ダイヤモンドZAi 2020年9月号 10年連続株

緊急事態宣言が解除されましたが足元では感染者数が増加し続けていますね。自分の県でも感染者数がこの連休中に一気に増えてきてます。

今月号の目玉は10年連続株特集です。コロナ禍でも安心して保有できる銘柄について10年間、配当維持や増配、成長しているなど主に4つの視点で銘柄選定されています。僕も今号はここで気になる銘柄が合計10以上見つかりました。

その他、毎回ダイヤモンドザイではレギュラー的に取り挙げている優待関連の記事も魅力的でした。

 

以下、気になる記事概要

• 元祖・モノ言う株主。村上世彰さんに緊急インタビュー
  コロナ禍での株式投資の心構えとは？

   

• 継続こそ企業の真の実力だ！
  10年連続株 4大ランキング発表！

• 勝ち組優待、負け組優待が分かる！
  withコロナ時代の株主優待47

• 2020年株主総会事件簿

   

• 元手0円で始める！ムダにしないでトクしちゃおう！
  ポイント投資！

   

• 恋する株式相場！

• ひそかに増えている「事故物件」を避ける方法

色付き部分を中心に掘り下げていきます。

巻末の漫画も今号は興味深く見させてもらいました。

 

 

 

1.元祖・モノ言う株主。村上世彰さんに緊急インタビュー。コロナ禍での株式投資の心構えとは？

村上さんは日本でも物言う株主で有名な村上ファンドを運営されていた方です。日本で初めて敵対的買収(TOB)をやられたり、あらゆる有名企業の大株主として登場し、市場を賑あわせていました。

フジテレビの親会社であるニッポン放送の時価総額が子会社のフジテレビよりも下である事に目を付けてニッポン放送の株式数を増やしていった事は調べてみるとなるほどな..と思いました。

そんな村上さんのコロナ禍での売り買いや考え方の特集記事です。

村上さんはコロナによって実態経済の動きを元に売り買いをされたそうです。
大量の資金供給によって実際は裏目に出たようですが、実態経済の動きを予測して売り買いするのは間違っちゃいないと思います。むしろ、正常な反応。なんというか、お金を各国擦りすぎな気がします。

あ….なるほどなと思ったのは内部留保の使い道を意識する事。日本企業は資金を貯め込んでいる企業が多いので(自己資本比率が高く、現金比率が高い企業)
ここの使途を問うていくのが村上さんの仁義ですね。この考え方は参考になります。
株主総会事件簿の項目では株主総会で様々な質問が出るそうで、株主から提案をしても否決されまくるそうです。

ですが提案してそれを元に企業に新しい考えを持ってもらう事が重要で、新しい考え・行動を促すには質問が無ければ行動が生まれません。

この点はなるほどな。と思いました。株主総会と言わず、企業のIRにメールなども出来る昨今ですから気になる企業には質問してみたいと思います。
(昔、1社だけどうしても気になる事があったのでメールしましたが、丁寧に分かり易い回答を頂けて感動したのを覚えています。)

終盤にリスク管理の4つのアドバイス(適正投資額、投資は怖い感覚、トレンドの見極め、シナリオの確認)を説明されていますが考え方は筋が通っていて理解できます。KADOKAWA出版の以下の本で紹介されているので村上さんの考えが気になる方は手に取ってみては如何でしょうか？

 

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2.継続こそ企業の真の実力だ！
10年連続株 4大ランキング発表！

これが今号の最大の目玉ですね。

• 10年間配当維持
• 10年間増配継続
• 10年間成長株
• 10年間金持ち

4つの視点でダイヤモンドザイが独自に調査してランキング化した銘柄がコメントとともに紹介されています。10年連続株は主に3つの視点から二番底も怖くないと説明されています。

この記事では、1年前に紹介した10年配当株などが1年後のコロナ禍で予想がどうなったかも分析されており興味深いです。1年経って予想に反した事例を元に更に評価方法に磨きをかけたそうです。

4つの視点それぞれで重要指標をスコア化してランキング形式で並べています。

10年配当維持株特集50では3社ほど気になる銘柄がありました。中でも、秘境株として以前紹介したある株の同業や、コロナショック時に掴んだある業績好調な大型株も載っていました。

10年増配株ランキングは52銘柄が紹介されていました。
ここでは、4銘柄ほど気になっている銘柄が紹介されていました。既に保有している銘柄も3つほどあります。更に、52銘柄以外に未来の10年増配株を探せという記事も。ここには将来性に期待して保有している銘柄がありました。4ヵ月？5か月？連続でザイに載っているのでは？

10年成長株は売上高や営業利益が連続で伸びているかの視点で63銘柄も紹介されています。ここでは他に比べて比較的バリューな銘柄3つが気になりました。詳しく調べてみたいと思います。

columnで予想ROEが改善した企業特集があり、保有銘柄が2社ありました。1社は新興市場で比較的小粒の銘柄なのでザイで紹介されるのは珍しいですね。僕が以前掘り下げた予想と同じ予想が書いてありちょっと嬉しい。

10年間金持ち株は僕の中では目玉中の目玉ですね。新の資産バリュー株を探すにはもってこいの記事です。この株を持つメリットが紹介されていますが….うん、全く同じ考えです。ここでは62銘柄紹介されています。1位は…..うん、それは確かに凄いけど現実的に買えんぞ笑という株でした。

ここでは、四季報通読記事で取り挙げている、これは！！！と思う銘柄が6つほど紹介されていました。

 

3.勝ち組優待、負け組優待が分かる！
withコロナ時代の株主優待47

有名な優待投資家の方々の座談会や銘柄診断。コロナ禍での過ごし方や
お勧めの外食株、生活に役立つ優待株など紹介されています。今月も優待投資家の桐谷さんが登場しています。コロナ禍での過ごし方やお勧め株を紹介されていますね。

この中では以下の点が気になる&印象に残りました。

・マクドナルドの優待利回りは低いと思っていたけど意外に高い。(セット6枚券が年2回もらえる)
・気になる銘柄は日頃からチェックし暴落時に買うのが鉄則
・信頼できる優待株の選び方(優待廃止や改悪リスクを下げる視点)
・優待投資も分散投資を心掛けたい
・レジャーや航空券などの優待はコロナ影響で使えず….というパターンもある事

ここでは3銘柄ほど資産株として購入検討できる銘柄がありました。
掘り下げたいと思います。

以上です。

興味がある方は10年連続株特集の9月号を手に取ってみては如何でしょうか？

投資家とランナーに幸あれ！

 

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