【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】


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1.はじめに(10年間で資産価値2.5倍!)


資産株投資を始めて10年で資産価値2.5倍にした僕の「資産株ノウハウ」を紹介します。

10年間で資産価値2.5倍にした実績

以下が主に値上がりしている資産株の実績です。これ以外の資産株もありますが、成績が悪いものでも取得単価程度になっています。

10年間の資産株実績2

含み益でおおよそ2倍です。

僕は配当+優待利回り5%以上の銘柄に投資しているため、残りの0.5倍は5%×10年になります。

実際は上記銘柄は増配しているものが多いのでもう少し利回りは上がりますが控えめに見てもこの程度としています。

ソースも抜粋して載せます。SBI証券の評価損益から持ってきました。

10年間の資産株実績1

これは今から紹介する資産株ノウハウに愚直に従った結果得られた成果です。

この資産株選定に関する重要なノウハウをまとめます。投資をこれから始める方は先ずは安定して長期で資産形成していける銘柄へ分散投資する事が肝要に思います。

今回の対象読者と結論は以下です。

対象読者

 ・株式投資で安定した資産形成を築いていきたい方(配当+優待利回り重視)
 ・長期的に安定した配当、優待利回りを享受したい方
 ・銘柄選定のひとつの考え方を参考にされたい方

結論

 購入目標:配当+優待の総合利回りが5%以上の銘柄である事

 【Mustで大切にしている事】

  ①好財務(利益剰余金が有利子負債の1.5倍以上)である
  ②長期的に安定黒字の実績がある
  ③過去の業績悪化時に実質累進配当を実施している or 微減配で抑えている

 【Wantで大切にしている事】

  ・チャートが右肩下がりで、年初来、3年来、5年来、10年来安値付近である
  ・指標が割安である
  ・業界最大手、シェアトップ、首位級である

  ・過去3年分の配当性向が低い(50%以下)である
  ・優待性向(優待が配布される数に対して、実際に使われる割合)が低い
  ・業績が伸びている、今後も伸びていく期待がある
  ・過去に自社株買いを実施している

  ・TOB期待(時価総額 < 現金同等物)がある

 【資産株を売却する判断】

  ・ネガティブ判断:目標総合利回りを大きく下回った時
   →大幅赤字&下方修正と共に大幅な減配
   →優待廃止
  ・ポジティブ判断:指標が過去最高値に達した時
   →PER過去3年の高値に達した時
   →急激な出来高を伴う連続ストップ高を迎えた直後

 

 


 

2.目標は配当+優待利回りで5%以上


資産株の狙いは配当金と優待を合わせた利回りの5%以上を目安としています。以下の観点から決めています。

・4%以下だと銘柄が多すぎる(殆ど当てはまってしまう)
・昔の米国株債を基準におき、ここを上回るパフォーマンスが5%だから
・将来1億の資産を目標としている。1億の5%は400万(税引き後)。400万あれば無理なくそれなりに楽しみながら生活が出来る水準

どこを基準に置くかは人それぞれかと思います。ただ、6%を超える水準にすると今度は殆どヒットしなくなります。もしくは、ヒットしても

・高利回りを維持する実力(業績)と体力(財務の堅さ)が無い

ので、資産株の目的である「安定して長期で高利回りが得られる」から外れます。本末転倒です。

目標は5%以上ですが、100%達成していなくても構わないと考えています。イメージ

・4.5~5%の間

であれば、利回りが多少目標を下回ったとしても

・業績が超安定しており
・財務が超堅い
・株価も右肩下がり後の横ばいが続いている
・指標も割安
・自社株買いも継続している

などの長期安定利回りを享受し続けられる期待がある銘柄であれば選定候補に入れます。良いと判断すれば買います。

配当+優待利回り5%の目標は意識しつつも、そこに囚われ過ぎないようにする事が肝要です。

 

