2021年5月06日の株式投資戦略です。
GWで日本市場は全く動かずでしたが米国株は利上げや金融緩和が緩む見通し等を嫌気してか軟調気味のようですね。日本株は米国株が下げる時は連れ安になる傾向なので、セルインメイの5月通り、ここから8、9月ぐらいまではズルズルと下げていく相場になっていくと見ています。
なので、買い目標単価に達していても容易に買わず、その目標単価に下値余地はないのか?と見直ししていく事を少しずつやっています。
決算ラッシュは5月中旬ぐらいまでで終わるので持株の決算が気になるところです。先週のエクセディのような青天の霹靂(過去3年間の決算短信を読み解いておけば被弾は防げた反省があります。)を考えると、アサンテとサンコーテクノはショッキングな決算ではないと思いますが気になりますね。
以下の考え方で投資戦略は展開しています。
- 監視銘柄の管理と参入タイミングの検討
- 今後の投資戦略や方針検討
僕自身の忘備録以外に以下の方の参考になればと思います。
- 値上がり期待株の投資戦略を検討している方
- 高配当、優待銘柄の投資戦略を検討している方
- どのように銘柄分析や買いタイミングを検討すればよいのか、一事例を知りたい方
1.値上がり期待株(バリュー、グロース、大型株)の戦略検討
SBI証券のポートフォリオ機能を使って目標購入単価を参考価格として入れています。
バリュー、グロース株
- ここから3ヵ月は下げ相場という事を考えて、買い水準を色々と見直ししています。
- 新日本建設→下方修正懸念があるため、ちょっとありえない810円まで修正。下方修正と来期保守的予想が出れば800円も切るかもしれない。
- LIFULL→450円から380円へ修正。良いなと思った株価から反発した。380円前後の水準ならば長期で見て買って良いと思っています。最近、きずなHLDと故人に送る花の配達関連サービスで提携したとありました。
- 総医研は連続増収増益中の素晴らしいグロース株。昨年1000円越えでしたが、多分これはバブル水準。そう考えても業績好調で買いには見えるのですが、どこまで上がるかは….?3~4割増が良いところか?仕込んでも良い株には見えます。成長性が薄れる予想が見えれば即逃げる必要がありますが。
- ラックを1000円へ修正。営業利益が下方修正前の21億へ上方修正。他方、特別損失で純利益は下方修正。しかし、株価は一時1125円ぐらいまで上昇しています。来期予想が気になるところです。来期が今期より営業利益増額予想で、純利益も増額予想。しかし、全体の地合いが悪く1000円前後、1000円を切るようであれば仕込みたいところです。DXのセキュリティ関連銘柄として長期では噴くと見ます。
しかし、僕の照準はあくまでも今は燦HLD。チャートは最悪で信用買い残も増えているので上値は重そうです。短期では買われない。短期は下手くそで上手くないと自覚しているのであくまでも中長期狙いで下がればコツコツ買っていきます。
大型株
- 大型株はSUBARUの目標単価を少し下げました。100円配当来期予想で配当利回り5%水準程度が妥当か…?です。
- CSPは見るも無残で3000円をあっさり割りました。なんと….コロナショックの安値更新です。最高益を出しているのに更新です。新中期計画を25年度予想で出しました。それによると営業利益は4年で1.5倍。業績を伸ばす計画でいるのです、過去実績も伸び悩みがあるも着実に伸びてはいます。流石に売り込まれ過ぎに思いますね。そろそろもう100株追加しても良いのかと見ています。更に、岡三証券でレーティングの引き下げがあり、4000円台→3350円目標に引き下げられています。これも売られた要因でしょう。
他は、SUBARUが熱いですね。日本の三大信号メーカーの一角、日本信号も魅力的な水準になってきました。大型株もほどよく落ちてきていますね。来金超増益予想を出したデンソーを除いて….。
永続的優位性を持つと考える株
ここは勉強中です。ウォーレンバフェットさんの銘柄選択術で一番刺激を受けた
- 永続的優位性を持つ事業を展開している企業
を僕なりにリストアップして並べています。
- 優良企業たちの株価は全然落ちてきませんね。様子見です。様子見が長く続くでしょう。そんな簡単に素晴らしい銘柄が良い水準で手に入るものではないので…。
- ここに最近分析した、エニグモを入れようと思います。エニグモは凄まじい成長率を誇るファッション通販銘柄です。僕の中ではかつての、Yahoo(ITバブルの代表格)を彷彿とさせる未来を感じました。ずぶずぶの含み損ですが少しずつ追加してせめて1000株にはしたいと思っています。
2.資産株の戦略検討
- あみやき亭を少し下げました。コロナが日本では長期化する事で回復には時間を要する事と全体下げ相場で更に下げるだろうなと見ているからです。
- TOKAIホールディングスは30円増配発表を出して素晴らしいのですがチャートの形がめちゃくちゃ悪く、もう一段下げそうなので下げています。資産株分析しましたが、ここの水宅配サービス、携帯サービスユーザーであれば取得したい銘柄ですね。総合利回りが7%を超えてきます。
- グローセルは….下方修正を受けて来期予想もパッとしないと考えられるため、下げています。
- MV西日本は40円へ増配発表し、来期も40円配予想と強気の予想です。イオングループで非減配で頑張っていますが….頑張っていますが無理をしているように見えているのは僕だけですかね…。総合利回り5%水準に入りました。
3.その他
5月のクロス取引一般短期売りが出来る銘柄をSBI証券で探しましたが….3銘柄しかなく、ロクなものがありませんでした。5月だとハニーズホールディングスの優待が魅力的ですね。資産株として現物保有しているので優待を楽しみに継続保有します。
相場の全体過熱感を図る指標として騰落レシオと信用評価損益率を定期的にウォッチする事にしました。騰落レシオはここ1週間の各指標(5日、10日、25日等)が63~85とかなり割安水準になっています。評価損益率は-8%台とまだ下げる余地はありそうです。個人の信用買い残が相当積み上がっているので、これが何を意味するのか考えないといけないですね。素直に考えると信用買い残は短期決戦なので半年程度の間に反対売り買い(売り)があるはずで、そこで売り圧力が出てきます。
ですが、市場が大きく冷え込むと評価損益率は-10%、-15%、-20%とマイナス幅が高まるに連れて追証リスクがあるので、ここのマイナス幅が悪化する度に反対売り買いが徐々に増えるのでは?とも見て取れます。
暫く、指標をウォッチしていきます。
以上です!
閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!