九州地盤の地方スーパー連合のリテールパートナーズ(8167)から株主優待JCBギフトカードとともに20年2月期の決算報告書が届きました。株価がかなり上がってしまいましたがリテールパートナーズは魅力的な銘柄でした。
株主優待の内容と報告書内容、その他情報についてまとめたいと思います。
リテールパートナーズの魅力を簡単にまとめると
- 10年間、安定黒字で大きな減益は無し
- 無理ない範囲で10年で2倍へ増配の20円配当!
- 財務基盤は堅く健全
- M&Aが得意?。18年度は資産価値よりも良い条件で関係スーパーを傘下に収め資産増額!
- 資産バリュー株
- 株主優待はスーパーで使える割引券か、全国で使えるJCBギフトカードかカタログギフトを選べる(100株保有は割引券かギフトカードのみ)
ですね。僕は株価が800円台の時に参入しました。その後、コロナショックで酷い下げで含み損になったところ、総合利回りが5%を超えているので家族口座含めて300株まで増やしました。長期保有のつもりでしたが、まさかのダブルバガー以上になってしまったので手放してしましました。
ですが、好財務で安定配当・優待が望める企業なので株価がまた850円以下辺りになれば参入したいと思います。
リテールパートナーズについてまとめた資産株はこちらです。良かったら併せて閲覧ください。
8167 リテールパートナーズ 株主優待 JCBギフトカード 配当+優待利回り4.9%!【資産株お勧め38.】
1.株主優待-JCBギフトカード
- 僕が選んだのはJCBギフトカードです。滋賀には近隣にお店が無いので。
- 綺麗な入れ物に入って、見た事のある有名なロゴがありますね。
- 中身を見ると、利用の手引きと共に金券JCBギフトカードが入ってましたよ!
- 期限が無いので気長に保有できるのが嬉しいところです
株価が冴えなかったらこれを毎半年もらうのは楽しみですよね。リテールパートナーズの優待は年二回あるのが特徴です。
2.20年度決算概要
- 営業収益(売上に変わるもの)は微減、営業利益と当期利益も併せて減少
- 販売費と一般管理販売費の増加が営業減益には効いたようです。(9.6%の前期比減益)
- 経常利益は6.4%の減益。更に、減損損失や有価証券評価損が重なり、当期純利益は29.9%減です。
- ここのところの業績は冴えない感じですが、大きな減益ではないので安心できます。
- そりゃあ、この業績なら株価は冴えないよな….と思っていたのがコロナショックで600円を割っていた時です。
そんな中でも、子口座の200株を勢い良く買えたのは好財務で配当と優待が維持できる核心があったからです。また、バローとの提携もあったのでこのまま下げ続けるわけにはいかないという会社の意志も感じました。
来期業績予想を出せない会社が多い中、来期予想は
- 営業収益は-0.2%減
- 営業利益は-10.4%減
- 経常利益は-8%減
- 当期利益は+16%
となっており、微減益基調は変わっていないようです。コロナショックが加わったにしては大した減益幅にはなっておらず例年通りですね。
3.東証1部昇格!増配!
- なんと!!このニュースには正直驚きました。このタイミングで1部昇格とは…
- 1部昇格となると話は変わってきます。同じ地方スーパー銘柄でも1部上場同士と比較すると収益バリュー、資産バリューともに割安水準がとびぬけます。
- 更に、減益基調でありながら1部上場記念配で2円増配の22円!好財務だから出来る技ですね!
- これをきっかけに株価は発表前の4/17に820円だったのが一気に970円に急上昇!
- ここにスーパー関連銘柄はコロナでは追風基調であることが上乗せされて株価は右肩上がりに
ダブルバガー達成になりました。まだ、上がるかもしれませんが、ここで満足ですね。
1部上場までは長い道のりだったようです。1984年に広島証券取引所、次年度に大阪証券取引所二部へ。その後、15年かかって東証二部へ上場。一部上場まではここから更に20年、息の長い道のりでしたね。
今後は一部上場の責任を果たすために
- 資金調達力の拡大
- 財務体質強化
- 知名度向上
- 優秀な人材確保
- 適正な株価形成、流動性の増大
に注力されるそうです。もう、800円台の株価は見られないかもしれないですね。ちなみに今の株価は5年来高値2番目ぐらいの水準です。18年6月に付けた1893円というのが上場来高値になるようです。ここを超えるかもしれませんね。
以上です!
今後の株主優待も楽しみです☆
いよいよ来月は3月優待権利銘柄のラッシュです。僕の記事も優待到着記事がラッシュになりそうです笑
投資家とランナーに幸あれ!