【株主優待】なんと!カタログギフトとQUOカード2点セット! 5988 パイオラックス 配当+優待利回り6%
資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!
お勧め資産株紹介シリーズ第63弾!(過去記事一覧はこちら)
ニッチな自動車用精密ばねで国内・世界シェアトップの商品を持つさり気ない超絶メーカー5988パイオラックスです。株主優待は300株保有でカタログギフト3000円にQUOカード2000円が付きます!(3年長期保有後にQUOカード追加) 完全無借金経営で自己資本比率85%超えの超キャッシュリッチな安全銘柄です。
*2020年11/6追記。株主優待改悪で100株保有でカタログギフト3000円+QUOカード1000円が300株保有でカタログギフト3000円+QUOカード2000円になりました。(100株保有では500円QUOカード→3年保有で1000円へ増額)
5988パイオラックス購入の決め手は以下
- 国内・世界シェアトップの商品を持っている事
- 完全無借金経営で自己資本比率85%超え、手元現金270億と売上の1/3もあり不況に超強い事
- 配当+優待利回り6%!
- 株主優待は300株保有でカタログギフト3000円+QUOカード2000円の2点セット!
資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。
- 事業概要
- 配当+優待利回り,割安指標,チャート
- 財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
- 業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
- 過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
- その他(銘柄独自の魅力/リスク等)
分析は以下の
- 10年間で資産価値を2.5倍にした!
資産株ノウハウに従っています。
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】
1.パイオラックス-事業概要(ニッチ精密ばね分野で国内・世界シェアトップ)
2.パイオラックス-割安指標(配当+優待利回り6%)
株主優待(カタログギフト3000円+QUOカード1000円)、5年株価チャート
3.パイオラックス-財務分析
4.パイオラックス-業績
5.パイオラックス-配当金・自社株買い
6.パイオラックス-魅力とリスク
1.パイオラックス-事業概要(ニッチ精密ばねで世界・国内シェアトップ)
パイオラックスの事業概要です。
- 会社名:株式会社パイオラックス
- 1939年設立
- 東京証券取引所一部上場
- 事業内容:コイルばね、薄板ばね、ワイヤフォーム、
金属および合成樹脂ファスナー、ユニット機構部品の製造および販売
トップページには、弾性を創造するパイオニアとあります。自動車のバネから医療用のバネまでバネに特化して掘り下げて事業展開されています。
「最大より最良」変化に強い会社。トップメッセージもいちいち渋くて光ります。加藤発条という名前でスタートし、創業は80年を超えています。
パイオラックスという名前はパイオニアと弾性と無限大を掛け合わせた意味を込められた名前だそうです。
会社概要より抜粋
パイオラックスとは?より抜粋
製品案内
- 全国内の自動車・トラックメーカー、住宅設備メーカーがお客様
- 部品サプライヤーとして各分野でトップクラスのシェアを誇る。グローバルニッチを目指している
- 弾性微細加工技術、素材加工技術、形状記憶合金応用技術などを用いて自動車関連・医療関連・生活セキュリティ関連の商品を手掛けています
自動車関連
- 売上高の95%を自動車関連部品が占めますので、ここを掘り下げます
- 1台の車に約1500点の同社製品が搭載されているそうです
- 燃料系部品のコネクタやフィルター類、駆動系部品のエンジン回りのトランスミッションに使われるばね
- 閉開機構部品のエアダンパーは世界シェアNo.1!、ロック関係や国内シェアNo.1!
- ファスナー部品は見栄え性の向上や脱着性の向上を重視した部品、人体に優しい樹脂製部品など多岐に渡ります
- ハーネス(電線)を束ねるクリップ類の生産も
- 自動車だけて相当数の部品があります
製品案内より抜粋
セグメント別情報
- セグメントは自動車関連と医療関連の2つになります
- 2019年決算短信の数字を用いて掘り下げます
セグメント別売上高
- 製品別情報でも説明したように自動車関連が圧倒的です
- 医療機器は育成中ですね。カテーテルなどで使うチューブ関係の部品など作っているようです
セグメント別利益高
- セグメント別利益高についても自動車関連が圧倒的です
- また、売上高利益率も15.5%と製造業では高い比率を保っています
- 医療用機器は8%と若干低めですが製造業では普通ですね
2019年3月期決算短信より抜粋
中期経営計画(2019-2021)
- 21年度には売上高700億円台、営業利益110億円を目指すそうです
- 営業利益率は常に10%以上で、15%を目指しにいきます。
- 外部環境を認識しているページがありましたが、ハッキリと「日産減産」と書いてありました。日産依存から脱却するべく取り組もうとする姿勢が伺えます
- 連結配当性向を25%から30%に増やす予定です。これは資産株投資家にとっては嬉しいですね
- ROEは10%以上を目指すそうです。比較的高めですね。
- 利益剰余金が豊富で完全無借金経営で手元キャッシュが豊富なので連結配当性向は今後まだまだ上がっていく期待があります
中期経営計画2019-2021より抜粋
2.パイオラックス-割安指標
(配当+優待利回り6%)
株主優待(カタログギフト3000円+QUOカード1000円)5年株価チャート
パイオラックスにおける配当+優待利回りや割安指標、株主優待、チャートを紹介します。
