コシダカホールディングス(2157) 配当+優待利回り7.1%【資産株.159-②】


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資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!

資産株紹介シリーズ第159弾-②!(過去記事一覧はこちら)

カラオケまねき猫や温浴施設、不動産事業を展開している「コシダカホールディングス2157」です。今回は事業や直近業績編になります。

業績はコロナ前までは主力のカラオケ事業が利益率10%以上で温浴・不動産管理事業も黒字。スピンオフしたカーブス含めて高成長高収益体質の素晴らしい形態でした。

コロナショックによって営業自粛や時短営業を余儀なくされ、凄まじい赤字計上で減配。資金繰りも厳しい中、出店攻勢に出ており、更に来期は4円→8円へ復配予想。財務が傷む中、還元姿勢が豊富なところは頭が下がります。

コシダカホールディングス(2157)の事業面での魅力は以下!

  • エンタメをインフラに。中期経営ビジョンを達成するべく、コロナ禍で厳しい中、主力のカラオケ事業は出店姿勢!
  • コロナ前はカラオケ、不動産管理事業は利益率10%以上の高利益率体質
  • 不動産管理事業は前橋店舗が軌道に載っているようで安定黒字化の期待
  • 巨額赤字で厳しい中4円配当。来期8円へ復配予想を出す還元姿勢

指標面の分析は以下です。  

https://ie36ken.com/assets-stock/2157-1

資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。

【前半:指標面、過去実績分析】

  1. 配当+優待利回り,割安指標,チャート
  2. 財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
  3. 業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
  4. 過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
  5. まとめ(銘柄独自の魅力/リスク等)

【後半:事業概要、直近決算分析】

  1. 会社情報
  2. 事業概要orセグメント別分析
  3. 直近決算分析
  4. まとめ(事業面での魅力/リスク等)

分析は以下の

  • 10年間で資産価値を2.5倍にした!

資産株ノウハウに従っています。

【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】

 

 


1.会社情報

主力収益事業(セグメント分析)や直近決算を掘り下げていきます。

  • 株式会社コシダカホールディングス
  • 1967年設立
  • 東京証券取引所第一部上場
  • 事業内容:カラオケ事業、温浴事業

 

「エンタメをインフラに」の19年策定の中期ビジョンを元に全国津々浦々に、カラオケまねきねこを展開する計画を考えておられます。

会社概要 より抜粋

2.セグメント別分析

セグメント別分析1.2157-コシダカホールディングス

  • フィットネスのカーブスを傘下に収めていましたが連結から外れています。
  • 主事業のカラオケ、及び温浴事業、不動産管理事業の3事業から成ります。
  • 昨年決算は皆、大赤字です。
  • カラオケ事業は、複数人数で楽しめる、カラオケまねきねこ以外に、一人カラオケ等展開されています。
  • 不動産管理事業では前橋駅前で水と緑をコンセプトにしたエンターテイメントの事業を展開されているようです。

セグメント別分析2.2157-コシダカホールディングス

  • なお、黒字だったころ(19年)のセグメント別業績を見ると、稼ぎ頭はカーブスだったようです。筆頭株主の「ヨウザン」の傘下としてスピンオフして上場したそうです。が…カーブスもコロナで減益になっており厳しい状況ですね。
  • カラオケ事業も利益率10%越えで全事業黒字の良好な状態だったんですね。
  • アフターコロナを見据えてこれらが回復すると見込むと…..今の位置は悪くない気がしますね。

 

21年8月期決算短信より抜粋

グループ事業より抜粋

 


3.決算分析

決算分析1.2157-コシダカホールディングス

  • 21年8月期の決算短信と決算説明資料を抜粋します。
  • 厳しい中攻めており還元姿勢もあります。大変頭の下がる株主想いの会社ですね…。
  • 21年は営業利益-78億の巨額赤字を計上し財務が急激に悪化。そんな中でも4円配当を出すのは頑張っています。しかも来期8円予想とは….
  • 来期は増収黒字化予想です。

決算分析2.2157-コシダカホールディングス

  • 定性要因によるセグメント業績です。
  • カラオケ、温浴共に緊急事態宣言やまんえん防止法の影響を受けて営業自粛や時短営業の影響をモロに受けています。厳しい、本当に厳しい。
  • そんな中でもなんと出店しています。アフターコロナに備えて、「エンタメをインフラに」という中期ビジョンを実行するべく果敢に攻めています。
  • 不動産事業は新規グランドオープンによる売上増で今後に期待有です。

決算分析3.2157-コシダカホールディングス

  • カラオケの海外状況です。
  • 稼ぎ頭のシンガポールが売上ゼロで撤退へ….。
  • 海外は暫く期待できないかもしれませんね。

決算分析4.2157-コシダカホールディングス

  • 不動産事業のアクエル前橋は塾や保険会社がテナントに入って単月黒字化を達成したようです。

決算分析5.2157-コシダカホールディングス

  • 22年度予想です。
  • カラオケと温浴は緊急事態宣言解除に合わせた増収増益を狙っています。が…現在はオミクロン株の出現で蔓延防止法が再び。下方修正は免れないでしょうか。
  • 不動産管理事業は単月黒字を達成しているので軌道に乗りそうですね。

決算分析6.2157-コシダカホールディングス

  • B/S資産の部です。
  • 資産合計が25億減っています。
  • 流動資産の現金預金、有価証券の減額。その他資産の投資有価証券も半額へ。この部分が資産減少の主要因でしょうか。財務が思いっきり傷んでいるのが分かります。
  • 有形固定資産を除くと流動資産+投資有価証券で98億ほどが流動性が高い資産となる形.かな?

決算分析7.2157-コシダカホールディングス

  • 負債の部です。
  • こちらは利益剰余金が吹っ飛んでいるので純資産が10%以上目減りしています。
  • 長期借入金が24億増加。出店と資金繰り確保でしょう。
  • 流動資産が100億なので資金繰りがちょっと心配です。

決算分析8.2157-コシダカホールディングス

  • PLです。
  • 厳しい!売上原価率が100%を超えています。
  • 間接費である販管費が全く回収できておらずです。これはキツイ。
  • 対して営業外で補助金収入が38億もドカンと入ってきています。これが無ければ….。
  • 減損損失はシンガポール拠点の撤退等かもしれませんね。14.9億はかなりデカいです。

いやぁ….厳しい。相当厳しい業績と財務ですね。

21年8月期決算短信より抜粋


4.魅力とリスク

コシダカホールディングス(2157)の事業面の魅力とリスクを考えてみます。

魅力

  • エンタメをインフラに。中期経営ビジョンを達成するべく、コロナ禍で厳しい中、主力のカラオケ事業は出店姿勢!
  • コロナ前はカラオケ、不動産管理事業は利益率10%以上の高利益率体質
  • 不動産管理事業は前橋店舗が軌道に載っているようで安定黒字化の期待
  • 巨額赤字で厳しい中4円配当。来期8円へ復配予想を出す還元姿勢

リスク

  • まんえん防止法、緊急事態再宣言による時短・営業自粛
  • コロナ長期化に伴う資金繰り悪化
  • シンガポールに変わる海外市場の展開

  以上です!

*当サイトで分析している内容は独断と偏見に満ちているため、内容間違いもあるかもしれません。投資は自己責任でお願いします。

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