レストラン、ホテル等の厨房機器を企画提案、設計、施工、アフターサービスまで一貫して手掛けるフジマック(5965)より株主優待が到着しました!到着しているのをスッカリ忘れていました笑
優待や事業報告書内容をざっくりと紹介します。
更に、GW明けに何気なく第一四半期を発表しましたが…..。についても簡単に紹介します。
フジマックは資産株記事も書いていますので良かったら閲覧どうぞ。
【株主優待】7万円台でQUOカード2000円! フジマック(5965) 配当+優待利回り5.2%【資産株145.】
1.フジマック(5965)より株主優待QUOカード到着!
- 昨年600円台半ばで取得したフジマック。
- 株主優待内容の変更が2020年にありましたが優待権利落ち日の変更でした。これを見て、しばらくは優待変更はないなと踏んで、家族口座分含めて購入。無事頂く事が出来ました。
- fujimakとシンプルな冊子に入ってきています。
- 取得1年目であるためQUOカードは100株で1000円相当です。
- 1年以上保有である場合、2000円相当に増額されます。
- 優待権利落ち日は12月末日となっています。
- デザインは食器洗い機への皿の取入れ取り出しを自動で行う、アーム型ロボットをバックにした独自の柄ですね。この手のアーム型ロボットは三菱電機でよく見かけています。ロボットを1から設計している訳ではないと考えられるため、おそらく三菱やファナック等のロボメーカーからの仕入れ・ロゴだけ入れているだけでは?と推測します。
- 期末20円一括配当がドカンと入ってきています。
- 株価650円で20円配当はまずまずです。QUOカードが長期保有になれば総合利回り5%越えです。後は、株価が1.5倍ぐらいまで上がるか上がらない限りは総合利回り5%を享受し続ければOKですね。
2.第72期事業報告書-フジマック
- 第72期報告書です。
- 同社は昨年から決算期を変更しており、4月~12月までの決算内容となっています。
- 業績ハイライトです。
- 厨房機器の需要はコロナで急減し、売上高・利益ともにがた落ちとなりました。
- しかし、純資産は大して痛んでいないためコロナ影響が去るまで大した赤字でなければ十分耐えられる企業体力を持ちます。(だから配当は維持できるし、優待も維持できるし、長期保有に安心して突っ込む事が出来ます。)
- 導入製品トピックスです。
- QUOカードの柄に持った、食器自動仕分けロボットのfinibo。コンベアから流れてくるお皿を自動で仕分けできるため、皿洗い後の食器仕分けを自動化できます。おそらく前後の食器洗い、乾燥も自動化されるトータル省人ソリューションを得意先に提案・採用されているでしょう。ただ、これだけの設備を入れるのは設備投資が数千万から億単位かかるイメージなので、この作業だけで月払い30万ほど人件費のかかる担当を月3名以上削減出来るような大規模なところでないと費用対効果が出ないのでは?と思います。(職業がら、自動化するには相当な規模の経済が無いと全く割に合わない事が多いです。自働化する事を目的としてしまう企業が多く、超絶な……減損損失に繋がっています。)
- 自律移動搬送ワゴンも魅力的ですね。予め決めた動線を行ったりきたりするプログラム制御が入っているのかと思います。これで移動ロスを削減。ですが…..こちらも、費用対効果を考えないと….です。1台10万ぐらいのお手頃価格だと入れるメリットはありそうですが、感覚的に100万以上すると….ダメな気がします。(なので、きっと導入されているところは規模の経済が効くところです。1日数百、数千の食事を作っているようなところ)
- 最後のKitchen LinkはDXっぽいですね。スマートファクトリーという言葉が5年ぐらい前に流行りましたが、工場のあらゆるデータを一元管理してボトルネック工程を未然に把握し、対処したりすることが出来る画期的なシステムが入れられたりしています。これは、その厨房工程版といったところかと推測します。飲食業は如何にしてJIT(ジャストインタイム。欲しい時に欲しいものが即真横に来てくれる工程システム)な体制を築くかが鍵です。多分、これは現状出せる生産能力でのJIT体制の実現、及びJIT能力向上に繫がる、一覧の工程のボトルネック部分を見出す事が出来るのだと思います。
3.2021年第一四半期決算は….なんと!!
- 最後に2021年5月14日に発表された第一四半期決算です。
- 元々の通期営業利益予想は会社四季報では1.8億でした。今、第一四半期が終わったところですが通期予想を1.78億に修正しています。
- ん?なら第一四半期の営業利益は0.5億じゃくかな?と思い実績を確認すると…..
- 4.6億!?なんと、第一四半期で通期営業利益を3倍弱オーバーです。第二四半期の3億もオーバーしています。
- ここは第一四半期に利益が集中し、第二第三第四四半期は赤字の体質なのでしょうか?コロナ前も含めて少し遡りましたがそんなことはなく、どの四半期でも黒字は出していました。
- 上方修正を出してこの予想なのですが、社内の利益改善が進んだそうです。
- 眉唾な話かもしれませんが、この営業利益が今後も続くとみると…..通期では16~19億ほどの営業利益が出そうです。これは、コロナ前に出していた営業利益に匹敵します。という事は…….
ワクチン接種は進み始めています。アフターコロナを見据えてあらゆる企業の業績回復が鮮明です…..Go to トラベルやeatの再開も期待できると考えると…….希望的観測ばかりですが、相当に夢が膨らみます。
値上がり期待で試しにザクっと仕込んでも面白いかもしれません。上方修正がどんどん出ていく企業の株というのは持っていてワクワクしますよ☆
以上です!
投資家とランナーに幸あれ!
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