ネオモバイル証券で高配当株の定期買付を始めて早8カ月。ネオモバで買うのに適した株はどのような株かを追求するため、分析を始めます。一番大事にしたい事は
- 安定した還元(配当や優待)が永久的に得られ続けられるかどうか
です。この観点を軸としながら分析を今後進めていきます。
第一回目は上記の軸を最も体現している30年間減配無しの岡山県の第二地銀銘柄であるトマト銀行(8542)です。ネオモバ高配当株投資を始める上で真っ先に定期買付対象に決めて、初月からずっと定期買付体調とし続けています。配当利回りは4.9%です。(50円配当、株価1025円前提)
トマト銀行がネオモバ定期買付に適している魅力は以下!
- 1990年からずっと50円配当!30年間減配無し!
- 過去10年間の財務体質が強化されている
- 配当性向は常に100%以下で財務体質を強化し無理なく配当を続けている(永久に続けられる環境下に今はいる)
- 5年チャートは右肩下がりで配当利回り4.9%は十分に魅力的である
ネオモバ高配当株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。
- 企業概要(主力事業の収益は安定しているか?)
- 指標(指標、株主優待、チャートの確認)
- 財務分析(無理なく高配当を継続できる財務体質か?)
- 業績(高配当を維持・向上できるか?)
- 配当、自社株買い推移(非減配年数は何年か?)
- まとめ
一番大事にしたいことは
- 安定した還元(配当や優待)が永久的に得られ続けられるかどうか
です。
SBIネオモバイル証券では毎月50万までの取引きは実質20円の費用で可能で1株から株が買えます。
- 最大50銘柄へ定期買付が可能なので投資信託と同様に入金して自動買付できます
- 入金して毎月一定金額が買えます
- 購入単価を設定できるので高値掴みを防ぐことができます
このため、銘柄選定は自分で行うという楽しみは得られつつ感覚としては投資信託のように運用できます。宜しければ以下のサイトよりネオモバを申込して始めてみては如何でしょうか。
1.企業概要(銀行業)
会社概要です。
- 株式会社トマト銀行
- 1931年設立
- 東京証券取引所第一部上場
赤いトマトマークが目印のトマト銀行です。中小企業向けや住宅向けの貸出金が主力事業です。
会社概要 より抜粋
主力事業は安定した収益を挙げているか?
トマト銀行は昨年よりリース事業を始めましたが、それ以前は銀行業一本のため単一セグメント単一事業です。銀行業を主力事業とみなした時、業績の項目を見てもらえれば分かりますが
- 過去10年間、経常利益率7%以上
で推移しており安定した収益を2011年から挙げ続けている事が分かります。実に安定した堅い事業です。
株主還元についてコミットはあるか?
決算説明資料や中期経営計画を見ましたが、明確に記載されているものは見当たりませんでした。
2.各種指標
各種指標、株主優待、チャートを紹介します。
各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- 連続非減配年数
- 過去3年増配率
- PER/PBR
- 1株益はバラつきますが凡そ100円前後となっており、50円配当を続けながら内部留保を貯め込む事が出来る、超ディフェンス型の収益構造です。
- 銀行業なのでPBRの低さの真意はよく分かりません。B/S分析は難易度が高いため省略しています。
- やはり特筆すべきは過去30年間、一度も減配していない事。30年間ずっと50円配当を続けてきました。
- 無理が無いので今後も続けていくでしょう。この安定感がトマト銀行の最大の魅力です。
株主優待(なし)
トマト銀行には株主優待はありません。
5年株価チャート
- 2018年までは1500円前後で推移していました。これだと配当利回りが3.33%なのでさほど魅力は感じないでしょう。
- 僕がネオモバを始めたのは2019年12月。この時に1000円前後で推移しており、配当利回りが5%前後と魅力的水準に達しました。なので、ここだ!とばかりにトマト銀行はずっと定期買付し続けています。
- コロナで800円を一瞬付けましたがすぐに戻しています。800円は超絶バーゲンセールだったでしょう。今の業績推移の限りはもう10年は来ないかもしれません。
- もし800円になるのならば配当利回りが更に上がるのでひたすら買いまくるのみです。
tradingview よりチャート転載
3.財務分析
高配当を維持できるか財務体質を調べます。
- 配当を支払える原資が増え続けているか
を確認します。
IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
財務分析
- 還元原資となる株主資本、利益剰余金、現金等の推移を追います。
- 有利子負債は負の遺産推移として追い、長期的に減少しているかを見ます。
- 有利子負債が19年にはゼロになり、利益剰余金は着実に積み上がっており、株主資本、現金等も長い目で見れば増強しています。
財務体質は強化されてきているので安定配当は今後も継続可能でしょう。
4.業績
高還元を維持・向上できるかを見ます。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
- 利益率
の推移を見ていきます。
業績
- 銀行業なので売上が経常収益になります。
- 利益はばらついていますが、常に黒字です。2009年などは5.69億と1株益で見ると50円に達する場面もありますが、それ以外の年で50円配当を十分に支払い続ける事が可能な利益を挙げ続けているので余裕で大丈夫です。
- 経常利益率は常に7.5%以上あるので高収益体質と言えます。この傾向、今後も維持してほしいですね。
5.配当金、自社株買い
株主還元姿勢をみます。
- 非減配年数、過去数年間の増配率
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などを実績の数字で確認します。
連続非減配年数、増配率など
- 1990年より30年非減配を続けています。(配当チェッカーは19年までのデータしかないため、20年は直近データで確認)
- 増配はありませんので増配率は0%です。
配当チェッカー より抜粋
配当金、自社株買い
- 505050505050505050…..50円配の安定継続です!
- 2011年、12年は業績が悪かったですがそれでも配当性向100%以下。過去からの内部留保蓄積が効いていると見ます。
- 14年以降は配当性向50%以下で安心推移していますね!
- 毎年100万や200万と少額ですが自社株買いもやっています。
6.評価
以下の観点でざっくりと定期買付に適しているかを考えます。
- ①安定性(安定配当継続度)
- ②戦闘力(業績向上で将来増配や値上がりのある可能性)
- ③割安性(購入タイミングは良いか?)
- ④総合評価(どれだけネオモバで定期買付したいか?主旨に合っている銘柄か?)
これを
- ◎
- 〇
- △
- ×
の順番で評価します。
- ①安定性(30年は堅い!):◎
- ②戦闘力(増配余力有):〇
- ③割安性(チャート良し、指標良し):〇
- ④総合評価(申し分なし。今後も継続):◎
以上です!
閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!
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高配当株の定期買付はSBIネオモバイル証券が魅力的です。
SBIネオモバイル証券の魅力
- 1ヵ月辺り50万円までの取引きであれば実質手数料月20円!
(220円手数料に200Tポイントが付きます) - 1Tポイント1円で株の購入資金に出来ます
- 1株から株が買えます!(他証券会社と比較し手数料激安!)
- 1株から買えるので株価の高い銘柄も含めて少額資金で分散投資できます
- 月、50銘柄まで1株から定期買付機能があるのでドルコスト平均法に最適
- 100株投資も出来るので、株主優待銘柄の購入にも向いています
- 1株から申し込めるIPO(新規公開株買付)もあります
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