建設仮設材で安定した利益を出している岡部(5959)より株主優待が到着しました!岡部は好財務で長期保有を目的として保有している資産株です。コロナショックで配当+優待利回りが5%を超えた水準で購入しました。昔持っていて2.5倍になった時に売却しており、そこから購入目標水準まで下げてきたので久しぶりの保有です。
ですが、米国の自動車関連の事業が赤字に転落した事、建設仮設材関連は工事の遅れ等で減益予想となるなど今期業績は良くないため、キャッシュポジションを厚くする意味で配当は28円→14円へ減配しています。
しかし、コロナ禍において急激な減益ではないため(営業利益収支トントンレベルへの悪化)コロナ後は28円配当に戻ってくるとみています。なので継続ホールドです。2月に発表した自社株買いも着実に実行してくれ130万株の取得もしてくれました。だからむしろ下げれば子口座での購入も視野に入れています。
株主優待と株主通信に関してざっくりと掘り下げます。
岡部(5959)の魅力は以下
- 配当+優待利回り5%以上(減配前の水準)
- 株主優待は100株保有で500円のQUOカード×2年二回!
- 営業利益率6~10%程度で安定黒字
- 主力の建設仮設材は営業利益率10%で主力事業に強みあり!
- 今期減配といえど、自社株買い実施(130万株)、約1億円の水準
です。
資産株記事も作成しているので宜しければ閲覧ください。
岡部(5959) 株主優待 QUOカード500円×2回の増配銘柄! 配当+優待利回り5% 【資産株お勧め92.】
1.株主優待案内(6月権利落ち,9月到着)
- 水色の封筒に入ったシンプルな外観です。
- 岡部は毎年6月末と12月末が権利落ちとなっています。
- 今回は6月の権利落ちに伴い3カ月後の9月に株主優待到着となりました。
- 中身のQUOカードです。
- 広告柄ですね。買取サイトでの優待買取価格は低めの90%程度になるかと思います。
- 配当金も獲得です。
- 28円→14円へ減配なので上期配当は7円です。
- コロナで株価下落中に683円で取得したため今回の減配で利回りは3.5%になりました。(配当14円、優待は年間1000円前提)
- 28円配には長期的に戻る事を考えているのでホールド継続です。少なくともコロナの影響が解消されるまでは様子を見ます。
2.2020年中間株主通信概要
- 資源環境保護のため、紙媒体の中間株主通信の発送は取りやめになりました。
- どこも当たり前に入れてくるので、この姿勢は歓迎です!紙を使わない分印刷代や冊子代のコストダウンにもなるので、積もれば配当にも跳ね返るでしょう。
- 他の企業も見習ってほしいところです。
- 業績概要です。
- 2020年は増収減益予想。経常利益がコロナ禍でも5.6億から4.2億と大した減益ではないので長期的には問題ないと見ます。
- 配当金推移です。
- 17年の通常配当から19年までジリジリ増配基調でしたが、キャッシュを確保する事で不測の事態に備えるため思い切って半減へ減配。
- 会社予想が下方修正されたので更なる下方修正もあるかもしれないので仕方なしですね。株主としてはもっと頑張って欲しい思いもありますが、何があるか分からないので。回復時に当初と同じ水準に戻ってもらえれば良いです。
- セグメント別業績です。
- 建設仮設材事業は減収減益ですが営業利益9%台と収益の柱である事は変わらずです。米国関連での減収が効いています。
- 自動車関連事業がとうとう赤字へ転落。ここは撤退した方がいいかもしれません。
- 多角化事業は新規子会社の影響で増収。しかし、海洋事業の業績が振るわず赤字です。ここはこれからですね。
20年中間株主通信 より抜粋
以上です!
投資家とランナーに幸あれ!