企業の黒字維持は社会的に意味の稀有な事【株マラ日記31.】


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今日の総括

長年黒字を維持している企業は凄い事

株式投資の世界では企業は絶えず成長を繰り返し業績が向上していくものと言われています。

一方、企業の寿命は30年とも言われており、大小沢山の企業が倒産しているのも事実です。

少し倒産件数やその負債総額について調べてみました

2019年倒産件数(上半期) 倒産件数の推移(上半期)

東京商工リサーチより引用

倒産件数は減ってきているとはいえ、19年の上期半年で4000件以上も倒産しています。負債総額が….兆円単位でこれまた凄まじいです。

倒産しているのは大半が中小企業だと思います。これが大企業で倒産した場合、どれほどの影響があるか…..想像すると恐ろしいです。

ぱっと、思いつく業界最大手の大企業の連結従業員数を挙げると…

  • トヨタ自動車-37万4014名
  • 日立製作所-29万8088名
  • NTT-32万1450名
  • 三菱UFJ銀行-14万1073名

同業の大手企業も入れると相当な数になりそうです。日本の労働者が約6000万人いますが、そのうちの40%が大企業の従業員なのだそうです。

ちなみに、企業数の割合で言うと大企業が0.3%で中小企業が99%だとか。

大企業×副業が最強でしょ

 

これらの大企業は黒字を維持してそこに存在するだけで社会的な意味は凄く大きいと思うのです。何故なら

  • これだけの従業員の生活費を支えている
  • その裏にある家族の生活費も支えている
  • 企業で得られた利益を税金として国に納めている

そこに存在出来るだけで、これだけの効果を発揮しているのです。これって凄いと思うのは僕だけでしょうか….?上の方で大企業の従業員数は労働者の40%と言いました。大体平均すると家族構成は2名とすると

6000万人×40%×2人 = 4800万人

の生活費を支えているわけです。日本の人口は1億2680万人程度なので3割以上も支えている訳です。

また、従業員とその家族、国税に貢献しているだけではありません。

  • 投資家が大企業の株を買って、その配当金を得ている
  • 同様に売り買いによって収益を得ている

配当収入によっても国民生活を支えているわけです。その税金によって国に貢献している訳です(これは投資家の努力もあります。)

こう考えると、経営者は自分の企業を長年黒字で維持させているだけでもとても凄い事だと思います。世のため人のために役立っているのですね。

普段、株の売り買いや分析ばかりなので少し視点を変えて、今日は深く考えてみました。

明日も頑張ろう。

 

 

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