【株主優待】 買物優待券 12000円！ 50～30%で買取！配当+優待利回り 10%以上！ 2769 ヴィレッジヴァンガード 【資産株お勧め20.】

【株主優待】 買物優待券 12000円！ 50～30%で買取！配当+優待利回り 10%以上！  2769 ヴィレッジヴァンガード 

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資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある！

僕のお勧めの資産株紹介シリーズ第20弾！(過去紹介記事はこちら)

昔から知っていて余りにも下がっているので購入した 2769 ヴィレッジヴァンガードです。株主優待は買物優待券で最大12000円(1000円×12枚)も来ます！　使わない優待は1枚50%～30%でオークションや買取サイトで買い取ってくれます。

「遊べる本屋」のキャッチフレーズで有名なお店です。

イオンモールなど大型ショッピングセンター内に店舗を構えるお店が多いですね。本以外に目を引くグッズや雑貨を取り扱っており、暇潰し、癒しとしてよく見て回ります。

購入の決め手は以下です

• 配当+優待利回り10%以上！
• 株主優待は長期保有前提で12000円相当の自社店舗買物券！(買取も可能)
• 強烈な赤字！で利益剰余金を減らしても10年間10円配当を維持！実質累進配当
• チャートが右肩下がり後、1000円前後を境に横ばい傾向
• 業績は赤字から不採算店舗を削減し、改善傾向

株主優待券は2000円の買物につき1枚(1000円)使用できます。

余っても金券買取サイトで300～400円/1枚で買い取ってもらえます。

 

資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。
①事業概要
②総合利回り,割安指標,チャート
③財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか？)
④業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか？)
⑤過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
⑥その他(銘柄独自の魅力/リスク等)

なお、分析の根本は資産株ノウハウに従っています。

【10年間で資産価値2.5倍！】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当　【投資19.】

 

 

 

 

①事業概要(遊べる本屋をキャッチフレーズにした奇抜な店舗)

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1986年創業
2003年JASDAQ上場

「遊べる本屋」をキーワードに書籍だけでなく雑貨やニューメディア(CD・DVD)等異なるジャンルのものを陳列する小売業です。滋賀の近江八幡店にたまに行きますが

• 本(漫画、文庫本、絵本、自己啓発書)
• おもちゃ類(おもちゃ、ぬいぐるみ、パーティーセット、ビールサーバー)
• お菓子類(うまい棒、チョコレート、飴、酒のつまみ、コーンビーフ)
• 携帯機器(イヤホン、充電器、ペンライト)
• アクセサリー
• 鞄(リュックサックなど)

等が置いてあって家族で楽しめます♪

【企業理念など】

まさかの….

この会社のHPには企業理念や経営理念といった紹介がありませんでした…。なんて自由な会社！

仕方ないので直近の通期決算短信の「経営成績」を抜粋してまとめて載せます。

お客様の期待に超えるべく
店舗毎で独創的な空間を創出する事を目的として

• 「商品を発掘する楽しさ」
• 「ドキドキ、ワクワクする体験」

これを提供するべく

• コンテンツやイベントと連携して
• リアルでしか体験できない独創的な空間

を創出してこられたそうです。

2018 決算短信 より抜粋

【セグメント別の売上高】

セグメントは2つあります。

• 大半を占めるヴィレッジヴァンガード小売事業
• 関連会社3社による書籍、SPICE、ニューメディア(CD・DVD)の販売事業

です。

 

殆ど単一セグメントですね…..。

【セグメント別、利益高】

利益面についても、勿論、ヴィレッジヴァンガードが主です。

セグメント分ける意味あるのだろうか…..

 

 

2018年決算短信 より引用

 

 

2.配当+優待利回り,割安指標,チャート(株主優待 100株保有で買物優待券 12000円！)

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独自にまとめている配当+優待利回りや割安指標を紹介します。

【株価や各種指標】

以下の指標を表にまとめています。
・過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
・1株配当、優待金
・配当利回り
・優待利回り
・総合利回り(配当+優待利回り)
・PER/PBR/ミックス係数

 

赤字から脱却して少しずつ回復している最中です。

なので、指標面での割安感は期待できません。

魅力的なのは店舗を利用する人の

• 株主優待：12000円相当の買物優待券

ですね。

 

お勧めな理由

• ヴィレッジヴァンガードを利用する方向けの12000円相当の株主優待券！
• 配当+優待利回り10%以上！
• 実は、赤字の時でも現在と変わらず「14円」配当を続けていた！
• 株価が右肩下がり後の横ばいで下値不安は少ない(優待がクッションになってくれる)
• 株主優待は使わなければ、チケット買取サイトで1000円当り300～400円で売れます！

 

