資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!
資産株紹介シリーズ第170弾-①!(過去記事一覧はこちら)
土木用プラントメーカーでアスファルトプラントで首位の日工(63069です。配当+優待利回り5.8%です。(株価608円、30円配当、優待500円前提)
リーマンショックで赤字でしたがその後順調に業績は向上。売上原価率も78%→73%として改善し稼ぐ力が伸びてきています。
自己資本比率60%台で流動資産>総負債、利益剰余金・現金預金も長期的に伸びてきており財務強化も進んでいます。
長期的に増配傾向であり2010年から5倍以上になっており長期保有に適していますね。
日エの指標面での魅力は以下!
- 配当+優待利回り5.8%
- 株主優待は100株1年保有でQUOカード500円
- リーマンショック後、業績は向上し安定黒字へ
- 自己資本比率60%台、流動資産>総負債、現金預金も豊富で財務も堅い
- 2010年6円→30円と12年で5倍へ増配
事業概要、直近業績面の分析は以下です。
https://ie36ken.com/assets-stock/6306-2
資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。
【前半:指標面、過去実績分析】
- 配当+優待利回り,割安指標,チャート
- 財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
- 業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
- 過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
- その他(銘柄独自の魅力/リスク等)
【後半:事業概要、直近決算分析】
- 会社情報
- 事業概要orセグメント別分析
- 直近決算分析
- その他(事業面での魅力/リスク等)
分析は以下の
- 10年間で資産価値を2.5倍にした!
資産株ノウハウに従っています。
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%!
1.各種指標 (配当+優待利回り5.8%) 株主優待(QUOカード500円)5年株価チャート
配当+優待利回りや割安指標、株主優待、チャートを紹介します。
各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- PER/PBR/ミックス係数
- 配当は40円配を出す時もありましたが、33円、今期30円予想と減配傾向です。
- ですが30円配当は無理なく出せるレベルなのでここから踏みとどまると見ます。
- 優待は1年保有必要ですが総合利回り5.8%は魅力的ですね。
株主優待(1年保有でQUOカード500円)
日工の株主優待は100株1年保有で500円のQUOカードがもらえます。(100株保有時)
株主優待をもらうには
- 3月末日
- 1年保有
に100株以上保有している必要があります。
500株以上だと1口1000円相当の優待から選べる優待になります。500株1年保有で1口、3年保有で2口。
2000株以上だと4口、3年保有で8口になります。
QUOカードを選べば長期保有では100株辺り400円の優待金額は中々悪くないですね。
株主優待より抜粋
株価チャート
- 業績向上で増配傾向であるため株価は長期的には右肩上がりです。
- 利回り重視でなければ仕込めないチャートですね。業績急落や急減配に注意が必要です。
100株保有は余裕です。
tradingview よりチャート転載
2.財務分析
配当+優待利回り5.8%を維持できるか財務体質を調べます。
- 高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
- 体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)
を確認していきます。 株主資本の増加と利益剰余金の増加を見る事で財務体質の強化具合を把握します。 現金等の金額推移をみる事で短期的な配当余力や支払い能力がどれほどあるかも把握します。 IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
財務分析
- 純資産、利益剰余金、現金等が長期的には伸びています。
- 有利子負債は20億前後で安定していますね。
- 財務は長期的に良化しています。
- 流動資産>総負債の構図で資金繰り面も問題なさそうです。
配当+優待利回り5.8%は長期維持できそうですね。
3.業績
配当+優待利回り5.8%を維持できるか資産株としての体力を培う業績です。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
の推移を見ていきます。
- 黒字を維持できるか
を第一に見ます。次いで、効率的な経営が出来ているかを見るために
- 営業利益率、経常利益率
を見ます。
業績
- リーマンショックで営業赤字に転落もそこから復活。
- 営業利益20億前後で安定黒字を出せるようになってきています。
- 営業利益率は5~7%程度でまずまずですね。
- 利益率が改善してきていますが、売上原価率が78%→73%台へ改善されてきているのが要因と考えられます。
配当+優待利回り5.8%は長期的には問題ないと見ます。
4.配当金、自社株買い
株主還元姿勢をみます。
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などで判断します。
配当金、自社株買い
- 6円→33円と増配傾向です。
- 20年は記念配で40円配当。21年は中間18円配当でしたが22年は15円ずつの30円配当予想です。
- 配当性向が60%台と高めになってきていますが財務面からは問題ないと見ます。
配当+優待利回り5.8%は維持できると見ますが現在の業績安定が前提です。
5.魅力とリスク
日工の魅力とリスクを考えてみます。
魅力
- 配当+優待利回り5.8%
- 株主優待は100株1年保有でQUOカード500円
- 500株3年保有で2000円相当(QUOカードも選択可)で優待利回りの枚数増加による減少が少ない
- リーマンショック後、業績は向上し安定黒字へ
- 自己資本比率60%台、流動資産>総負債、現金預金も豊富で財務も堅い
- 2010年6円→30円と12年で5倍へ増配
リスク
- 40円記念配後、33円、30円予想と減配傾向
- 下限配当や配当性向、還元姿勢次第では業績悪化で30円を割る可能性も考えられる(19年以降急激に増配しすぎな傾向も)
以上です!
*当サイトで分析している内容は独断と偏見に満ちているため、内容間違いもあるかもしれません。投資は自己責任でお願いします。
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