の社名で設立。今では愛知、三重、岐阜、兵庫、石川と販路を拡大しています。
AVANTIAという社名に20.1から変わりましたが、これは戸建て住宅のブランド名であるそうです。
【経理理念】
至極真っ当な経理理念ですね。経理理念を実践していくために6つの行動指針を定められています。
- お客様との関係
- 株主、投資家との関係
- お取引先との関係
- 地域、社会との関係
- 社会との関係
- 経営トップの責務
どれも企業経営をしていく上では至極真っ当な事です。でも、僕自身仕事をしていて思うのはこういう当たり前の事こそ、常に腹の中で意識する事が大事だと思います。
抜け落ちるのです。意識していないと。奇抜な事や突拍子もない事が出来ればユニークで面白いと思います。しかし、その前にこういう基礎的な事を企業体は凡事徹底する事がまずは大事です。それだけで信用は付いてくるし、業務成果も上がっていきます。
経営理念・行動指針より引用
【AVANTIAの思想】
土地探し、企画提案、設計、施行、アフターサービスをトータルサポートする仕組みであるそうです。それぞれをプロフェッショナルが請け負うとあります。各部署が有機的に結びついていれば思想に叶った提案が出来るかと思います。
自由設計を謡っているので積み上がった住宅費用は非常に高く高級的な印象。家は20,30年単位で住むものなので(新規で買う場合)拘りたいところは拘りたいですよね。個人のこだわりをどれだけAVANTIAの思想がキャッチしてニーズにマッチした提案が出来るかです。
実務を見ていないので実際は分かりませんが思想は素晴らしいと思います。真っ当な経理理念を武器に素晴らしい思想に向かって愚直に仕事をこなす会社。というイメージを持ちました。
以下、AVANTIAの思想の抜粋
自由に楽しく美しく
【セグメント別売上高比率、利益額比率】
注文住宅の戸建てに力を入れていると言われるだけあって
- 売上高比率
- 利益額比率
共に戸建てセグメントがダントツです。
戸建てセグメントは地域密着型の営業を東海地方では力を入れているそうです。東海以外の地域は建売住宅を中心に販売しています。AVANTIAのブランドは最近刷新して作ったそうで、この認知を含めた活動に注力されています。
前期は土地や物件数の受注残が少ない関係で減益決算でしたが、今期は様々な方策を展開して豊富な土地をゲットしたそうです。供給量増加で今後に期待ですね。
マンション事業セグメントは東海都市部の交通の便が良いところに厳選したブランドマンションである「サンクレーア」を販売しています。今期は引き渡し工事が遅れた関係で売上減となり赤字になっています。
一般請負工事事業セグメントは子会社で民間工事と公共事業を請け負っています。今期は民間工事が好調に推移して利益率改善が進み増益です。
2019.8決算短信より引用
2.配当+優待利回り,割安指標,チャート(株主優待はQUOカード)
独自にまとめている配当+優待利回りや割安指標を紹介します。
【株価や各種指標】
以下の指標を表にまとめています。
・過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
・1株配当、優待金
・配当利回り
・優待利回り
・総合利回り
・PER/PBR/ミックス係数
不動産業の中ではPERは若干高めです。1部上場企業プレミアがついて適切な水準かと思います。PBRは利益剰余金を積み上げているだけあって割安ですね!
黒字ながら毎年の業績は多少ばらついており、利益の増減がありますが38円の高配当は8年継続しています!
お勧めな理由
- 8年間、38円の高配当を継続している事!
- 株主優待のQUOカードはコンビニで使える換金性の高い使い勝手の良い優待!
- 10万円前後で買えて、配当+優待利回り4.8%以上を長期的に享受できる安定業績!
- 利益剰余金が順調に積み上がっており、配当と優待を維持する原資は長期的にある!
即買いは調べれば調べるほど間違っていなかったと確信できます!資産株として長期保有は間違っていない!
株主優待(100株保有でQUOカード1000円!)
株主優待はコンビニなど幅広い小売店で使えるQUOカード!
なんと!!!
この記事を書こうと思っていた昨日、株主優待制度が変更されました。
- 長期優遇制度の導入
- 保有数500株以上の大株主への還元率UP!
です。38円の高配当を8年続けているだけあって優待も長期安定株主を大事にしたい姿勢が伝わります。
長期優遇は1年か。8月決算なので今保有しても21年の8月にならないとQUOカードがもらえないのか。
そう思っていましたが、詳しく制度内容を見るとなんと!!
経過措置を取ってもらえるそうです!下記はプレスリリースの抜粋ですが
- 20年2月29日
- 20年8月31日
に株主として保有していれば、長期継続保有と認定されてQUOカード1000円がゲットできます!昨年秋に保有を開始した僕にとっては朗報です!今買っても間に合いますよ!
株主優待変更より転載
株価チャート
ここ数年の業績は安定黒字ですが上下動を繰り返しており踊り場です。それを反映してかチャートも870~1250円ぐらいのレンジチャートになっています。
総合利回り5%以上を狙うならば960円以下で行きたいところですが、今の995円でもレンジの下の方にあるため今入るのも悪くはないと思います。配当+優待利回り4.8%で株価下落の心配が少ないのは手堅いです!
