資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!
資産株紹介シリーズ第159弾-①!(過去記事一覧はこちら)
「カラオケまねきねこ」を直営店で運営しているコシダカホールディングス(2157)です。かつてはフィットネス会社のカーブスも子会社化していました。居抜き等で急成長したグロース株のイメージを持っています。温泉施設や不動産管理も手掛けています。
株主優待は100株保有で2000円の株主優待券です。カラオケや温泉施設で利用可能。3年保有で4000円相当です。総合利回りは最大7.8%になります。(株価617円、配当4円、優待4000円前提)
コロナショックで2020年、21年と大不況に見舞われ2期連続赤字計上で青色吐息の状態です。ですが、アフターコロナで収益回復期待もあるため単元保有に踏み切りました。
コシダカホールディングスの指標面での魅力は以下!
- 配当+優待利回り7.1%
- 株主優待は100株保有で2000円の株主優待券(3年保有で4000円へ)
- コロナ前まで小売りでは珍しい成長株
- アフターコロナ復活後に復配期待
- 株価はコロナ前1600円台から400円以下へ下落後、底堅い位置
事業概要、直近業績面の分析は以下です。
https://ie36ken.com/assets-stock/2157-2
資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。
【前半:指標面、過去実績分析】
- 配当+優待利回り,割安指標,チャート
- 財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
- 業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
- 過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
- その他(銘柄独自の魅力/リスク等)
【後半:事業概要、直近決算分析】
- 会社情報
- 事業概要orセグメント別分析
- 直近決算分析
- その他(事業面での魅力/リスク等)
分析は以下の
- 10年間で資産価値を2.5倍にした!
資産株ノウハウに従っています。
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】
1.各種指標 (配当+優待利回り7.1%) 株主優待(3年保有で4000円)5年株価チャート
配当+優待利回りや割安指標、株主優待、チャートを紹介します。
各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- PER/PBR/ミックス係数
- グロース株なので指標面に割安感は見られません。
- ここは完全に優待利回り狙いでの資産株保有です。
- 自社関連優待なので廃止、改悪の可能性は低いと見ます。
株主優待(3年保有で4000円)
コシダカホールディングス の株主優待は自社施設で利用できる優待券がもらえます。(100株保有時)
3年長期保有で4000円になります。
株主優待をもらうには
- 8月末日
に100株以上保有している必要があります。
400株保有では5000円(3年保有10000円)
1000株保有では10000円(3年保有で20000円)
となり、100株保有の利回りが最も高くなります。
株主優待より抜粋
5年株価チャート
- 18年までは800円台で推移しそこからブレイク
- 株価は一時1600円を突き抜け1200~1600のレンジ相場後、切り上げる展開でしたが、コロナショックで急転直下の下落
- 400円以下からジリジリと切り詰めて今の株価位置です。アフターコロナを考えると悪くないですね。
100株保有は余裕です。
tradingview よりチャート転載
2.財務分析
配当+優待利回り7.1%を維持できるか財務体質を調べます。
- 高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
- 体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)
を確認していきます。 株主資本の増加と利益剰余金の増加を見る事で財務体質の強化具合を把握します。 現金等の金額推移をみる事で短期的な配当余力や支払い能力がどれほどあるかも把握します。
IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
財務分析
- コロナ前までは順調に株主資本を増加させていましたがコロナショックで2期連続下落。現金預金も大きく減っています。
- 幸い手元にまだ現金があるため、ここを乗り切れば復活するのでは?と見ています。
- 財務構成は悪めです。
- 流動資産=流動資産で短期的な資金繰り面では流動比率200%を大きく下回っているため、これ以上打撃を受けるとやばそうです。
- 固定資産のうち、現金化しやすい資産(株式など)がどれだけあるかは気になるところです。
配当+優待利回り7.1%はコロナ前の業績の半分戻しにでもなれば大丈夫だと見ています。
3.業績
配当+優待利回り7.1%を維持できるか資産株としての体力を培う業績です。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
の推移を見ていきます。
- 黒字を維持できるか
を第一に見ます。次いで、効率的な経営が出来ているかを見るために
- 営業利益率、経常利益率
を見ます。
業績
- コロナ前までは増収増益を続けており高成長企業でした。
- ですが20年、21年と営業赤字へ転落。ここを乗り切れるかが正念場です。
- 売上原価率は高いですが徐々に改善傾向でした。
- が、コロナで上昇し厳しい状態です。
配当+優待利回り7.1%はアフターコロナの実現にかかっています。
4.配当金、自社株買い
株主還元姿勢をみます。
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などで判断します。
配当金、自社株買い
- 2010年から増配姿勢でしたが21年に陥落し減配へ。
- 財務が強くないためこの急激な赤字での減配は通常でしょう。仕方ない。むしろ、4円配当出しているだけ素晴らしいです。
- 15,16年に大規模な自社株買いを発動しています。コロナ禍の今、実施の好機に見えますが手元資金が枯渇するので出来ないのでしょう。
- 将来業績回復を信じるならば、ここで社債でも発行して…と思いますが業態イメージがコロナ禍では悪いので資金が集まらない…でしょうね。
配当+優待利回り7.1%は業績次第です。が優待改悪は無いのでは?
5.魅力とリスク
コシダカホールディングスの魅力とリスクを考えてみます。
魅力
- 配当+優待利回り7.1%
- 株主優待は100株保有で2000円の株主優待券(3年保有で4000円へ)
- コロナ前まで小売りでは珍しい成長株
- アフターコロナ復活後に復配期待
- 株価はコロナ前1600円台から400円以下へ下落後、底堅い位置
リスク
- コロナショックで財務は痛んでおり流動資産=流動負債の構図
- オミクロン株後、新たなコロナ変異株の出現によるコロナ禍長期化
以上です!
*当サイトで分析している内容は独断と偏見に満ちているため、内容間違いもあるかもしれません。投資は自己責任でお願いします。
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