資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!
資産株紹介シリーズ第165弾-①!(過去記事一覧はこちら)
クラッチ専業でエクセディのライバル会社。二輪車向けで世界首位。ホンダ向けが売上の5割を占めるエフ・シー・シー(7296)です。
株主優待は200株保有で3月末、9月末の年2回、静岡県の特産品2500円相当がもらえます。配当+優待利回りは5.3%です。(株価1453円、配当52円、優待5000円前提)
業績はコロナ前までは景気循環株らしく上下動を繰り返しながらも伸びていましたが、コロナで営業利益が100億円台から転落し大幅減益へ。しかし、EPSは配当よりも上の状態なのでここを耐えれば将来上向くと見ます。
株価もコロナショック前は2000円以上ありましたが、コロナで現状水準へ下落。その後2000円まで戻しましたが再度、夏枯れ相場で下落したところで掴みました。総合利回りがエクセディに比べて非魅力的でしたが、この水準ならば長期保有には向くと見ての参入です。
財務も良化傾向で株主資本が増加してきています。自社株買いもこの安値圏では億単位をぶつけてきており好感度UPです。
エフ・シー・シーの指標面での魅力は以下!
- 配当+優待利回り5.3%
- 株主優待は200株保有で静岡県特産品2500円相当が年2回
- 9月優待のあおしまみかんジュースは280ml×12本で3000円以上でネットショップでは売り買いされているのでお得
- コロナ前2000円台だった株価は1400円台へ下落し、コロナショック並へ
- 財務は長期的に良化傾向。流動資産>総負債
事業概要、直近業績面の分析は以下です。
https://ie36ken.com/assets-stock/7296-2
資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。 【前半:指標面、過去実績分析】
- 配当+優待利回り,割安指標,チャート
- 財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
- 業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
- 過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
- その他(銘柄独自の魅力/リスク等)
【後半:事業概要、直近決算分析】
- 会社情報
- 事業概要orセグメント別分析
- 直近決算分析
- その他(事業面での魅力/リスク等)
分析は以下の
- 10年間で資産価値を2.5倍にした!
資産株ノウハウに従っています。
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】
1.各種指標 (配当+優待利回り5.3%) 株主優待(静岡県特産品)5年株価チャート
配当+優待利回りや割安指標、株主優待、チャートを紹介します。
各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- PER/PBR/ミックス係数
- 減益下から今期は復活予定です。PER7倍は輸送用機器のマイナー1部銘柄では割安ですが喉から手が出る水準には思えません。
- PBRの0.5倍も割安ですがこれぐらいの銘柄はゴロゴロしています。
- 魅力は復配後の配当と優待ですね。やはり。
- 先ず、クラッチ銘柄ではエクセディを単元買って、次にここを200株買うのが良いでしょうかね。。しかし、エクセディは90円配にもし戻れば….配当利回りだけでここを凌駕しますね。。(エクセディは現在1700円程度で80円配当です。)
株主優待(静岡県特産品2500円相当×2回)
エフ・シー・シーの株主優待は2500円相当の静岡県特産品がもらえます。(200株保有時) 株主優待をもらうには
- 3月末日
- 9月末日
に200株以上保有している必要があります。
みかんジュースを頂いて最近の見ましたが、濃縮還元でない100%ものなのでフレッシュです。季節限定なので毎年味が変わるようです。楽天で見たところ、280ml×12本で3000円以上していました。これは….良い優待をもらいましたね。
【参考:rakuten room】
株主優待より抜粋
5年株価チャート
- コロナ前は2400円も付けていました
- コロナショックで1400円前後に。
- そこから2000円以上まで復活しましたが、再び下落し今の株価水準となっています。
- 総合利回り5%以上になるのを確認した上で僕は拾いました。
200株保有は余裕です。
tradingview よりチャート転載
2.財務分析
配当+優待利回り5.3%を維持できるか財務体質を調べます。
- 高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
- 体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)
を確認していきます。 株主資本の増加と利益剰余金の増加を見る事で財務体質の強化具合を把握します。 現金等の金額推移をみる事で短期的な配当余力や支払い能力がどれほどあるかも把握します。 IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
財務分析
- 長期的に見ると黒字継続であるため、株主資本、利益剰余金、現金等が伸びてきています。
- コロナショックで業績悪化したときは積極的に攻める姿勢を変えた?のか、有利子負債が100億円を切っています。
- 財務構成です。
- 流動資産>>総負債の構図で資金繰りも問題なさそうです。
配当+優待利回り5.3%は問題ないと見ます。
3.業績
配当+優待利回り5.3%を維持できるか資産株としての体力を培う業績です。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
の推移を見ていきます。
- 黒字を維持できるか
を第一に見ます。次いで、効率的な経営が出来ているかを見るために
- 営業利益率、経常利益率
を見ます。
業績
- リーマンショック時も営業減益となりましたが黒字維持です。
- 今回もその時と同じ水準まで営業利益を落としていますが黒字。
- 営業利益率は減益下なので5%を切っており厳しいですが今期は5%以上へ改善見込です。
- 売上原価率は70%を超えており利益率は高くない事が伺えます。
- 売上原価の改善も進んでいないようです。(値下げが激しいのでしょうかね。)
配当+優待利回り5.3%は長期的には問題ないでしょう。
4.配当金、自社株買い
株主還元姿勢をみます。
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などで判断します。
配当金、自社株買い
- コロナショック前までは長らく非減配でした。
- コロナショックで昨年は40円へ減配も、今期は復配見込です。
- EPSの落ち込みも激しくない事から、業績が復活すれば50円台の配当は長く続くと見ます。
- 自社株買いを10億単位でぶちこんでいますね。今またやって欲しいものです。5年来安値水準なので良いタイミングかと思います。
配当+優待利回り5.3%は維持できると見ます。
5.魅力とリスク
エフ・シー・シーの魅力とリスクを考えてみます。
魅力
- 配当+優待利回り5.3%
- 株主優待は200株保有で静岡県特産品2500円相当が年2回
- 9月優待のあおしまみかんジュースは280ml×12本で3000円以上でネットショップでは売り買いされているのでお得
- コロナ前2000円台だった株価は1400円台へ下落し、コロナショック並へ
- 財務は長期的に良化傾向。流動資産>総負債
- 自社株買いを10億円単位でぶちこんでいる
リスク
- 電装化でクラッチ需要は減ると言われている。四輪主力のエクセディはその影響が大きい。二輪主流の同社にも影響は少なからずあるので将来需要減少に繫がる
以上です!
*当サイトで分析している内容は独断と偏見に満ちているため、内容間違いもあるかもしれません。投資は自己責任でお願いします。
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