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3.Mustで資産株選びにおいて大切にしている事


資産株選びで魅力的な要素は沢山あります。ですが、最低限の基本を押さえておく必要があります。僕が大事にしている基本条件を3つ説明します。

①好財務(利益剰余金が有利子負債の1.5倍以上)である

1.5倍以上はイメージです。ぱっと四季報を見た時に利益剰余金と有利子負債の関係が

・利益剰余金 >>>> 有利子負債

の関係になっているかを先ず確認します。事例を示します。
東洋経済が出している会社四季報では下記のように財務内容の簡易的な指標が見れます。(本来は資産と資本の細かい貸借対照表を読み解くのが王道ですが、分析過多になり現実的ではありません。これぐらいで確認は十分)

ここの利益剰余金と有利子負債の関係を見ます。これは、とある会社の財務内容ですが利益剰余金と有利子負債の関係に注目すると、利益剰余金が大きくなっています。

財務諸表

この関係が大事です。何故なら、財務は「過去の実績」を反映したものだからです。

・どんなに良い理想を経営者が語っても現実の数字で実績を挙げているか
・利益剰余金が厚いのは無理なく手堅い安定黒字を積み上げてきた証拠

それが分かるからです。

利益剰余金
過去から事業で得られた利益の蓄積額です。ここが分厚いという事は、本業が上手くいっており沢山の資金が豊富にある事を表しています。豊富にあれば多少の赤字でもびくともしません。やろうと思えば赤字でも配当を維持できる事を読み取る事が出来ます。
有利子負債
将来返さなければいけない借金。借入金などが該当します。

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②長期的に安定黒字の実績がある

企業は生き物。業績が良い時も悪い時もあります。大事な事は長期的に安定して黒字が出せているかどうか。長期的に安定黒字が出せていると

・利益剰余金(配当など株主還元する原資)

が増え続けていきます。業績が悪化する時があるのは仕方ありません。問題はその時にどれだけリカバリー早く復帰させるか、影響を抑えるか(減益でも黒字か?減益でも利益剰余金は積み上がる状態か?)です。

このため、僕は四季報では過去3~4年分の過去業績を見て

・安定して営業利益、経常利益が稼げているか

を見ます。(当期利益は事業に直接影響のない減益、増益要因も入るためあまり気にしません。頻繁にここが上下するようなら見ます。)

より、長期に渡って見られたい方は大体過去10年分の業績を掲示している

IR BANK

が個人的にお勧めです。無料で見れるより良いサイトが他に有れば教えて頂けると嬉しいです。

③過去の業績悪化時に実質累進配当を実施している or 微減配で抑えている

・株主重視の姿勢があるか

をここでは見ています。これは過去に

減益・赤字の時に配当金を据え置いているか or 多少しか減配していないか

を読み取る事で見えてきます。累進配当を最近、公言している企業を見かけますが….あまり気にしません。公言する前は凄まじい減配や無配をしている企業もあるからです。大事なのはあくまで実績です。

例を挙げます。

これは1301極洋の10年分の業績と配当金推移推移です。(先のIR BANK サイトより抜粋)

大体2010~12年にかけて減益基調が続きました。11年と12年は

当期純利益 < 剰余金の配当(配当支払い)

となっており企業にとってはキャッシュアウトになっています。でも、この間の配当はずっと50円で据え置いています。この会社は累進配当は明言していませんが、実質累進配当になっています。

 業績推移

配当推移

IR BANKより引用

他には、キヤノンも今年(2019年)の配当を減益基調が続きながら継続すると言っています。これも同様、実質累進配当銘柄と言えるでしょう。

 


4.Wantで大切にしている事


以下はMust条件に加えてあればあるほど

・総合利回りを長期間享受しやすい
・値上がり益も狙いやすい
・値下がりリスクが下がる
・株主還元が増える(増配など)

などの恩恵が得られるものです。
ひとつずつ簡単に説明します。

チャートが右肩下がりで、年初来、3年来、5年来、10年来安値付近である
指標が割安である

・底値で買い、値下がりリスクを下げるためです。
バリュー株投資ではMustで考えます。

【投資15.】バリュー株投資 ノウハウ ①Mustで絶対に外せない点 「業績向上 or 横ばい」 「指標 割安 」「上場来安値 年初来安値」

業界最大手、シェアトップ、首位級である

・最大手やシェアトップ企業が業界内での値付けなどの支配力を持っており、規模の経済も効いて安定した利益を出し続けやすいからです。

過去3年分の配当性向が低い(50%以下)である

・実質累進配当を行いやすいからです。配当性向が高い企業は減配しやすい。

優待性向(優待が配布される数に対して、実際に使われる割合)が低い

・これは僕が作った造語です。投資家にとって一番嬉しいのは自分だけが使える優待である事。そうすれば企業にとっては負担が少なくて済みます。優待性向を調べるには、決算書のPLの費用の項目を調べるとたまに「株主優待◎◎費用」みたいな項目があります。