株主優待(100株保有で最大12000円相当の買物優待券)

ヴィレッジヴァンガードの株主優待は自社店舗で使える買物優待券です。株主優待を獲得するためには

• 11月末日

この期日までに100株以上保有する必要があります。

買物優待券は1枚1000円となっており、2000円毎の買物につき1枚利用できます。最大50%の半額割引券と考えればいいですね。

買物優待券は保有年数によって配布枚数が以下のように変わります。

• 1年未満保有:お買物券(1000円)×10枚(10000円相当！)-利回り9.8%！
• 1～2年未満保有:お買物券(1000円)×11枚(11000円相当！)-利回り10.8%！
• 2年以上保有:お買物券(1000円)×12枚(12000円相当！)-利回り11.8%！

 

株主優待券をお得にもらうには、ネオモバなどで1株保有をしておいて、2年後に単元株保有に切り替えるといきなり、長期保有特典状態で優待券がもらえます。

 

ヴィレッジヴァンガードお宝発掘セールの招待券も同封

• 最大90% OFFになるお宝発掘セールの招待券が同封されてきます
• 詰め放題や福引などお得な特典が沢山あるイベントです
• 残念ながら都市部にセール会場は集中しているので、東京、大阪、名古屋のみの開催となります

 

株主優待のお得な使い方や注意点

【お得に使う】

• 東京・埼玉・千葉・愛知に店舗があるハンバーガーショップの「ヴィレッジヴァンガードダイナー」でも使用できます。食事券として活用できるのは嬉しいですね！
  (ヴィレッジヴァンガードダイナーのサイト 参照)
• 総額がほぼ2000円の倍数になるよう購入するものを選びましょう。割引率最大50%になります。
• 一度に何枚でも使用する事ができます。
• 書籍は2000円の倍数で買えれば実質半額になります。新品書籍の半値販売は中々無いので魅力的です。書籍は、漫画・小説・自己啓発書・エッセイ・文庫本・絵本など多岐に渡っており、興味を引くものがくまなく探せば見つかるでしょう。
• せどり(安く買って高値で転売)を狙うのも有ですね。
• CDやお菓子、カバンや玩具なども売っています。これも2000円の倍数で買えば良いです。お菓子などはうまい棒やチョコレートなど割とメジャーなお菓子が売っているのでこれが半額だと安いですね！

 

【注意点】

• おつりが出ません
• 有効期限あり、1年です。1月31日までしか使えません。
• 有効期限が差し迫った優待券はチケット買取サイトでは買取不可になりますので注意しましょう。
• 「Home coming」、「こととや」では使えません。

 

株主優待情報 より抜粋

店舗を利用する方にとっては破格の優待利回りです！

株主優待は買取サイトやオークションで売れる

使わない株主優待は買取可能です。Yahooオークションでは、おおよそ50%程度で売却可能です。

長期保有だと12枚くるので

• 12枚×500円 = 6000円
• 1株14円配　× 100株 = 1400円
• 配当+優待利回り = (6000円+1400円)　÷　101200円 = 7.31%！

非常に高い利回りですね！

 

チケット買取サイトではおおよそ30%～40%で買取可能です。一部紹介します。

アクセスチケットでは1枚300円で買い取ってくれます！

長期保有前提だと

• 12枚×300円 = 3600円
• 1株14円配　× 100株 = 1400円
• 配当+優待利回り = (3600円+1400円)　÷　101200円 = 4.94%！

になります。

90日未満問い合わせとあるので買取目的の方は優待が届いたらなるべく早く買取された方がいいでしょう。

アクセスチケット(ヴィレッジヴァンガードページ)より抜粋

 

J-marketでは1枚360円で買い取ってくれます。

長期保有前提だと

• 12枚×360円 = 4320円
• 1株14円配　× 100株 = 1400円
• 配当+優待利回り = (4320円+1400円)　÷　101200円 = 5.65%！

になります。5%を超えますね！

J-marketより抜粋

 

イージーチケットでは買取チケットサイト業界最高値の1枚400円で買い取ってくれるそうです。

長期保有前提だと

• 12枚×400円 = 4800円
• 1株14円配　× 100株 = 1400円
• 配当+優待利回り = (4800円+1400円)　÷　101200円 = 6.12%！

になります。6%を超えますね！

イージーチケットより抜粋

 

個人的にはオークションは不安定なので買取チケットサイトを使いたいところです。他の買物券優待や金券などと合わせて、どこのサイトが最も高く買取してくれるのか調べて選択したいですね。

なお、買取サイトを利用する場合は住民票などの個人情報の通知と別途発送費用がかかります。(オークションは購入手数料と発送費用の双方かかります。)

 

 