パイオラックスの各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- PER/PBR/ミックス係数
- 配当金45円、株主優待は長期保有特典併せて4000円。100株保有には配当と優待のバランスが良い株です
- 減益基調で配当性向が上がってしまいますが、分厚い利益剰余金とキャッシュがあるので45円配当の維持は実質超余裕でしょう。中期的に配当性向30%まで上げるといっているので減益でもここまでは耐える伏線がある。という理解をしました
- キャッシュリッチで自己資本比率が極めて高いため資産バリュー株になっています。この企業の資産は不良債権少ないとみます
*2020年11/6追記:残念ながら株主優待改悪でカタログギフトとQUOカード2000円は300株以上になりました。
株主優待(カタログギフト3000円+QUOカード1000円)
- 優待改悪によって100株保有では長期で3000円のカタログギフト+QUOカード1000円がQUOカード1000円(3年保有,3年未満は500円)となりました。
パイオラックスの株主優待はカタログギフト3000円+QUOカード1000円もらえます。株主優待をもらうためには
- 3月末日
- (QUOカードは)3年以上の長期保有
この期日に100株以上保有している必要があります。
- 100株以上3年未満:パイオラックスグルメ倶楽部ギフト券
- 100株以上3年以上:パイオラックスグルメ倶楽部ギフト券+1000円クオカード
カタログギフトは以下のものから選択できます。食品は果物、お肉、お魚、ラーメンなどどれも美味しそうです。
6月頃に株主優待の案内はがきが届きます。
株主優待より抜粋
パイオラックス5年株価チャート
- 2018年は好業績を背景に3500円は超えた高値を記録していますね
- 現在は1500円以下で5年来安値水準。買いでしょう。
出来高は絶えずあるので100株購入は楽勝でしょう。
tradingview よりチャート転載
3.パイオラックス-財務分析
パイオラックスについて配当+優待利回り6%を維持できるか財務体質を調べます。
- 高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
- 体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)
を確認していきます。
株主資本と利益剰余金の増加額で確認しています。
IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
パイオラックスの財務分析
- 相当に利益率が高く業績が安定している事が伺えます
- 10年間で利益剰余金が2.5倍にも増えています。そのうち大半がキャッシュだと思うと安心感が増しますね
- 今回のコロナショックの影響は受けますが、全く企業存続の危機には陥らないと自信を持っていえます
減益基調ですが、配当+優待利回り6%は維持できるかと思います。
4.パイオラックス-業績
パイオラックスの配当+優待利回り6%を維持できるか資産株としての体力を培う業績です。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
の推移を見ていきます。
- 黒字を維持できるか
を第一に見ます。
パイオラックスの業績
- グローバルニッチを目指す企業なのでひとつひとつは小粒なのでしょう。売上は長期的には伸びていますが飛躍的ではないです。でも、それで良いと思います。手堅いので
- 20年予想は減益ですが、それでも営業利益率は10%超え予想。メーカーでは相当優秀と言えます
減益基調ですが絶えず黒字ですのでいずれ回復するとみてます。業界トップシェアの商品を沢山持ってますからね。配当+優待利回り6%は維持できるとみます
5.パイオラックス-
配当金、自社株買い
パイオラックスの株主還元姿勢をみます。
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などで判断します。
パイラックスの配当金・自社株買い
- 好調な業績を背景に10年間で配当金は7倍弱に増やしてきています
- 15年度の自社株買いは強烈な規模です。今の手持ちキャッシュの10%に達し、発行済み株式数の3%程度は占めています。今回の大幅な下げでもう一度このような自社株買いがあるかもしれません
配当+優待利回り6%は維持できるとみます。
6.パイオラックス-魅力とリスク
僕が考えるパイオラックスの魅力とリスクは以下です。
パイオラックスの魅力
- 国内・世界シェアトップの商品を持っている事
- 完全無借金経営で自己資本比率85%超え、手元現金270億と売上の1/3もあり不況に超強い事
- 配当+優待利回り6%!
- 株主優待はカタログギフト3000円+QUOカード1000円の2点セット!
- 営業利益率10%超えで高利益率の商品が多い事
- 自社株買いも過去大規模なものを実施し、今後も期待出来る事
パイオラックスがここまで下がるとは思いもよりませんでした。まさか買えるとは….それぐらい長期的には自信のある銘柄です。今の値段、即買いすれば長期的には相当堅いでしょう。値上がり益は十分狙えるとみます。
パイオラックスのリスク
- 業界最大手の日本発条との棲み分けが出来ていたが、競合領域に触れるおそれが無いか注意が必要
- 医療分野は利益率が10%以下と低めであるため、今後の拡大戦略に注意
- 円高リスク(1ドル105円以下だとおそらく会社想定より減益)
以上です!
他の資産株分析も宜しければ閲覧ください。
更に詳しくパイオラックスを調べたい方は
会社サイトから有価証券報告書を調べたり
会社四季報で業績、財務、株主構成などを調べられたら如何でしょうか?
閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!
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