ここから、株主数と総発行優待数から優待性向100%の金額が分かるので、それを実際金額と割れば出せます。

試しに、僕が好んで止まない10年は保有しているマルシェについて優待性向をざっくり出してみます。

以下はマルシェの2019年3月期の有価証券報告書の抜粋

マルシェ株主数

マルシェ株主優待引当金

株主優待引当金とは、優待を配布した株主数に対してどれぐらいの割合優待が使われるのかを事前に見積もり、それを予め費用として計上しておく項目の事です。

株主数から、仮に全ての株主数が1単元保有しているとすると(中には複数単元持っている人もいますが簡易的に)

優待配布金額 = 株主数 × 年間優待券費用 = 16,025人× 6,000円 = 96,150k円

会社が過去実績を元に予め立てている引当金は上記から大体31,000k円程度

優待性向 = 31,000k円 ÷ 96,150k円 = 32.2%

になります。マルシェの優待は大体配布されて3割ぐらいしか使われないのですね。QUOカード優待銘柄などは100%に近い優待性向だと思いますので、優待を使い切れる方にはかなりお得だと思います。

業績が伸びている、今後も伸びていく期待がある

・単純です。業績が伸び続けていると高配当や優待を維持する力が増え続けるからです。値上がり益も狙っていけます。

過去に自社株買いを実施している

自社株買いをすると、発行済み株式数が減るので

・1株利益が上がる→増配しやすくなる、値上がり益も期待できる、割安指標PERが下がる(よりお得になる)
・1株純資産が上がる→割安指標PBRが下がる(よりお得になる)

と良い事づくめです。粋な企業は減益時に自社株買いを併せて実施する事で株価を下げない対策を行っています。自社株買いは

・企業にとっては配当を減らせ経費削減、1株当りの価値を上げるので株主対策となる
・株主にとっては値上がり期待、将来業績が上がれば増配率が高まる期待

などのメリットがあると考えます。自社株買い実績についてもIR BANKを見れば分かりますので気になる方は調べてみましょう。

IR BANK

 

TOB期待(時価総額 < 現金同等物)がある

・これは宝くじ程度で考えておくと良いでしょう。バリュー株に多いのですがまれに、この状態になっている企業を見かけます。
この状態はどういう事かというと..

会社を買収したときにすぐその会社で使えるお金 > 時価総額

であることを意味しています。この状態の時は殆ど、会社の清算価値 > 時価総額です。

このような企業は手堅い独自の事業を持っている事が多く、買収先としては申し分ないかと思います。それを見越して買収される前に予め買っておく….というのも手です。

TOB期待は全くしていませんでしたが僕は過去3回、保有銘柄がTOBによって急上昇して利益を得ました。

・アート(引っ越し屋)
・名前忘れました(お菓子作りの専門メーカー)
・ユニゾHLD(2019年度)

当時、現金同等物 > 時価総額 までは行っていない企業もあったと思いますが会社の清算価値は時価総額に対して激しく激安でした。

ここまでのお買い得株は中々見つかりませんが、今保有している中では

ナフコ:時価総額の半分ぐらいが現金同等物。利益剰余金も相当に分厚い
→他の巨大小売り企業に買収されることは…..不明。

ハリマビステム:時価総額の9割ぐらいが現金同等物。
→官公庁向けの安定顧客が多いため、同業の日本管財に買収されたりして…。

みたいな妄想はあります。当たればラッキーぐらいで考えておきます。

 

 

5.資産株の売却判断


これは、ネガティブ要因とポジティブ要因に分けて考えています。

ネガティブ判断:目標配当+優待利回りを著しく下回る事が分かった時

主な原因は
 ・業績悪化に伴う、著しい減配
 ・業績は変わらずとも実質の総合利回りが大きく減る、優待廃止 or 改悪

です。特に前者はどんなに損失を出していても速攻で売りです。業績悪化と急激な減配銘柄の株価が戻るのはだいぶ先になるからです。(急落後の底を拾うならまだ勝機あり。ですが、その前に買う人が大半のはず)

