資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!
資産株紹介シリーズ第169弾-①!(過去記事一覧はこちら)
清掃、サニタリー等の日用品を手掛けるメーカー、レック(7874)です。
100均アイテムを取り扱っておりこの分野で成長してきた会社です。
株主優待は100株保有で3000円相当の自社関連商品です。配当+優待利回りは7.1%です。(株価902円、配当34円、優待3000円で計算)
業績は2013~15年まで低調でしたが16年以降ブレイクし17年以降は営業利益1桁から35億以上稼ぐようになっています。(直近は減益基調) 財務は現金預金が増えていますが有利子負債も増加しています。
ですが、資産株として保有するには流動資産>総負債の構図なのでまま問題はないと見ています。
配当は長らく10円が続いていましたが、徐々に増配し、今期は17円→34円と大幅増配に乗り出しています。 加えて自社株買いも長らくやっていなかったのが21年度に16億円の大規模自社株買いを発動しています。増配と併せて還元姿勢が一気に出てきましたね。
レックの指標面での魅力は以下!
- 配当+優待利回り7.1%
- 株主優待は100株保有で自社関連商品3000円
- 16年以降、ブレイクし17年以降は営業利益35億円以上で推移
- 直近有利子負債、現金預金増加ながら、流動資産>総負債で財務は良好
- 還元姿勢増加!非減配銘柄!10円から徐々に増配し、今期は17円→34円へ大幅増配!
- 加えて16億の大規模自社株買い実施!(21年)
事業概要、直近業績面の分析は以下です。
https://ie36ken.com/assets-stock/7874-2
資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。 【前半:指標面、過去実績分析】
- 配当+優待利回り,割安指標,チャート
- 財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
- 業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
- 過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
- その他(銘柄独自の魅力/リスク等)
【後半:事業概要、直近決算分析】
- 会社情報
- 事業概要orセグメント別分析
- 直近決算分析
- その他(事業面での魅力/リスク等)
分析は以下の
- 10年間で資産価値を2.5倍にした!
資産株ノウハウに従っています。
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】
1.各種指標 (配当+優待利回り7.1%) 株主優待(自社関連商品3000円)5年株価チャート
配当+優待利回りや割安指標、株主優待、チャートを紹介します。
各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- PER/PBR/ミックス係数
- 指標面ではそこそこに割安です。
- 配当と優待利回りのバランス良しですね。
- 総合利回り7%越えは素晴らしいです。
株主優待(自社関連商品3000円)
レックの株主優待は自社関連商品3000円がもらえます。(100株保有時) 株主優待をもらうには
- 3月末日
に100株以上保有している必要があります。
なんでも18年に傘下に入れたバルサン関連が多いのだとか..。
5年株価チャート
- 業績向上でブレイクしていましたが最近は業績横ばいから減益傾向になってきているため下がり気味です。
- コロナ後一時1600円超えになってからジリジリと下がり続けて一時900円割れして現在の位置です。
コロナショック安値水準ですね。単元仕込むには良い位置かと思います。
100株保有は余裕です。
tradingview よりチャート転載
2.財務分析
配当+優待利回り7.1%を維持できるか財務体質を調べます。
- 高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
- 体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)
を確認していきます。 株主資本の増加と利益剰余金の増加を見る事で財務体質の強化具合を把握します。 現金等の金額推移をみる事で短期的な配当余力や支払い能力がどれほどあるかも把握します。 IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
財務分析
- 株主資本、利益剰余金、現金預金は増加傾向で良いです
- しかし、最近の現金預金の伸びは有利子負債も同程度増えているので何とも言えませんね。
- 18年に有利子負債が増えているのはバルサンを傘下に収めたためでしょうか。
- 財務構成は流動資産>総負債なのでまずまず良しです。
配当+優待利回り7.1%は問題ないと見ます。
3.業績
配当+優待利回り7.1%を維持できるか資産株としての体力を培う業績です。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
の推移を見ていきます。
- 黒字を維持できるか
を第一に見ます。次いで、効率的な経営が出来ているかを見るために
- 営業利益率、経常利益率
を見ます。
業績
- 水面下の13,14年を除けば営業利益率5%以上が実力といったところ。
- 17年のブレイク以降は黒字安定しています。
- 売上原価率は68%程度から63%前後に良化してきており稼ぐ力が増していますね。
配当+優待利回り7.1%は長期的には問題ないと見ます。
4.配当金、自社株買い
株主還元姿勢をみます。
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などで判断します。
配当金、自社株買い
- 長らく10円配当だったものが17年に業績向上を背景に増配姿勢に転じた形でしょうか。
- 21年には34円と倍額へ増配して総合利回り5%越えで魅力が増しました。
- 13年、21年と減益下での自社株買いも見事ですね。
配当+優待利回り7.1%は問題ないと見ます。
5.魅力とリスク
レックの魅力とリスクを考えてみます。
魅力
- 配当+優待利回り7.1%
- 株主優待は100株保有で自社関連商品3000円
- 16年以降、ブレイクし17年以降は営業利益35億円以上で推移
- 直近有利子負債、現金預金増加ながら、流動資産>総負債で財務は良好
- 還元姿勢増加!非減配銘柄!10円から徐々に増配し、今期は17円→34円へ大幅増配!
- 加えて16億の大規模自社株買い実施!(21年)
リスク
- 22年業績は低調で減益基調。長期化するかの見極めが必要か
- 有利子負債増加の使い道は還元姿勢以外に無いかは注視が必要か
以上です!
*当サイトで分析している内容は独断と偏見に満ちているため、内容間違いもあるかもしれません。投資は自己責任でお願いします。
他の資産株分析も宜しければ閲覧ください。
閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ! 会社四季報はお宝銘柄がいっぱいです。ぜひ、この機会にお宝銘柄を探してみては如何でしょうか?
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