資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!
資産株紹介シリーズ第169弾-②!(過去記事一覧はこちら)
総合家庭用品を手掛け、100均アイテムも展開しているレック(7874)です。
原料高、海上運賃高で今期は減益ですが営業利益30億オーバー。連結配当性向20%の配当方針。借入は長期借入で賄っているため息の長い事業経営が出来る環境。
レックの事業面での魅力は以下!
- 清掃用品中心に100均等、幅広い総合家庭用品メーカー
- 生活用品中心なので業績安定しやすいか?
- 原油高、海上運賃高でも営業利益30億オーバーで安定黒字
- 連結配当性向20%方針。将来増配余地有か
- 借入は長期借入が中心で資金繰り問題無し
指標面の分析は以下です。
https://ie36ken.com/assets-stock/7874-1
資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。
【前半:指標面、過去実績分析】
- 配当+優待利回り,割安指標,チャート
- 財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
- 業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
- 過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
- まとめ(銘柄独自の魅力/リスク等)
【後半:事業概要、直近決算分析】
- 会社情報
- 事業概要orセグメント別分析
- 直近決算分析
- まとめ(事業面での魅力/リスク等)
分析は以下の
- 10年間で資産価値を2.5倍にした!
資産株ノウハウに従っています。
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】
1.会社情報
主力収益事業(セグメント分析)や直近決算を掘り下げていきます。
- 株式会社レック
- 昭和58年設立
- 東京証券取引所第一部上場
- 事業内容:
“総合家庭用品メーカー”
インテリア、キッチン、ペット用品、トイレ用品、工具、消臭剤、マット….超多種類です。
会社概要 より抜粋
2.セグメント別分析
- 単一セグメントなので作っている商品概要をざっくり載せます。
- 総合家庭用品メーカーとして上図に紹介されている用品を複数様々展開されています。
- 一部商品ヒストリーより抜粋です。
- あ…これ100円ショップで見た事ある。と思えるものがいくつかありますね。
- 商品構成を見ているとハウスクリーナー関連の備品が多いようです。
3.決算分析
- 22年3月期第三四半期決算短信を掘り下げます。
- 前年同期比増収減益です。原材料高などが影響しているのでしょうか。
- 配当は昨年と変わらず34円配当です。配当性向は20%で設定されています。
- このままいくと配当性向通りなら減配ですが過去10年以上非減配で好財務なので減配は無いのでは…?と思います。
- 定性要因です。
- 減益要因は原材料高や海上運賃上昇や子会社の清算費用が影響しているそうです。
- 売上は伸びているので、これだけ厳しい状況でも赤字にならない程度の減益なのでこれは安心できますね。原油高、運賃上昇が治まれば営業利益50億に返り咲くことも狙える期待感があります。
- B/S資産の部です。
- 現金預金と手形で320億ほどあります。有価証券で41億。
- おおよそ資産の半分弱が現金化しやすい資産ですね。仕掛品や商品もそこまで多くないので良しです。
- 負債の部です。
- 流動負債は104億。固定負債は304億。
- 有利子負債が増えた要因は長期借入金だったのですね。
- 長期借入なら返済に余裕があるのでどっしりと構えて事業が展開できます。
- 資金繰りは問題なさそうですね。配当維持も大丈夫そうです。
- P/Lです。
- 売上原価率が3.5%も上がっています。これが原材料高や海上運賃増の影響でしょうか。
- 販管費も上がっていますが増収なので商品開発に力を入れているのかもしれません。
- 支払い利息が長期借入が多いため絶えず発生していますね。
- 原材料高、海上運賃高が治まれば営業利益10億単位の回復が見込めそうですね。
22年3月期第三四半期決算短信より抜粋
4.魅力とリスク
レックの魅力とリスクを考えてみます。
魅力
- 清掃用品中心に100均等、幅広い総合家庭用品メーカー
- 生活用品中心なので業績安定しやすいか?
- 原油高、海上運賃高でも営業利益30億オーバーで安定黒字
- 連結配当性向20%方針。将来増配余地有か
- 借入は長期借入が中心で資金繰り問題無し
リスク
- 原油高、海上運賃高が長期化・拡大すると減益影響拡大
- 連結配当性向20%方針であるため今期減益で素直に従えば減配
だが、10年以上非減配であることや財務に余力あるため実質累進配当は期待したい
以上です!
*当サイトで分析している内容は独断と偏見に満ちているため、内容間違いもあるかもしれません。
投資は自己責任でお願いします。
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