ネオモバ高配当株分析第17弾!
提携先金融機関からの手数料収入が収益源のセブン銀行(8410)です。2008年上場以降は12年非減配で4.2円→11円へ2.6倍増配しています。配当利回りは4.8%です。(11円配当、株価230円前提)
筆頭株主は国内2位の流通グループのセブン・イレブンです。イトーヨーカ堂、ヨークベニマル等、セブンイレブン系の関連企業が大株主に連ねています。信託口もあるので高配当が期待されている銘柄でしょう。
経常利益率が25~30%と高く、5年来安値から10%程度の上昇に収まっており値ごろ感有です。
セブン銀行(8410)がネオモバ定期買付に適している魅力は以下!
- 配当利回り4.8%
 - 高配当でありながら、上場以来12年間非減配であること
 - 配当性向は50%前後と無理ない状態
 - 現金預金が豊富で資金力あり
 - 筆頭株主、大株主がセブンイレブングループ
 - 2019年落ち込むものの、長期的には増収増益基調
 
ネオモバ高配当株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。
- 企業概要(主力事業の収益は安定しているか?)
 - 指標(指標、株主優待、チャートの確認)
 - 財務分析(無理なく高配当を継続できる財務体質か?)
 - 業績(高配当を維持・向上できるか?)
 - 配当、自社株買い推移(非減配年数は何年か?)
 - まとめ
 
一番大事にしたいことは
- 安定した還元(配当や優待)が永久的に得られ続けられるかどうか
 
です。
SBIネオモバイル証券では毎月50万までの取引きは実質20円の費用で可能で1株から株が買えます。
- 最大50銘柄へ定期買付が可能なので投資信託と同様に入金して自動買付できます
 - 入金して毎月一定金額が買えます
 - 購入単価を設定できるので高値掴みを防ぐことができます
 
このため、銘柄選定は自分で行うという楽しみは得られつつ感覚としては投資信託のように運用できます。宜しければ以下のサイトよりネオモバを申込して始めてみては如何でしょうか。
1.企業概要(銀行業)
会社概要です。
- 株式会社セブン銀行
 - 2001年設立
 - 東京証券取引所第一部上場
 - 事業概要
ATMプラットフォーム事業、決済口座事業、その他 
会社案内 より抜粋
事業概要 より抜粋
主力事業は安定した収益を挙げているか?

- 過去4年分の経常収益(普通の企業でいう売上と類似)の推移です。
 - ここの主力はコンビニを中心としたATMからの受入手数料収入です。
 - 過去4年間1037~1087億で微増推移しており非常に安定しています。
 - このセグメント単体での利益は載っていませんがATMという形態から経費は一定と考えます。
 
非常に安定していますね。5年や10年単位では現在の配当を支払えなくなる恐れは全くなさそうです。
2020年決算説明資料等より抜粋
株主還元についてコミットはあるか?(配当性向40%を最低目標!)

- これは非常に的確で分かり易くコンパクトにまとまっている資料ですね。(21年3月期第二四半期決算説明資料ですが)
 - 株主還元では配当性向40%を最低目標に設定し、安定的な配当を出す方針だとコミットしています。
 - この言葉通りに配当金、配当性向は推移しています。
 - ここ5年は常に40%以上。18年に減益となっていますが、安定配当方針を貫き配当性向99%になっても11円配当を継続する実績を魅せています。
 - 財務内容も資産の大半が現金預け金とキャッシュリッチである事が分かり安心です。(本業重視で他にムダな事にお金を入れていない。)
 
これは高配当を長期的に享受し続ける目的で保有するには安心の実績ですね。
2.各種指標
各種指標、株主優待、チャートを紹介します。
各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
 - 1株配当、優待金
 - 配当利回り
 - 優待利回り
 - 総合利回り(配当+優待利回り)
 - 連続非減配年数
 - 過去3年増配率
 - PER/PBR
 

- 指標面は銀行業では割安とは言えない水準ですね。
 - メガバンク、地銀のPER/PBRと比較すれば分かります。
 - ですが、ATM手数料収入が中心という、ストックビジネスと考えれば悪くない位置です。
 - 配当利回り4.8%で5年10年単位で非減配の可能性が非常に高いと見るならば堅く安定した高利回り債券と見なす事ができます。魅力的ですね。
 
株主優待(なし)
セブン銀行には株主優待はありません。
5年株価チャート

- 5年チャートも魅力的な水準です。
 - 過去は440円も付ける高値場面がありましたが、コロナで210円台まで下落。
 - 以降若干戻し、232円の位置です。
 
tradingview よりチャート転載
3.財務分析
高配当を維持できるか財務体質を調べます。
- 配当を支払える原資が増え続けているか
 
を確認します。
IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
財務分析

- ATM手数料収入と言う安定した事業内容であるため、安定して着実に財務内容も強化してきています。
 - あの高配当を継続しながら、株主資本・利益剰余金・現金等を増やし続けています。現金等が増えるというのはATM固体が増えている事と同意だと考えられるため、業績拡大も期待できますね。
 
これは非常に安心できる財務内容と見ます。
4.業績
高還元を維持・向上できるかを見ます。
- 売上高
 - 営業利益
 - 経常利益
 - 利益率
 
の推移を見ていきます。
業績

- 18年に-47%の純利益となる減益がありますが、それ以外の年ではほぼ安定してジリジリと伸びています。
 - 経常利益率は25~30%当りで安定推移といったところです。
 
今期予想はコロナ禍でATM利用が減り減益ですが、この水準でも高配当は維持できるので全く問題なしと見ます。
5.配当金、自社株買い
株主還元姿勢をみます。
- 非減配年数、過去数年間の増配率
 - 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
 - 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
 - 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
 
などを実績の数字で確認します。
連続非減配年数、増配率など

- 上場以来、12年非減配です。(配当チェッカーは18年までの実績のため)
 - 安定しています。
 
*配当チェッカーは2018年の実績まで反映しています。19年は予想となっています。
配当チェッカー より抜粋
配当金、自社株買い

- ここ10年間で配当金は2倍以上に増配しています。
 - 配当性向は凡そ40%前後で推移していますね。最低配当性向方針あたりで推移しており有言実行(10年以上前から40%下限を明言していたかは読み取れずですが)しています。
 - 20年の株価下落もうまく考えて、自社株買いを38億もおもいっきりぶちこんでいます。これはいいですね!
 
6.評価
以下の観点でざっくりと定期買付に適しているかを考えます。
- ①安定性(安定配当継続度)
 - ②戦闘力(業績向上で将来増配や値上がりのある可能性)
 - ③割安性(購入タイミングは良いか?)
 - ④総合評価(どれだけネオモバで定期買付したいか?主旨に合っている銘柄か?)
 
これを
- ◎
 - 〇
 - △
 - ×
 
の順番で評価します。
- ①安定性(◎):ATM手数料ストックビジネス安定
 - ②戦闘力(〇):長期的に伸びており海外展開も
 - ③割安性(△):銀行業では若干割高水準
 - ④総合評価(◎):非減配高配当、ストックビジネスは超長期で安定配当が堅いです
 
以上です!
閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!
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