資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!
資産株紹介シリーズ第168弾-①!(過去記事一覧はこちら)
九州地盤でロードサイド型のホテルを展開しているアメイズ(6076)です。
株主優待は100株保有で自社運営ホテルの30%割引券5枚です。配当+優待利回りは5.2%になります。(株価771円、20円配当、優待2000円前提)
コロナショックでホテル業界は大打撃を受けていますがなんと、同社は減益ながら黒字維持! 営業利益率が高くコロナ前は20%程度ありました。高利益率なので減益で踏みとどまっているのでしょう。
売上原価率が17%台から10%以下になっている事も注目すべき点です。凄まじい利益率です。 自社株買いは無いものの還元姿勢はあり増配基調でした。
コロナで減配になりましたがそれでも20円配を継続し総合利回り5%以上となっています。(優待券は低めに見たメルカリでの取引価格です。)
アメイズの指標面での魅力は以下!
- 配当+優待利回り5.2%
- 株主優待は100株保有で30%ホテル割引券5枚
- コロナ前までグロース株!
- 正常業績時は営業利益率20%台!コロナで急減益も黒字維持!
- 売上原価率10%前後で驚異的な原価率
事業概要、直近業績面の分析は以下です。
https://ie36ken.com/assets-stock/6076-2
資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。 【前半:指標面、過去実績分析】
- 配当+優待利回り,割安指標,チャート
- 財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
- 業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
- 過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
- その他(銘柄独自の魅力/リスク等)
【後半:事業概要、直近決算分析】
- 会社情報
- 事業概要orセグメント別分析
- 直近決算分析
- その他(事業面での魅力/リスク等)
分析は以下の
- 10年間で資産価値を2.5倍にした!
資産株ノウハウに従っています。
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】
1.各種指標 (配当+優待利回り5.2%) 株主優待(100株で30%割引券)5年株価チャート
配当+優待利回りや割安指標、株主優待、チャートを紹介します。
各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- PER/PBR/ミックス係数
- 減益下なのでPERは高めです。
- 元々はグロース株だったので指標は高めですね。PBR1倍と資産バリュー面でも割安感はあまりありません。
- 20円配当を頑張って継続し優待も継続してくれるなら単元保有は有かと思います。
株主優待(100株で30%割引券)
アメイズの株主優待は100株保有で自社関連ホテルの30%割引券が5枚もらえます。(100株保有時)
株主優待をもらうには
- 11月末日
に100株以上保有している必要があります。
5年株価チャート
- コロナショック前は1200円台でしたが700円切るぐらいまで下落。
- 以降は徐々に下値を切り下げながら上昇し、再び下落し始めました。
100株保有は余裕です。
tradingview よりチャート転載
2.財務分析
配当+優待利回り5.2%を維持できるか財務体質を調べます。
- 高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
- 体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)
を確認していきます。 株主資本の増加と利益剰余金の増加を見る事で財務体質の強化具合を把握します。 現金等の金額推移をみる事で短期的な配当余力や支払い能力がどれほどあるかも把握します。 IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
財務分析
- 財務はあまり良くなさそうです。
- 株主資本と利益剰余金はコロナで取り崩し始めているようです。
- 有利子負債が若干増加しています。
- 現金預金は株主資本の1/10とキャッシュはあまりないようです。
- 財務構成は流動資産<流動資産で資金繰りが心配です。
- 固定資産のうち、有価証券など換金性の高いものがどれだけあるかが気になります。
- しかし、長い目で見ると総負債が減ってきているので財務は良化傾向です。
配当+優待利回り5.2%は現業績で持ちこたえてくれれば問題なさそうです。
3.業績
配当+優待利回り5.2%を維持できるか資産株としての体力を培う業績です。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
の推移を見ていきます。
- 黒字を維持できるか
を第一に見ます。次いで、効率的な経営が出来ているかを見るために
- 営業利益率、経常利益率
を見ます。
業績
- コロナ前まではグロース株で好調でした。
- が、コロナで営業利益が30億から10億台に下落し、予想では10億を切っています。
- ですが、このコロナショックでどこのホテル業界も強烈な赤字に陥る中、配当を出してこの利益率で頑張っているのは超絶に凄い事かと思います。
- 売上原価です。
- 売上原価率はなんと10%前後と超低く稼ぐ力が相当高い事が分かります。
- 販管費がその代わり高いですが、それでも営業利益率が高めに出ます。
コロナショックでも利益が出せる秘密はこの原価率にありそうです。
配当+優待利回り5.2%はここで持ちこたえれば長期的には問題ないでしょう。
4.配当金、自社株買い
株主還元姿勢をみます。
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などで判断します。
配当金、自社株買い
- 自社株買いが無いですが増配傾向でした。
- コロナショックで減配も20円配で止まりそれを維持しています。
- 直近のEPS予想は20円前後と厳しい状況です。
配当+優待利回り5.2%は現業績で持ちこたえられるかです。
5.魅力とリスク
アメイズの魅力とリスクを考えてみます。
魅力
- 配当+優待利回り5.2%
- 株主優待は100株保有で30%ホテル割引券5枚
- コロナ前までグロース株!
- 正常業績時は営業利益率20%台!コロナで急減益も黒字維持!
- 売上原価率10%前後で驚異的な原価率
リスク
以上です!
*当サイトで分析している内容は独断と偏見に満ちているため、内容間違いもあるかもしれません。
投資は自己責任でお願いします。
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