コロナショックで大きく下がったところで再び購入した夢を追う企業である本田技研工業(7267)から株主優待券が届きました。三重県の鈴鹿市にある鈴鹿サーキットと栃木県芳賀郡茂木町にあるツインリンクもてぎの優待券です。
優待内容の紹介と最新決算を分析します。
1.株主優待案内
- 鈴鹿サーキットともてぎのアトラクションやキャラクターの描かれた綺麗な冊子です。
- 本券1通で、鈴鹿サーキットまたはツインリンクもてぎを1回利用可能。
- 1枚で5名様までの入場料と普通車、バイク1台の駐車料金が無料になります。
- 鈴鹿サーキットは駐車料金1000円が無料
- 入園料は大人(中学生以上)2000円、子供(小学生)1000円、幼児(3歳~未就学児)800円、シニア(65歳以上)が無料になります。
- 家族で行く事が多いでしょう。大人2名と子供(小学生)2名で行くとするとこれだけで7000円は割引になりますね!
- アミューズメント優待料金はモートピアパスポート(園内のりもの乗り放題)が割引になります。
大人4000円→3200円(3~11月)、2800円(12~2月)
こども3200円→2600円(3~11月)、2200円(12~2月)
幼児2000円→1600円(3~11月)、1400円(12~2月)
シニア3200円→2600円(3~11月)、2200円(12~2月)
⇨大人2名と子供2名で3~11月に行くと、2800円割引になりますね! - アクアアドベンチャー(夏季プール)も入場料が割引になります。
大人1900円→1500円
こども1500円→1200円
幼児1000円→800円
シニア1500円→1200円
⇨大人2名と子供2名で行くと1400円割引になりますね! - アミューズメントはモートピアかアクアアドベンチャーのどちらかの利用になります。
ここで1日遊び尽くして泊まる事も考えるならば、両施設行くと良いでしょうね。鈴鹿サーキットは5回ほど来た事がありますが、日帰りでいつも行っているのでモートピアかアクアアドベンチャーのどちらかを利用していました。
我が家の場合、モートピアを利用すると9800円割引になります!今の株価が2880円ほどなので優待利回りは3.4%になりますね。配当利回りと合わせると7%超えます!(1株112円配当)
- 続いてツインリンクもてぎです。
- こちらは駐車料金1000円が無料。
- 入園料は大人1200円、子供(小中学生)600円、幼児(3歳~未就学児)300円が無料になります。大人2名と子供2名の場合、合計4600円割引になりますね!
- アミューズメント優待料金はモビパークパスポート(のりもの乗り放題)だと
小学生以上3200円→2600円(3~11月)、2300円(12~2月)
幼児1800円→1400円(3~11月)、1300円(12~2月)
になります。大人2名と子供2名で3~11月に行くと合計2000円割引になりますね! - 森のジップラインムササビの利用料金が10%OFFになります。
料金は一人2200円なので220円割引ですね。家族4名だと880円割引になります! - アミューズメント施設はモビパークかジップラインムササビのどちらかの利用になります。
モビパークパスポートに大人2名と子供2名で3~11月に行くと6600円の割引です。鈴鹿サーキットより若干利回りは落ちますがそれでも配当と合わせると総合利回り5%超えでしょう。
栃木周辺や三重県周辺に住んでいる人には良い株です。
- 施設紹介も付いていました。
- 鈴鹿サーキットは子供が自動車やバイクの運転技術を磨いたりライセンスカードの発行があったりと運転技術の成長を楽しめる施設になっています。幼児から小学校4,5年生ぐらいまでのお子さんがいる家庭は楽しめる施設ですね。
- もてぎは行ったことがないですがおそらく、同系統のサービスがあるかと思います。