900円以下で大量に仕込んで、1100円以上で売るという回転銘柄としても闘っていけそうですね☆株価下落も優待がクッションになってくれるでしょう。38円の8年継続している高配当もクッションになりますね。
出来高は絶えずあります。資産株狙いとして100株入るには全く問題ないでしょう。
3.財務分析(8年間 高配当継続の秘訣!)
ここでは
・高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
・体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)
を確認していきます。
体力が安定して増えてきているかは主に株主資本と利益剰余金の増加額で確認しています。
なお、以下のデータはIR BANKから抜粋して独自に加工しています。(業績分析、配当の項目も同様)
着実に!利益剰余金を積み上げてきていますね。不動産株というのは用地や物件仕入れのために大量の資金を必要とします。そのため、有利子負債が高額になりがちで
有利子負債>>>>>利益剰余金
という構図になっているのが普通です。ところが、安定黒字で利益剰余金を着実に増加させてきているのでこの会社はまさかの
利益剰余金>>>>>有利子負債
という普通では考えられない構図になっています。東海地方の戸建て市場を席捲出来ている証拠でしょう。この豊富で分厚い利益剰余金があるからこそ、15~18年の踊り場の業績であり、配当性向が高くなっても38円の高配当を8年継続できるのでしょう。
減益基調の踊り場に差し掛かっているため伸びはにぶっていますが剰余金が積み上げられている限り、38円の高配当は8年以上続いていくでしょう。株主優待のQUOカードも続くでしょう。
これを見て強気でロングホールドです!
4.業績分析
資産株としての体力の源泉を培う業績です。ここでは
・売上高
・営業利益
・経常利益
の推移を見ていきます。増益基調になっているのが勿論良いですが、資産株として重要なのは現在の配当と優待が維持できる事なので、横ばい基調でもよしです。
減益基調だとしても、配当性向が低ければよしです。
見てみましょう。
13年ぐらいまではかなり良い伸びです。14年以降減益基調に陥り現在まで踊り場業績になっています。ただ、ここで耐えている状態は38円の高配当を継続できる状態です。ここで耐えながら次の方策を虎視眈々と狙っていけばいいです。
もうひとつ興味深いのは売上高は増えている事。
ここ10年の間に戸建て事業だけでなくマンション販売や一般請負工事など薄利でも良いので次の利益の源泉をと頑張っているのかと推測します。
プレスリリースにも中期の成長戦略が載っていました。この踊り場から脱したい勢いを感じます。
5.過去10年間の配当推移(8年間 38円の高配当継続!)
ここでは株主還元度合いを調べていきます。
・利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
・自社株買いを実施しているか
などを見ます。
12年に38円の高配当へ増配して以降、一度も減配していません。
14年以降、業績が踊り場減益に差し掛かりましたが配当性向が上がっても38円配を堅く堅持しています。これも、不動産業界なのに利益剰余金が豊富だから出来る自信の表れだと思います。
男前!! 実質累進配当銘柄!
ですね。株価対策も頑張っています。営業利益、経常利益、当期利益が共に大きく凹んだ16年に3億の自社株買いをぶち込んでいます。これは発行済み株式数の2%に当ります。無視はできない威力です。
配当性向が減益で上がってきていますが維持しています。男前の累進配当銘柄の証です!
自社株買いを実施した16年度の株価チャートをよく見てみると、ある事が見えてきます。もう一度チャートを載せます。
5年チャートの底値(900円以下)と被りませんか?
これは僕の勝手な解釈ですが、経営陣は900円以下の株価を危機的状況とみている。これ以上下がるのはまずいと株価対策に乗り出したとみています。
つまり
- 900円以下になるならば現在の業績水準では再度自社株買いが発動される可能性があるという事です。
- 900円以下は自社株買いが発動されて株価が上がる可能性が高いので900円以下で仕込むのは非常にディフェンスに優れ手堅いという事です
- 値上がり益を狙うならば900円以下で大量に仕込むのも有だという事です
僕はこう解釈しました。900円以下ならば即買い!ですね。資産株としても値上がり期待株としても。
6.その他(銘柄独自の魅力/リスク)
僕が考える8904 AVANTIAの魅力とリスクは以下です。
(殆ど経験からくる主観です)
魅力
- 10万円前後で8年間高配当が継続している配当+優待利回り4.8%の株が買える
- QUOカード1000円は換金性高い!
- 業績は踊り場だが10年間黒字維持!
- 不動産業界では珍しく、利益剰余金>>>>>有利子負債の体質で配当+優待原資が潤沢にある(資産株向き)
- チャートはレンジを形成しており1000円以下ならば悪くはない水準
- 主力の戸建事業は安定黒字を稼ぎ出すビジネスではある
リスク
- AVANTIAブランドの魅力や強みが同業と比較して果たして….
- 業績は踊り場で耐えている状態だが、ここから更に悪化すると8年間続く高配当の見直しも迫られる可能性はある
リスクは勿論ありますが、四半期毎の業績をウォッチし続けて大きな減益、赤字にならないかは見ていくべきです。ここが問題ないようであれば資産株としてはエクセレント!です。
以上です!
他の資産株分析も宜しければ閲覧ください。
更に詳しく8904 AVANTIAを調べられたい方は
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閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!
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