コロナショックで掴んだ大型株。製紙業界2位の日本製紙(3863)より株主優待が到着しました。2~3年の中期投資の中で将来、値上がり益を狙うために購入しました。優待利回りの想定が難しいですが3000円とみると総合利回り5%程度の水準でINしています。貰った内容みて…..あ、以外に生活用品として使えると思ったので記事にまとめておきます。
優待内容と第96期株主通信をざっくり掘り下げます。
日本製紙を大型株として仕込んだ理由は以下
- 製紙業界2位で地位は悪くない
- 株価は右肩下がりで5年来安値更新
- 過去株価が2000円台の時の業績よりも現在、来期予想の業績は良い(営業利益200億円台から300億円台をだしている。)当期純利益も向上。
- 19年に巨額の赤字(生産設備の減損損失。固定資産の価値引き下げ)
です。
大型株として投資する基準を満たしているためINしています。製紙業界全体が厳しいですが2~3年内に株価回復により1.5倍前後に値上がりしてくれる事を狙っています。先ずは
1.株主優待案内
- 感謝の気持ちをこだわりの「やさしさ」に込めて
- 7品目が入っていました。
- スコッティの「カシミヤ」
- クリネックスのアクアヴェール
- クリネックスのローション肌うるるソフトパック
- クリネックスソフティ 4ロール
- スコッティ ファイン3倍巻キッチンタオル 150カット
- ウェットティシュー 消毒10枚
- ファインピカピカクロス3枚
- ざっくり….ですが全部で2000円といったところです。スーパーやドラッグストアの安売り日を狙うと1500円以下で揃えられそう。
- ティッシュ2箱です。
- スコッティ カシミヤ(白いやつ)は高品質バルブのみ利用したロングセラーのプレミアムティシューだそうです。ふんわり感とやわらかさが特徴。これは、風邪を引いたときに2箱程度ティッシュを消費するので、鼻周辺がかぶれまくって大変になる時に重宝しますね。赤ちゃんがいる家庭ではおしりふきにも使えそう。
- クリネックスティシューのアクアヴェールはうるおい成分が通常のティッシュの4倍含まれており、なめらかでしなやかな肌触りになっています。お化粧直しなどで使えますかね。
- トイレットペーパーとキッチンペーパーです。どちらも消耗品として必ず使う嬉しいものですね。
- クリネックスソフティ 4ロール(ダブル)(ピュアホワイト)はパルプ配合にこだわった、ふんわりなめらかな肌ざわりだそうで、リンゴ酸配合の芯がトイレ空間のアンモニア臭を中和してくれます。痔が気になる方には嬉しい柔らか素材ですね。
- スコッティファイン3倍巻キッチンタオル150カット2ロールは通常サイズの3倍の長さなのでコンパクトで収納スペース削減になる嬉しい形。油ものの料理をした日やちょっとご飯こぼしちゃった….という時に我が家ではよく使います。これも嬉しい優待。
- クリネックスティシューローション肌うるるソフトパック110組+10組(一番右)は携帯用のティッシュ。少し大きめですが、手提げ袋等には容易に入るサイズ。冬に鼻かぜをよくひいてボックスティッシュを携帯する人なのでこれは助かる。冬に思いっきり使おう。柔らか素材で鼻にやさしいしっとりなめらかな使い心地です。
- スコッティウェットティシュー消毒10枚(一番左)は殺菌用シートですね。レジャーでご飯を外で食べる事が多いので速攻で無くなるでしょう。早速手持ちのバッグに仕掛けておきました。
- スコッティファインキッチンピカピカクロス3枚はキッチンやシンクのふき掃除に使えます。うちは朝晩、休みの日は昼も僕が掃除しているのでそのまま使えますね。
そのまま使える実用的なものが多く、意外に良い優待たちでした!
- なお、出産祝いや内祝いなどで今紹介した優待品の販売もしているそうです。
- カタログが同封されていました。
- 出産祝い、結婚祝い、内祝い….もらって困らないものばかりなので良いですね。
- 嬉しい期末一括配当。
- 2~3月に仕込んだので年間配当をまるっと受け取りました。
2.第96期株主通信
- 木とともに未来を拓く
- 木から連想する商品のイメージ図を用いた印象的な表紙です。
- 20.3期決算は好調でした。
- 中期計画で掲げた「洋紙事業の生産体制の再編成と自社設備の最大活用」、「成長分野の事業拡大と新規事業の早期戦略化」を推進しています。
- 関係3工場で8台の設備を停機させ収益構造を改善(想定ですが、設備台数を減らし残りの設備の稼働率・操業度改善を図り、同じ生産数を少ない設備で生産できるようにして固定費を削減したのかと思います。)。
- 豪州・ニュージーランドで板紙パッケージの事業譲渡(来期はまだ利益貢献内ない)、家庭紙の生産設備設置など新規事業化を進めています。
- 以上で営業利益率が78%も伸びています。おそらく、関係工場の収益改善が効いていると考えられます。
- 四季報では来期減益予想ですが、19年度よりはだいぶ良い予想(営業利益300億)なので足場固めをしていると思います。
- セグメント別情報です。
- 売上の主力は紙・板紙事業。
- 前期は減損損失の関係もあってか赤字でしたが今期は減収ながら黒字に浮上。18年度の黒字持は3300万円の黒字だったので2年間で体質改善が進んでいるのでは?と想定します。
- 生活関連事業は営業利益率5%超えの良さそうな事業です。家庭用のティッシュペーパーやトイレットペーパーが好調(コロナ)だったそうです。他事業は転向不順による落ち込み、充填機は増加などまだら模様ながら総じては増収増益となっています。
- 他3事業は企業規模からすると小粒ながら、利益率が高いため企業収益の基盤となっています。
- エネルギー事業は減収減益ですが利益は再編中の紙・板事業を上回ります。発電設備の運転日数減少や固定費負担増が響きました。
- 木材・建材・土木建設関連事業は新築住宅戸数が弱い中、土木の受注工事が増加して増収増益となりました。来期以降は受注が…..下がるでしょう。しばらく。
- その他事業は微減収増益です。
主力事業の立て直し中に関連他事業で支えている構図ですね。主力事業が立ち直ってくれば将来に期待が持てると見ます。
- 企業再編の最中であるため、売上は横ばい。
- 営業利益は今期伸びが良いですね。19.3期の減損損失で膿を出し切ったかもしれません。今後に期待です。
- 来期予想は未定ですが、コロナによる減益要因は紙・板セグメントにおける新聞や印刷用紙事業の急減です。これで30億から35億円の営業利益げ減益予想です。
- 300億を維持してくれれば御の字かと。
- 「四方良し」の長尺トイレットロール。
- これは良いです。
- 消費者は取り換えの手間削減、収納スペースの削減
- 販売店は売り場や在庫スペースの削減と品出し入れ回数の削減による労務費減
- 輸送業者は省スペース化で積載効率アップして二酸化炭素排出量削減、排出コスト削減
- 地球環境の改善にもGoodで四方良しです。
- 加えてこういうロールものは取り換え回数削減が設備の稼働率向上になるので、生産側もコストダウンが進みます。(これもあって、関連工場の設備停止台数も増やせたのでは?)と言う事で実は5方良しになっていると見ます。
第96期株主通信 より抜粋
以上です!
投資家とランナーに幸あれ!