鈴鹿サーキットは大して混んでいないので人気のアトラクションでも30分前後の待ち時間で乗れましたね。ディズニーランドみたいに人多すぎでないので程よく楽しめるのが魅力です。あと、ホンダの乗り物にかける情熱も垣間見えるのが魅力です。
良かったら調べて行ってみるといいですね。
2.20.3決算概要
- 夢見る企業、ホンダの最新決算説明資料を掘り下げます。
- 21年は厳しい事はもう世論の総意ですね。
- 各生産拠点の稼働、非稼働状況が一覧として載っていました。
- 四輪車、二輪車ともにアジアの休止・停止期間が長く短期的に相当厳しいですね。ホンダなので資金繰りは大丈夫でしょうが、21年の第一四半期決算は最悪でしょう。21年度の減配は確実と見ます。ここを買うならば、21年の配当ではなく22年、23年の回復状態を見据えて投資するかを考えた方が良いですね。
そう考えると今の株価2880円というのは悪くない位置です。ホンダが潰れる事はここ10年ではないでしょう。(ここが潰れるという事は日本の自動車産業はトヨタ以外生き残れない事を意味します。)ならば、コロナショックは余裕で耐えると見るのが普通です。
僕は昨年、2600円程度で購入して3200円で売るという大型株ならではの投資で美味いお見合いが出来ました。これを再現するため、コロナショックで日経平均が17000円台でかなりドキドキハラハラするときに2422円で掴みました。2000円割れたら更に突っ込む(全力)気でいましたがそれは起こらずに今に至りました。
中期で3500円を目指して気長に保有します。
- 本田は二輪事業、四輪事業、ライフクリエーション事業(開発関係)と金融事業がセグメントとしてあります。
- 主力の3事業の事業状況です。
- 二輪事業はアジアが主力で圧倒的ですね。21年度はここの休止が響きそうです。中国やタイに出張に行った時、バイクの多さに驚きました。(自転車並にいます。)
- 四輪事業は北米とアジアが主力です。ここも影響が大きそうです。
- ライフクリエーションも同様ですが、北米が主力なので若干影響は軽微になりそうです。
- 四輪事業は減速とコロナ影響で厳しい結果になりました。第三四半期までは上方修正でそうだったんですがね。。
- 日本でも人気のある車種が売れているようです。
- 続いて二輪事業。主力のアジア状況です。
- インドとインドネシアが突出していますね。インドが景気停滞と失業率悪化で厳しい中にコロナが襲ったようです。スクータータイプの小型機種が人気なようですね。
- 20.3期決算は減収減益。営業利益率は4%台なので大企業としては普通ですね。
- 1株利益は260円なのでPERは11倍程度。減益基調のPERなので割安…とは言えない適正水準ですね。
- 続いてセグメント別業績です。
- これはちょっと意外でした。バイクで世界首位のホンダですが、収益源は四輪事業だと思っていました。ですが、二輪事業の営業利益率が四輪の10倍ほどあるので主力は二輪なのですね。世界首位事業が利益の源泉であるのは強いです!
- 金融サービス系は固定費が大してかからないので利益率は基本的に高めですね。
- ライフクリエーションは研究開発系なので赤字妥当でしょう。
- 場所別損益です。
- 利益の源泉は北米とアジアですね。日本も利益出ていると思ったのですがコロナ影響で赤字のようです。
- しかし、北米は営業利益率が低めですね。値下げ要求や特殊機能を要求する割に価格に転嫁できない理不尽な取引が多いのでしょうか。アジアが対して利益率が高めです。時代はアジアですね。アジアは元気で前向きな人が多いので好きです。ここにホンダらしさの活路を見出して欲しいですね。
20.3期決算説明資料より抜粋
3.株主優待申込上の注意点
- 株主優待の有効期限は21年7月10日までです。
- 鈴鹿サーキットかツインリンクもてぎの何れかしか利用できません。
- アミューズメント優待料金は1つしか利用できません。
株主優待を使う時は冊子の持参を忘れずにしましょう。
以上です!
投資家とランナーに幸あれ!