2022年5月7日の保有株の投資戦略検討です。
決算発表が相次いでいます。3月決算が多い日本株は今期末の決算説明と来期予想を同時に発表するのが普通です。来期予想を保守的に見積もる常連企業には注意が必要で、それまで好調な決算だったとしても来期を敢えて減益予想を出す場合、翌日株価は急落する事が多いです。
それを防ぐには事前に保有銘柄の過去5年分ぐらいの通期決算・来期予想を見ておくと傾向が分かります。
ですが今年は円安と原材料高のせいか、普段保守的予想を出さない企業まで保守的予想を出してくるところが増えており一層の注意が必要でしょう。決算前に株価が上がっている銘柄は要注意です。
以下の考え方で点検していきます。
- 材料(主に決算)があったものは現在の株価が指標から照らして保有継続かを見る
- 地合、テクニカル的に過熱感が無いか
- 金額バランス面(値上がり期待、資産株)が適切か
1.最近の主な売り買い
- エプコ(2311):500株購入
- 日本特殊陶業(5334):100株購入、100株決算後売却
- 中部飼料(2053):500株売却
エプコは月次業績がそこまで悪くなかった事。バリュー株分析して非減配銘柄であることから追加しました。気長に数年持ちます。
日本特殊陶業は配当利回り5%越えで再度仕込みました。来期30円以上の大幅増配で月曜は超上げたので売却。毎回100株投資ですがこの銘柄だけで25%以上の上昇が取れたので良しです。
中部飼料は決算発表前に枚数を減らして、来期予想が悲観的だった場合に備える事にしました。決算後上昇するならそれも良しです。
*株価への影響があるため、購入・売却時期は多少期間を置いて掲載しています。
2.バリュー/グロース・大型株の保有戦略
バリュー/グロース株の保有戦略
- エクセディが珍しく期末の減損損失を出さずに上方修正でコンセンサス予想を上回る利益を発表しました。併せて10円増配でコロナ前の復配90円に返り咲き、配当利回りは5%を超えました。1700円回復していたら決算前に売却と思っていたのですが1500円を割り込み、復活までは保有継続と腹を括ったのが吉と出ました。
- ハリマ化成が期末の固定資産減損損失で見かけ着地を悪く見せています。キャッシュアウトの伴わない減益であるためむしろ良い決算かもしれません。
- 来期は増収減益予想です。原材料高が影響しているのでしょうが、円安や価格転嫁が上手くいっているので保守的予想では?と見ています。夏枯れ相場で700円前後まで大きく売り込まれるようでしたら追加を考えたいと思います。
大型株の保有戦略
- 大型株は漬かった塩が取れません。
- エクシオグループは配当が維持できる予想を出してくれれば御の字です。
3.資産株の保有戦略
- 資産株はアフターコロナ期待でアメイズが上がり始めましたね。
- 資金が殆ど無かったのですが何とかかき集めて追加して良かったです。
- エクセディが復活してきていますが資産株目的で買った枚数は含み損から抜け出す事が出来ずです。
- アサックスの下げが止まらずですね。とうとう600円割れました。
- 560円の総合利回り5%水準に達するならばもう500株追加したいところです。
- 千趣会は今日も400円以下で安全運転ですね。
- もうすぐ、3月決算企業の配当が入ってきます。それまでギグワークスが今の位置でいてほしいです。子口座分を追加出来るので。
以上です。
全世界の投資家とランナーに幸あれ!
*本記事は独断と偏見で書いているため正確性に欠けます。本記事内容を参考に投資されましても一切責任は終えませんので投資は自己責任でお願いします。