2021年6月10日の株式投資戦略です。
日経平均は29000円前後で横ばい傾向ですが、個人的な感覚では個別株がかなり上昇しています。特に自動車関連の景気循環株やアフターコロナを見据えたホテル、航空機関連、アパレル関係が物色され始めてきたのでは?と見ています。
情報通信系のグロース株も回復傾向ですね。
対して元気が無いのは、金融系。リースや地銀株、後はインフラ関連でしょうか。元気が無いけれど直近業績は好調で来期予想も安心できる銘柄で、年初来安値付近にあるものは仕込み甲斐がありますね。
以下の考え方で投資戦略は展開しています。
- 監視銘柄の管理と参入タイミングの検討
- 今後の投資戦略や方針検討
僕自身の忘備録以外に以下の方の参考になればと思います。
- 値上がり期待株の投資戦略を検討している方
- 高配当、優待銘柄の投資戦略を検討している方
- どのように銘柄分析や買いタイミングを検討すればよいのか、一事例を知りたい方
*本記事は、推定や憶測が基本であるため、事実と異なる事が多々あります。投資は自己責任でお願いします。
1.値上がり期待株(バリュー、グロース、大型株)の戦略検討
SBI証券のポートフォリオ機能を使って目標購入単価を参考価格として入れています。
バリュー、グロース株
- フリージア・マクロスが一時180円を付けていました。東ソワールの大量保有報告書を提出した事が要因のようです。ここはいつも、花火のように株価が弾けますね。買うのは弾けた後にまた株価が横ばいで110~120円台になったタイミングですね。次にいつ噴くのかは分かりませんが大きな値下がりも無いのでじっと握って花火のように弾ける瞬間をひたすら待つのが向いている株なのでしょう。
- LIFULLが360円台に回復しました。特に材料は出ていないですが地合でしょうか。信用売りが一時増えていたので相当下で拾いたい輩がいるのかなと思って見ていました。今期の業績は国内が振るわずなのでここはいずれにしろ長期戦です。
- オンリーがアフターコロナを意識してかいきなり460円ぐらいから急上昇して500円以上で終えています。2年ぐらい含み損、夏枯れ相場では400円割れも覚悟していましたが意外に早く含み益になりました。業績回復が鮮明になるのはまだまだ先なので、じっと我慢のマネジメントで保有を続けます。
- ラックがセキュリティ関連のテーマ株として取り上げられて上げていますね。とはいえ、1000円を切っているので以前手放した位置よりも下です。業績はまずまずなので闘いを挑んでも良いかもしれません。
- アカツキは6月24日に創業者が退任したようですが、株価にはあまり反応が無かったようです。実はここのバリュー株分析を始めているのですが、主力のゲーム事業が安定収益源となっているので17年以降高営業利益率になっています。ここが安定している限りは今の株価水準は特攻をかけるところかと思います。
- トビラシステムズが情報・通信系の地合が良くなったためか黒字化しました。保有数はわずかですが、今日第二四半期の決算も発表し、計画比増収増益です。これを反映してPTSは上げでスタート。良い傾向です。CEOの方はTwitterで情報発信されているので追いかけてみるのもいいですね。ここは参入障壁の高い独自事業で利益を得ているので堅いと思います。
大型株
- 大型株は製薬関連が伸びていますね。エーザイの特許ニュースの関連でしょうか。保有株参天製薬も1500円台を回復しました。
- USSは1850円という位置で拾ったのは良かったようです。
- CSPも回復してきました。元々仕込んだ3300円にもう少しです。下げたところで追加したので取得単価から見ると含み益に転じました。最近、気づいたのですが吉野家の店舗にCSPのロゴシールが貼ってありました。あぁ….こういうところにも使われているんだな。同社のシステムがと思えた良い瞬間です。身近に保有株の情報があると良いですね。
- ソフトバンクグループが10000円から8000円前後に下落して横ばい微下落傾向なので監視する事にしました。株価が急落したタイミングで世界的に有名なブラックロックが急落したタイミングで仕込んでいるので注目かもしれません。
永続的優位性を持つと考える株
ここは勉強中です。ウォーレンバフェットさんの銘柄選択術で一番刺激を受けた
- 永続的優位性を持つ事業を展開している企業
を僕なりにリストアップして並べています。
- サンコーテクノは比較的全体が物色される中一人停滞しています。来期予想は増収増益予想で悪くない。増配予想。自社株買いもしている。財務は良好。加えてバリュー。全く人気が無いようです。出来高も細いです。こういう株は………….大好きなので買い増しを考えちゃいますね。
- エニグモはファンドの大量報告書が出て以降、株価は順調に上げていますね。通期決算発表したときの1400円台になってきました。年内高値の1800円を….第一四半期決算が好調だったら目指すかもしれません。
- リスクモンスターが一時950円前後までまた落ち込んできましたが何とか盛り返しています。ここは連続増収増益中で来期も増収増益予想なので今の水準は悪くない位置と見ています。下がるならば、買い増し検討です。
- アフターコロナを意識してアメイズが上がってきましたね。少ししか持っていないですが恩恵を受けています。
- プロネクサスはその下のTAKARA&COMPANY共々軟調です。今期減益で着地しましたが計画は超過。来期は増収営業微増益予想で悪くないのですが、値上がり期待の魅力が感じられないのでしょう。しかし、今の水準は高配当と優待を得ながら永続的に続く自社株買いが入っていく事を考えると良い位置だと思っています。なので、ひとまず損益通算。更に買い増し。狙いは来年の3月の優待権利落ち上げを意識したところ。1年かかりますが1300円まで上がる事を考えると25%以上の利益が取れます。これって、かなり良いと思うんですが….市場はそんな長期では期待が無いのですね。僕は買い増しを考えます。昔からずっと知っている銘柄で業績の安定感と自社株買いの堅実的な積み上げがある企業です。
2.資産株の戦略検討
- TOKAIホールディングスは相変わらず低位安定です。買いに見えますね。
- シュッピンが続伸。5月月次売上が好調だったのに加えて、高レーティングが付いた関係で上げたようです。子口座で950円で仕込んだ甲斐がありました。永久保存です。
- JIAがアフターコロナを意識してか上がり始めました。航空機関連が上がっているのでそこに紐づく航空機リースも関連で上がっているのでしょう。加えて第一四半期の経常利益進捗率は59.6%。昨年第二四半期は黒字。予想では第二四半期は赤字出ないと到達しない数字です。上方修正の期待もあるため、安心して保有できる位置ですね。
- グローセルは微妙に上がってきました。
3.その他
6月に入って株式市場が好況になったのでは?と見ています。米国の統計が良かったのもあるでしょうが、3月決算企業が大半である日本株は、配当金が振り込まれる時期。この配当金を使った投資家の買いが入っているのでは…?とも見ています。
加えて、コロナのワクチン接種量の拡大も追い風です。世間では産業医を抱える企業も利用して迅速にワクチンが行きわたる対策が検討されており、接種が意外に早く進むと見た、アフターコロナの買いが入っているのかもしれませんね。
以上です!
閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!