株価チャート

2016年に株価が1600円から急落しています。

これは、株主優待の改悪があったからです。従来は

• 2000円毎に1000円券1枚の利用

という制限が無かったためです。優待券を使い切るためには10枚当たり1万円は買わないといけません。これで嫌気売りされたのですね。

しかし

• 買取サイトで買い取ってもらえる
• お菓子などは優待券を使えばスーパーより割安で買える

ので僕は保有しています。手堅くやるためにはひと工夫必要という事ですね。

1000円前半なら買いかと思います。

出来高は絶えずあります。資産株狙いとして100株入るには全く問題ないでしょう。

 

 

3.財務分析

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ここでは

・高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
・体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)

を確認していきます。

体力が安定して増えてきているかは主に株主資本と利益剰余金の増加額で確認しています。

なお、以下のデータはIR BANKから抜粋して独自に加工しています。(業績分析、配当の項目も同様)

13年以降急激に利益剰余金が落ちています。

優待券の制約が無かったので、優待性向(配布された優待が実際に使われて消費された割合)が100%に近かったのでしょう。

加えて急激な減益と赤字に陥ってます。13～16年までは

• 我慢のマネジメント
• 忍耐の経営

になりました。昔、1株売り買いの時代は1株益が4万で株価が20万円という素晴らしいバリュー株時代があったのですが、今は見る影もありません。

 

16年の赤字と優待改悪を機に少しずつ回復してきています。

改悪は株価も急転直下になりましたが、経営判断としては間違っていないと僕は思います。大盤振る舞い過ぎたのです。

本当にヴィレッジヴァンガードが好きな人に来て欲しい。

そう思ったのかもしれないですね。

 

 

4.業績分析

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資産株としての体力の源泉を培う業績です。ここでは

・売上高
・営業利益
・経常利益

の推移を見ていきます。増益基調になっているのが勿論良いですが、資産株として重要なのは現在の配当と優待が維持できる事なので、横ばい基調でもよしです。
減益基調だとしても、配当性向が低ければよしです。

見てみましょう。

優待性向がやはり高かったのでしょう。

意外に営業利益と経常利益の赤字額は大した事ありません。

しかし、当期利益に目を向けると数十億単位の赤字が続いています。(13年～16年)

これは、各店舗独自路線で進めた上での弊害ではないかと思います。

• 減損損失

の影響が大きいようです。店舗毎に仕入れた資産が売れないので資産価値をゼロにしたなどの処置を行ったのではないかと思います。

減損損失のお知らせ

 

• 我慢のマネジメント
• 忍耐の経営

が暫く続きそうです。

減損損失が連発したのかもしれません。

 

 

5.過去10年間の配当推移(赤字でも10年配当維持！ 実質累進配当！)

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ここでは株主還元度合いを調べていきます。

・利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
・自社株買いを実施しているか

などを見ます。

配当に関しては男前です。

元々が低かったのもありますが

• 利益剰余金が70%以上減少

しているのにも関わらず、10年間10円配当を維持し続けています。実は

• 実質累進配当銘柄

です。

綺麗に前年比の配当増加率が変わらずで並んでいます笑

配当性向はマイナスの状態がしばらく続いています。

これだけ剰余金減らしているので無配でもいいのに….と心配するほどです。株主還元には旺盛なんですね。優待利回りの高さといい。

配当+優待利回りは現状を維持する形で良いので10年以上黒字の安定経営を目指していきましょう！

 

 

 

6.その他(銘柄独自の魅力/リスク)

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僕が考える2769 ヴィレッジヴァンガードの魅力とリスクは以下です。

魅力

• 配当+優待利回10%以上！(13.2%）
• 株主優待が熱い！ 1000円相当の買物優待券10～12枚(最大12000円！)
• 10年以上10円配当を維持！赤字でも維持する実質累進配当銘柄
• 株価は10万円程度で手ごろに買える
• チャートが右肩下がり後の横ばいでテクニカル的に割高感は無い
• 業績は黒字化し、微増。底打ち！

 

リスク

• 減損損失に注意。今後の店舗在庫抑制をきっちりと！
• 強気の出店姿勢に注意。店舗当たりの利益率を考えて欲しい
• 出かける人が減っている。インドア派も取り込める工夫を

減損損失に一番注意ですね。これが無ければ、あんなに利益剰余金を減らす事はなかった。派手さはいらないので手堅い経営を頑張ってください！

以上です！

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更に詳しく2769 ヴィレッジヴァンガードを調べられたい方は
会社サイトから有価証券報告書を調べたり
会社四季報で業績、財務、株主構成などを調べられたら如何でしょうか？

閲覧有難うございました！　全世界の投資家とランナーに幸あれ！

 

 

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