2022年6月号のダイヤモンドZAiのざっくり書籍レビューです。
インフレと米国金利上昇、ウクライナ情勢不安などを経て今年の株式市場は厳しい状況が続いています。株価が上がりづらい時ですが、そんな時に有効な高配当株特集が紹介されています。
今月号では
- 攻めと守りの高配当株
- 億り人8人の投資戦略
がメイン記事ですね。他には、年末からの波乱相場での読者200人アンケート調査を赤裸々に掲載されています。読者アンケートは…..大半が50~60代で20代の掲載がゼロ。30代後半がちらほら…..この雑誌の読者層の高齢化が見てとれますね。。紙媒体の雑誌が僕も読みやすいので購読していますが、20代は殆ど見ない…のかな?と自分が時代に取り残されている感が心配な今日この頃です。
上記メイン2記事をざっくりと掘り下げます。
今月号のダイヤモンドザイはこちら!
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1.攻めと守りの高配当株
- プライム市場の高利回り株トップ100!、ド定番高配当株14!
- 値上がり益と配当を狙う二刀流う高配当株28
- 減配しない超安定高配当株39
この3パート構成で紹介されています。
冒頭で高配当株投資の有効性を理解するために、現在の市場状況や高配当株が波乱相場で有効な理由を論理的に分かりやすく紹介されています。(急落場面でも底堅い過去の実績データの紹介等。)
プライム市場の高利回り株トップ100では100銘柄の投資判断や配当利回り、時価総額や業績の増益率と共に銘柄コメントがずらっと載っています。個人的には序盤の超高利回り銘柄はあまり魅力が無く(永続的に配当が続くと考えられる銘柄が少ない)、6%前後からの20位以降で良い銘柄がいくつかありました。ここは繰り返し読み返したいですね。
ド定番高配当株ではメガバンクや通信の話がありました。通信で大手ではいつもKDDIがソフトバンクやNTTと比べると微妙な位置づけで紹介されていますが、成長性考えるとここが一番良いと思い、優待単元分を家族口座全て揃えて集中投資しています。還元姿勢も豊富ですね。その他、商社の紹介もされていますがド定番商社は上がり過ぎているので魅力は薄いです。(利回りが良くて指標が割安でも上がり過ぎていると見てます。)
値上がりと配当を狙う二刀流株は配当利回り3%以上の銘柄が紹介されています。1社、目から鱗の長い間好業績を叩き出している優良銘柄があったのでウォッチしたいと思います。
減配しない超高配当株は防御力ピカ一にはちょっと見えない銘柄が紹介されています。減配はしないけど…..まだまだ指標が割高で減配しないけど配当利回りが低いのでまだまだ下がるだろうな….という銘柄がメインで紹介されていたので?でした。収益が安定&財務が盤石の株や逆風でも買われて下がりにくい株の中には良い銘柄がいくつかありました。(利回り面と指標面、チャートの過熱感無しな良い銘柄。)
2.億り人8人の投資戦略
年末からの急落に備えてどのように方針転換して乗り切ったのかを特集されている記事です。考え方が様々ありますが、とても参考になります。
- 成長株の弱さから現金比率を高めて備える
- 債券でディフェンス強化
- レバレッジ型投信買いの高難度のワザ
- 下落基調のいつもは買えない高配当株を買う傍らヘッジとして売りも扱っているワザ
- 相場観に踊らされる事なく、自分の投資スタイルを淡々と貫く方
など、時間をかけて自分のものにされたワザを惜しみなく披露されている良い特集でした。桐谷さんの急落相場で分散買いされた銘柄一覧も載っていました。めちゃくちゃ被ってますね….僕も沢山買いました。
特集を見ていて思ったのは、ディフェンスとオフェンスを使い分ける投資が出来ている方が大成されているな。。という事です。僕の投資法はバリューと高配当株が中心ですが、ヘッジ型の投資手法が全く確立できていないので強烈な含み損を抱えてしまいます。
以上です。 投資家とランナーに幸あれ!
今月号のダイヤモンドザイに興味がある方はこちらを参考ください。
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