8285 三谷産業 配当+優待利回り7%超え! 株主優待 陶磁器
資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!
僕のお勧めの資産株紹介シリーズ第10弾!
昨年の秋頃に何となく企業を調べていて、おっ!!!!
と思って見つけた僕の保有株、「三谷産業」です。
何気なく秋頃にパラパラと四季報をめくっていると….地味な業績と株価。配当利回りは3%以下か。対象外だな……ん?優待があるのか、何がもらえるんだ? おっ!!!
1500円相当の陶磁器
コップとか茶碗に使えるあれだな!意識して買わないとこんなの普段持たないから面白い!配当と優待合わせると利回り5%超えは確実!他には..
- 三谷一族が筆頭株主(特定株比率高めでよし)
- 5年以上黒字で業績安定(配当と優待は長期維持できるな)
- 利益剰余金>>>有利子負債(堅い)
- 株価は18年の483円から右肩下がり後、反転気味(チャート的にも悪くはない)
- 商社株にしては指標が高めだが…..資産株としては悪くない
という事で速攻で保有を開始しました。
茶碗とかコップ等の陶磁器が欲しい方にはお勧めです!
他の資産株分析も宜しければ閲覧ください。
資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。
①事業概要
②総合利回り,割安指標,チャート
③財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
④業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
⑤過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
⑥その他(銘柄独自の魅力/リスク等)
なお、分析の根本は資産株ノウハウに従っています。
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】
①事業概要
経営方針より転載
創業90年だそうです。常にパラダイムシフトを捉えてその時その時の最適を追求していく姿勢で6つの事業を展開されています。
投資家に選ばれる5つの理由
- 選択と集中は敢えて取らない
- 勤勉でエンジニア精神に溢れる7割のベトナム社員から成る生産拠点
- 5000社を超える幅広いネットワーク
- 配当は安定かつ確実に。子会社ニッコーの陶磁器優待が魅力
- 顧客との信頼関係を構築するための活動が良い人財形成に繫がる
ざっと要約するとこのような魅力があるそうです。4つ目の配当に関する宣言は資産株投資家にとっては安心感がありますね。
投資家に選ばれる理由 より抜粋
【セグメント別売上高比率】
売上の柱は化学品関連ですね。次いで樹脂・エレクトロニクス、空調設備工事と続きます。
【セグメント別利益額率】
利益面では少し様相が変わります。化学品関連が主の柱である事は変わりませんが、次いで収益の柱は空調設備工事関連と情報システム関連とあります。調べると前期に情報システム関連はよく伸びたようです。
空調設備工事といえば、大氣社がイメージとしてよく挙がります。メーカーだとここに製造関連の工事依頼をするのが多いのではないでしょうか?自社でもお願いしていますが1工事の費用が非常に高いので、空調工事関連は利益率の高いビジネスなのでしょう。
2.総合利回り,割安指標,チャート
独自にまとめている総合利回りや割安指標を紹介します。
【株価や各種指標】
以下の指標を表にまとめています。
・過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
・1株配当、優待金
・配当利回り
・優待利回り
・総合利回り
・PER/PBR/ミックス係数
総合利回り7%超えは魅力的です。1株益も30円台で直近3年は安定しています。指標もPERが若干商社株では高めですが気にならないレベルです。資産株としては割高感なくほどよいレベル。
お勧めな理由
- 陶磁器が欲しい方には総合利回り7%超はお勧めできるレベル
- 業績は過去10年間、営業・経常利益は黒字維持で安定
- 利益剰余金>>>>>>有利子負債で配当性向も低め。長期で配当+優待は維持できるとみています
- 営業CFや現金同等物も40億円以上あり、手元のキャッシュも豊富
株主優待
株式会社ニッコーの陶磁器が100株以上保有でもらえます。
1000株以上になると自社サイトの株主優待ポイントがもらえますね。1000株以上だと優待利回りが相当落ちるので、100株保有で留めるのがお勧めです。
実際の陶磁器のモノに関しては
「マイホームへの道」さんのサイトで過去数年分の陶磁器が写真入りで紹介されています。気になる方は見られては如何でしょう?
