2021年4月29日の株式投資戦略です。
日経平均はあまり変化が無いのですが持ち株がズルズルと下がってきています。短期決戦で挑んだ銘柄が振るわず….これは損切りだなと思っている今日この頃です。
決算ラッシュです。ナフコが好決算、来期増配予想を出しましたね。その前に株価が下落していたので一時2200円台を付けて再度下落しました。コロナが長期化するという見立てか来期も増益予想を出すのは意外でした。
主力保有株では
- アサンテ
- エクセディ
- 日本パレットプール
- サンコーテクノ
等が3月決算でドキドキものです。
今週は3の戦略について、保守的業績予想を出す会社の注意点とその傾向を活かした投資方法について掘り下げます。
以下の考え方で投資戦略は展開しています。
- 監視銘柄の管理と参入タイミングの検討
- 今後の投資戦略や方針検討
僕自身の忘備録以外に以下の方の参考になればと思います。
- 値上がり期待株の投資戦略を検討している方
- 高配当、優待銘柄の投資戦略を検討している方
- どのように銘柄分析や買いタイミングを検討すればよいのか、一事例を知りたい方
1.値上がり期待株(バリュー、グロース、大型株)の戦略検討
SBI証券のポートフォリオ機能を使って目標購入単価を参考価格として入れています。
バリュー、グロース株
- 全体的に下がっており、買い水準に達してきている銘柄が多くなってきました。
- LIFULLはやはり魅力的に見えますが中々360円まで下がらないですね。ここを待ちたいところです。
- ラックが手放した水準以下に落ちてきました。これは1000円割れがありそうですね。来期予想次第で。
- Casaが900円を切りそうです。今、この水準にあるという事は今後850、800円も目指すかもしれません。
- 確実な成長を遂げているグリーンクロスがまさかの950円台に突入しています。100株保有でカレンダーを入手しながら値上がり益を狙うのも良いかもしれません。
- 燦ホールディングスも下げています。これは長期的に安定成長株だと僕は踏んだのでコツコツと集めています。1000円以下になりそうですねぇ。
燦ホールディングスはバリュー株分析して、長期的に増収増益で増配傾向。財務も良化している事、営業利益率も高く、団塊の世代が高齢化を迎え…..葬儀需要は10~15年は高原状態になると見ているので今仕込むのは大いに有と見ています。
大型株
- 大型株はCSPが追加水準まで下落してしまいました。追加したいところですが、明らかにセルインメイと夏枯れ相場でまだ下がるのでもう少し様子を見ます。一瞬信じられない水準まで落ちる可能性もあるので。
- 自働車産業は好調ですね。デンソーが446円も前日比で上げています。今期は営業利益50億円超過の1551億円。来期は4000億円台と着実な回復を魅せています。まだ上がっていないSUBARUはねらい目かもしれません。(業績回復予想と復配がきそう。)5年来安値水準ですし、上方修正は確実に来るでしょう。120円配当ぐらいに戻るならば配当利回りは5%以上。実は絶好の仕込み場では?
- 武田薬品も3600円を割れば配当利回り5%水準です。
SUBARUが熱いですね。
永続的優位性を持つと考える株
ここは勉強中です。ウォーレンバフェットさんの銘柄選択術で一番刺激を受けた
- 永続的優位性を持つ事業を展開している企業
を僕なりにリストアップして並べています。
- MS-Japanがマイナスに転じました。チャートの形が悪くデッドクロスです。JACも予想が悪かったので派遣業界の調子が良くないのかもしれません。
- リスクモンスターを1000円ぐらいで欲しいのですが1100円切った後に反転してしまいましたね。気長に待ちます。
2.資産株の戦略検討
- 資産株はグローセルが良い感じに下がってきました。ここに来て下方修正です!後は、来期予想ですね。来期予想が黒字化赤字よりも12円配当が続くのかに僕は注目したいです。財務は良いので多少の赤字でも累進配当は続けられる企業。それを来期も続けられるのか。願わくば来期予想も保守的で400円切るぐらいまで下げて欲しい。12円配当は継続で。
- TOKAIホールディングスが意外に下げてきました。ここは300円ぐらいで仕込んで1100円程度で売却したトリプルバガー資産株です。優待は年2回くるし増配基調なので仕込んでも良いでしょうね。
3.保守的来期予想を出す常連企業に注意!チャンスもアリ!?
今週は決算に関して僕が経験的に持っている考えをまとめます。
.直近の業績と市場動向を元にまともな予想を出す会社はまだいいのですが、保守的な業績予想を出す企業は要注意です。(過去業績と市場動向を元に明らかに悪く見ても増益や横ばい傾向であると考えらえるのに、超減益予想を必ず出す会社です。)信じられないぐらい短期で下げるので。そういう企業は過去の通期決算予想を3~4期分追えば大体分かります。見事に来期予想を出した時に株価が急落していたりするので..
しかし、この考えを逆手にとって闘う戦略もあります。考えられるのは以下2つ。
- 決算発表後に仕込む(株価が右肩下がりで底値圏にあるならば有効)
- 決算発表前に空売りを仕込む(株価急落で手仕舞い)
前者はバリュー株の中でも既に割安水準にある場合、特に有効です。
後者は短期決戦です。当たれば5~10%の利幅が取れます。短期決戦なのでリスクは比較的低めに思います。(信用取引はリスクのないクロスしかやらないので考え方だけですが。)
前者をもう少し掘り下げると、こういう企業は保守的な業績予想を出す代わりに
以上です!
閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!