資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!
資産株紹介シリーズ第155弾-①!(過去記事一覧はこちら)
近畿圏中心に、首都圏、中部地方で戸建て・マンション・賃貸福祉住宅の設計販売を展開しているサンヨーホームズ(1420)です。
株主優待は100株保有でQUOカード1000円がもらえます。配当+優待利回りは4.8%です(前提:株価729円、配当25円、優待100株1000円)
業績はバラつきがあり、成長株ではないですが16年を除いて営業黒字です。有利子負債は多いですが流動資産>総負債の構図で資金繰りには問題はなし。
目だった良さは無いのですが還元姿勢に惹かれて参入です。特に16年の営業赤字下でも減配せず後に15円→25円に増配した姿勢を評価しました。
サンヨーホームズ(1420)の指標面での魅力は以下!
- 配当+優待利回り4.8%
- 株主優待は100株保有でQUOカード1000円
- 16年営業赤字も以降、黒字継続
- 16年の営業赤字下でも減配する事なく15円配当継続。のちに15円→25円の大幅増配後据え置きの還元姿勢
事業概要、直近業績面の分析は以下です。
https://ie36ken.com/assets-stock/1420-2
資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。
【前半:指標面、過去実績分析】
- 配当+優待利回り,割安指標,チャート
- 財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
- 業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
- 過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
- その他(銘柄独自の魅力/リスク等)
【後半:事業概要、直近決算分析】
- 会社情報
- 事業概要orセグメント別分析
- 直近決算分析
- その他(事業面での魅力/リスク等)
分析は以下の
- 10年間で資産価値を2.5倍にした!
資産株ノウハウに従っています。
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】
1.各種指標
(配当+優待利回り4.8%)
株主優待(QUOカード1000円)5年株価チャート
配当+優待利回りや割安指標、株主優待、チャートを紹介します。
各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- PER/PBR/ミックス係数
- 建設株はPER1桁、しかも5倍前後のものもあるためPER/PBR面での割安度は大して感じません。
- 配当+優待利回り4.8%も5%前後がゴロゴロとしているため相対的に良いといった程度です。
- 可も無く不可も無くといったところです。
株主優待(QUOカード1000円)
サンヨーホームズの株主優待はQUOカード1000円がもらえます。(100株保有時)
株主優待をもらうには
- 3月末日
に100株以上保有している必要があります。
500株保有では3000円になります。
長期保有促進が目的とあるので近いうちに1年以上の長期保有条件などが付与されるのでは?と思います。(単年度クロス取引対策)
株主優待より抜粋
5年株価チャート
- 16年の営業赤字下が最低の状態で400円前後。
- 営業利益10億円台の黒字を出していた18年に向けて株価上昇。ピークは1400円を越えています。
- コロナショックでは500円台に下落し、期末の権利落ちに向け上昇後、一服。
- 700円以下で欲しいところですが中々下がらないため保有開始といったところです。
100株保有は余裕です。
tradingview よりチャート転載
2.財務分析
配当+優待利回り4.8%を維持できるか財務体質を調べます。
- 高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
- 体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)
を確認していきます。
株主資本の増加と利益剰余金の増加を見る事で財務体質の強化具合を把握します。
現金等の金額推移をみる事で短期的な配当余力や支払い能力がどれほどあるかも把握します。
IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
財務分析
- 財務はあまり良くありません。
- 株主資本は増えていますが、有利子負債が16年営業赤字を境に200億円台に突入し高止まりしています。ですが…
建設株なので負債レバレッジを効かせている
株主資本が増加しないのは還元姿勢が豊富で累進配当後増配。その後累進配当を継続しているから
とも取れます。
16年の営業赤字が再度到来してこれが長期化するときついですが、現在の黒字状態であれば問題ないと見ます。
- 流動資産>総負債なので資金繰りは問題なさそうです。
- この傾向は過去から変わらずですね。
配当+優待利回り4.8%は維持できると見ます。
3.業績
配当+優待利回り4.8%を維持できるか資産株としての体力を培う業績です。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
の推移を見ていきます。
- 黒字を維持できるか
を第一に見ます。次いで、効率的な経営が出来ているかを見るために
- 営業利益率、経常利益率
を見ます。
業績
- 16年を除き営業利益は7~20億円台と幅がありますが黒字継続です。
- 営業利益が15億程度出てくるなら1000円も狙えるかもしれません。(チャートや現在の配当金から見て)
- 利益率は高くありません。
- 設計から携わっていますが売上高原価率は高めです。
- 販管比率も高いので、これでは営業利益率が5%以下に沈みますね。
配当+優待利回り4.8%は営業黒字の間は問題ないでしょう。
4.配当金、自社株買い
株主還元姿勢をみます。
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などで判断します。
配当金、自社株買い
- 配当は14年以降減配なし。
- 16年の営業赤字下でも15円の累進配当です。素晴らしい。
- 19年に25円配へ増配後、それを維持しています。
- 20年の減益がきついですが、11億の自社株買いをぶつけています。
- コロナを乗り越え25円配はしばらく安定して続きそうです。
配当+優待利回り4.8%は今までの還元姿勢から維持すると見ます。
5.魅力とリスク
サンヨーホームズの魅力とリスクを考えてみます。
魅力
- 配当+優待利回り4.8%
- 株主優待は100株保有でQUOカード1000円
- 16年営業赤字も以降、黒字継続
- 16年の営業赤字下でも減配する事なく15円配当継続。のちに15円→25円の大幅増配後据え置きの還元姿勢
リスク
- 負債が多いので16年並の営業赤字転落に注意
- 四半期決算、受注動向を見極め売上急減の兆候に注視必要か
以上です!
*当サイトで分析している内容は独断と偏見に満ちているため、内容間違いもあるかもしれません。投資は自己責任でお願いします。
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閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!
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