株価チャート
2018年の483円から大きく下げた後、横ばいから上昇基調気味になっています。
順張りチャートに転じた形ですかね。悪くはない形です。
出来高は絶えずあります。資産株狙いとして100株入るには問題ないでしょう。
3.財務分析
ここでは
・高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
・体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)
を確認していきます。
体力が安定して増えてきているかは主に株主資本と利益剰余金の増加額で確認しています。
なお、以下のデータはIR BANKから抜粋して独自に加工しています。(業績分析、配当の項目も同様)
13年まで僅かに利益剰余金が落ち込んでいる時がありますが、営業利益・経常利益は黒字基調であったためそこまで問題ではないでしょう。14年以降は順調に配当原資の剰余金を伸ばし続けています。
4.業績分析
資産株としての体力の源泉を培う業績です。ここでは
・売上高
・営業利益
・経常利益
の推移を見ていきます。増益基調になっているのが勿論良いですが、資産株として重要なのは現在の配当と優待が維持できる事なので、横ばい基調でもよしです。
減益基調だとしても、配当性向が低ければよしです。
見てみましょう。
10年と12年で09年比営業利益がマイナスになっていますが、赤字ではないので大きな問題ではないです。
13年以降は多少の上下を繰り返しながら長期的に成長し続けています。経常利益が10年で4倍。意外に良いですね!
5.過去10年間の配当推移
ここでは株主還元度合いを調べていきます。
・利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
・自社株買いを実施しているか
などを見ます。
配当は安定かつ確実に
有言実行ですね。配当性向に注目すると13年までは配当性向が100%を超えています。
この間に当期利益は大きく減益になっており10億を割った年が連続しています。利益剰余金が減っていたのはこのためですね。つまりこれは
減益でも配当金を据え置く「実質累進配当」銘柄 と言えます。
男前!!!
資産株投資家なら安心して保有できますね。
僕は無理に配当性向を上げるよりは、10~13年のように
「減益でも過去の配当を維持する」
そういう姿勢の企業の方が手堅くて好きです。無理に配当性向は上げなくて良いと考えています。むしろ、増益基調のときは下げてもいい(減配にならない範囲で)ぐらいです。
まだまだ増配余地もありますね。安心して持てる資産株です。来期業績も好調なので再び400円超えを目指すかもしれませんね。
6.その他(銘柄独自の魅力/リスク)
僕が考える三谷産業の魅力とリスクは以下です。
(殆ど経験からくる主観です)
魅力
・地味だけど手堅い。国内シェア、世界シェアトップの話題は調査段階ではありませんでした。それは選択と集中ではなく6事業と敢えて多角化する事によって事業毎の浮き沈みの時期を分散させてリスクヘッジしているからかもしれません。
・配当は安定かつ確実に
これを体現している事が読み取れました。実質累進配当銘柄。男前です。
・過去10年間は安定黒字を出しており、利益剰余金も伸びている。長期で持てる資産株向きです。
・優待の陶磁器がユニーク。毎年ゲットしたいと思います。
リスク
・商社株の中では指標は若干高め
・利益率が低い。多角経営であるからと、世界シェアトップなどの強みが無いからとみています
・大きな成長性は期待できない。あくまで資産株として堅く保有する事が向いているかと。
他の資産株分析も宜しければ閲覧ください。
以上です、更に詳しく三谷産業を調べられたい方は
会社サイトから有価証券報告書を調べたり
会社四季報で業績、財務、株主構成などを調べられたら如何でしょうか?
|
資産株保有はネオモバで
ネオモバだと1ヵ月220円の固定手数料で50万円まで取引が出来ます。
ネオモバには他の証券会社に無い独自の特徴(メリット)がこんなにあります!
・1株ずつ買える(少額投資)
・毎月、定期買付機能がある(管理が楽)-50銘柄まで対応!
・定期買付上限値が決められるので「高値掴み」を防げる!
・売り買い手数料が激安!(50万円まで月額220円で固定、期間限定でTポイント200円ついて実質20円!)→1株取引の手数料は普通この数倍かかります
・Tポイントで株が買える!溜まる!
宜しければ、ネオモバの口座開設を下記からどうぞ。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
宜しければランキングにご参加ください。