株式投資戦略(値上がり期待株、資産株)の検討34(21年12月02日)

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2021年12月02日の株式投資戦略です。 日経平均やTOPIXは当てにならないぐらいMy PFが急落しています。グロースは先週撤退すべきと思えるぐらいでしたが、決算がまだなのです。
  • エニグモは12月14日
  • トビラシステムズは12月10日
  • イトクロは12月10日
エニグモは1000円を割り込み年初来安値更新。でも、そこから一気に900円を切りにいくようには見えずです。トビラシステムズは1000円を割ってからあっさり900円を割り加速。好業績でもPER/PBRが高すぎるのでしょうね。成長は確実にしていますがその速度が遅いので(年間で利益が30%、40%増えていくような形ではない)、グロースの中でも期待感は薄いのでしょうね。 イトクロは上場来安値を3日連続で更新。機関の空売りが更に加速し信用買い残が更に積み上がっており、セリングクライマックス(信用で買っている個人が追証で強制売り買いや損失に耐えられず売る)を一気に狙いにいく強烈な下げがここ3日で展開されています。 この3銘柄。将来動向どう考えるかですが、エニグモとトビラシステムズは3年以上保有するならば成長路線が崩れなければ元の買値に戻るのかと思います。 イトクロは利益横ばいだとしても金の生る木のストックビジネスを展開しているのであと5年もすれば株価=現金預金となる事が見えます。こんな状態になればおのずと株価は上がっていくはず。 来年1年は金利も上がりテーパリングもなるため厳しいでしょう。でも、超長期で見た時に各国の金利って下落しています。コロナ後の需要に対応しきったらいずれ金利はまた落ちてくるのかと思います。その時が、この3銘柄の逆襲のチャンス。なので、目指すは23年以降。そういう気持ちで1年以上耐える時だと思います。
  1. 監視銘柄の管理と参入タイミングの検討
  2. 今後の投資戦略や方針検討
僕自身の忘備録以外に以下の方の参考になればと思います。
  • 値上がり期待株の投資戦略を検討している方
  • 高配当、優待銘柄の投資戦略を検討している方
  • どのように銘柄分析や買いタイミングを検討すればよいのか、一事例を知りたい方
*本記事は、推定や憶測が基本であるため、事実と異なる事が多々あります。投資は自己責任でお願いします。

 

1.値上がり期待株(バリュー、グロース、大型株)の戦略検討

SBI証券のポートフォリオ機能を使って目標購入単価を参考価格として入れています。

バリュー、グロース株2

バリュー株2
  • 今回はバリュー・グロース株2の掘り下げです。
  • 日本乾溜がだいぶ下がりましたね。ここは1000株保有で長期でQUOカード5000円。10円配当。総合利回りはそこそこですが資産バリュー株な上に着実に成長しています。ここは1000株買っても良い水準になってきたように思います。長期保有では報われる銘柄。
  • 中部飼料も下げが止まりませんが、その下げ方はマイルドになってきています。コツ買いが有効です。総合利回りは3.5%を超えてきました(1000株長期保有時)
  • ユシロも魅力的です。最早バリュー株なだけでなく資産株扱いで保有しても良い水準です。48円配は続くと見れば配当利回りは4.5%。資産株購入という扱いで仕込み将来は値上がりも期待しつつ上がらなければ永久に48円保有を続けるのみという戦略が良いと思います。
  • この全体が下げる中でパイオラックスは上がっているのでは?ここは競争力のある商品で利益率世界シェア共に高いのでもっと下がった時に欲しいですが下がりませんね。

大型株2

大型株2
  • 大型株2を見ます。
  • ここはやはり、好決算で高配当。増配が期待できるイオンフィナンシャルでしょう。復配でもしかすると60円以上の配当が復活するのであれば配当利回りは5%水準。コツコツとネオモバで下がる度に1株ずつ買ってもいいし、1%下がる毎に100株ずつ買ってもいいし….イオングループは2,3年で倒産する事はないと考えるのでコツコツ買っていけばかなり堅いと思います。

永続的優位性を持つと考える株2

ここは勉強中です。ウォーレンバフェットさんの銘柄選択術で一番刺激を受けた
  • 永続的優位性を持つ事業を展開している企業
を僕なりにリストアップして並べています。 永続的優位性を持つ株2
  • 今回は永続的優位性のある事業を持つ銘柄2の掘り下げです。
  • ここはやはりイトクロ一点に注目です。機関の空売りはどうでもいいです。大事なのは来週の決算。大方の予想は良いとみられているようですが、4Qは利益を出しづらいので予定通りの利益に着地できるか…だと思います。でも、注目はそこではなく、来期予想をどう出してくるかです。過去の通期決算での来期予想を見ていると保守的な予想は出していないので増収増益予想を出してくるのが順当に思います。それを先ずは出してくれるだけでいいです。その後、株価が更に下がろうがどうでもいいです。狙いは23年以降なので。ここからの下げは事業構造と手元の現金構造を見ると知れています。換金性が高い資産だけで構成した純資産は1株辺り400円程度。1株益の8割ぐらいはBPSを押し上げるので毎年40円ずつぐらい増えていきます。決算後仮に700円になったとして、あと7年もあれば業績横ばいでも株価=換金性が高い資産となります。こうなる事がストックビジネスを展開している同社は想定できるのでその路線が変わらない限り(変な事業に手を出してキャッシュをムダに吐き出さない限り)23年以降は堅いと見ています。
 

2.資産株2の戦略検討

資産株2
  • 資産株2の掘り下げです。
  • TOWが下げていますね。オミクロン株が蔓延する事は防ぐ事は出来ないでしょう。そう考えると、6回目の緊急事態宣言が発動され、イベント活動が縮小される。これを懸念しての下げでしょうか。
  • 丸三証券をもっと下で単元狙いたいのですが中々下がりません。待ちます。
 

3.その他:中期(3年)視点で望む

値上がり期待で保有している株では実は3年以上持てた事が僕はありません。長くても1.5年ぐらいで勝負を決めていました。でも、35を超えて2年前からもっと掘り下げて深く広い視野で銘柄を見ていく事で色々と見えてきました。仕事の感覚に近いのですが
  • 足元の数字だけを追う(今期業績予想、来期予想、今の財務内容のみを見て判断する)
というところから
  • 事業内容を見る(強みは何か、それは長期で継続するものなのか)
  • 過去10年間の実績はどうなのか?(有言実行、凡事徹底してきたのか)
を中心にここ2年は深く見るようになりました。加えて資産株投資で100以上の銘柄を見てきて分かるのは、5年も10年も保有している中でダブルバガーや4バガーになっている銘柄というのは、上記の事業構造が強い企業かつ着実に業績を伸ばしてもしくは安定してという銘柄でした。 (例を挙げるならば、プロネクサス・タカラ&カンパニー・TOKAIホールディングス) 今、値上がり期待株で分析して投資している銘柄・特にグロース株というのは上記2点が相当期待できる銘柄たちで構成しています。 なので、中期、3年以上を保有するとその事業構造と過去から続く実績が崩れなければいずれハーフ、ダブル、トリプルバガーというのが期待できるものになると考えています。 今後は、グロース株においてはもっと小型で花開く前の銘柄を仕込む(具体的に言うと時価総額50億円以下の小粒銘柄)のが良いと思っています。ひとつ保有銘柄で上げると、ニッソウがそれに当たります。 閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!
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