後者は見極めが必要です。単に廃止なら売りも正解ですが、改悪内容は詳しく見ると

・保有株数を増やせば、配当+優待利回り5%を維持できる
・保有株数を増やし、数年以上持てば以前と同じか以前よりも高利回りになる

銘柄があります。9832オートバックスセブンがこれに当ります。

オートバックスセブンの株主優待情報 より抜粋

変更前の100株保有時と比較すると100株保有時の総合利回りが著しく悪化したため、発表時は売却しようとしました。

ですが
・業績は安定黒字である事
・実質累進配当を実施している事(15~17年は配当性向100%以上)
・配当、優待を維持する力はある事
・変更された優待のギフト券は有効期限が無い事(3年、5年越しでスタッドレスタイヤの購入資金になる!)

と思い、今年下がったところで200株追加して300株としました。

オートバックスセブン株主優待情報

優待内容の変更は詳しく見て、配当+優待利回りを計算しましょう。

 

ポジティブ判断:指標が過去最高値に達したとき

資産株投資をしていて、実はあまりこの判断はしたことがありません。単元投資が多く投資金額が低いからです。含み損でなければいいぐらいの感覚でした。

しかし、ものによっては買値の1.5~3倍に達しているものがあります。これは流石に売却時期に来ている可能性があるため、以下の判断基準を設けて売却していこうと思います。

・PERの過去最高値付近に接した時

会社四季報を見ると、過去3年間の実績高値、安値平均PERというものがあります。この高値平均PERに達している時をひとつの売却基準に定めるのです。

・急激な出来高を伴う連続ストップ高直後

何か材料があって急激に上がる時はあります。この場合、頂点を付けた後は上昇前の半値戻しなどしながら、材料が出尽くせば元に戻る事もあります。これを見極め、大きく上昇をした後はすぐ売ってしまうのです。

2つほど基準を上げましたが、多少失敗しても構いません。ポジティブ判断持は含み益が多分に出ているので、儲けは儲けです。

 

 

 

6.まとめ


10年間で資産価値を2.5倍にした僕の資産株ノウハウを本記事では詳しくまとめました。

今後も資産株投資は愚直に続けていきます。

対象読者と結論を振り返ります。

対象読者

 ・株式投資で安定した資産形成を築いていきたい方(配当+優待利回り重視)
 ・長期的に安定した配当、優待利回りを享受したい方
 ・銘柄選定のひとつの考え方を参考にされたい方

結論

 購入目標:配当+優待の総合利回りが5%以上の銘柄である事

【Mustで大切にしている事】

  ①好財務(利益剰余金が有利子負債の1.5倍以上)である
  ②長期的に安定黒字の実績がある
  ③過去の業績悪化時に実質累進配当を実施している or 微減配で抑えている

 【Wantで大切にしている事】

  ・チャートが右肩下がりで、年初来、3年来、5年来、10年来安値付近である
  ・指標が割安である
  ・業界最大手、シェアトップ、首位級である

  ・過去3年分の配当性向が低い(50%以下)である
  ・優待性向(優待が配布される数に対して、実際に使われる割合)が低い
  ・業績が伸びている、今後も伸びていく期待がある
  ・過去に自社株買いを実施している

  ・TOB期待(時価総額 < 現金同等物)がある

 

 【資産株を売却する判断】

  ・ネガティブ判断:目標総合利回りを大きく下回った時
   →大幅赤字&下方修正と共に大幅な減配
   →優待廃止
  ・ポジティブ判断:指標が過去最高値に達した時
   →PER過去3年の高値に達した時
   →急激な出来高を伴う連続ストップ高を迎えた直後

 

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バリュー株投資ノウハウは未完です。今後、選定から購入までのノウハウを頑張って積み上げていこうと思います。また、大型株ノウハウについても作成を考えています。時間が無いですが….。

本記事が少しでもサラリーマン投資家の方の参考になれば幸いです!
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