資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!
資産株紹介シリーズ第167弾-①!(過去記事一覧はこちら)
宝飾事業をメインで展開している「4℃ホールディングス(8008)」です。株主優待は100株保有で自社商品券orQUOカードがもらえます。配当+優待利回りは5.4%です。(前提 株価1713円、配当83円、優待1000円)
業績はここ4年ほど低調で厳しいです。財務は現金預金が少ないですが株主資本は厚く自己資本比率70%以上です。還元姿勢が豊富な会社で減益下にも関わらず増配姿勢を崩していません。宝飾関係は高還元姿勢の銘柄が多いですがここも御多分に漏れないようです。
4℃ホールディングスの指標面での魅力は以下!
- 配当+優待利回り5.4%
- 株主優待は100株保有で買い物優待券2000円orQUOカード1000円or寄付。
- 500株以上では自社ジュエリー商品5000円の選択も!
- 減益下でも増配姿勢崩さず10期連続増配!
- 15年以降、172億も自社株買いを実行!
- 06年→19年で3000万株→2400万株と2割も消却!
事業概要、直近業績面の分析は以下です。
https://ie36ken.com/assets-stock/8008-2
資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。 【前半:指標面、過去実績分析】
- 配当+優待利回り,割安指標,チャート
- 財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
- 業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
- 過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
- その他(銘柄独自の魅力/リスク等)
【後半:事業概要、直近決算分析】
- 会社情報
- 事業概要orセグメント別分析
- 直近決算分析
- その他(事業面での魅力/リスク等)
分析は以下の
- 10年間で資産価値を2.5倍にした!
資産株ノウハウに従っています。
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】
1.各種指標 (配当+優待利回り5.4%) 株主優待(買物優待券2000円orQUOカード1000円)5年株価チャート
配当+優待利回りや割安指標、株主優待、チャートを紹介します。
各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- PER/PBR/ミックス係数
- 減益下なのでPER面ではさほど割安ではありません。
- 1株利益102円で83円配当は還元姿勢豊富。優待はQUOカードの金額としています。
株主優待(買物優待券2000円orQUOカード1000円)
4℃ホールディングスの株主優待は買物優待券2000円かQUOカード1000円か、日本水フォーラムへの寄付がもらえます。(100株保有時)
株主優待をもらうには
- 2月末日
に100株以上保有している必要があります。
500株以上になるとQUOカードが同社ジュエリーに変わります。
株主優待より抜粋
5年株価チャート
- チャートは右肩下がりです。
- コロナ前は2500円以上でしたがコロナで1700円以下へ下落。
- 一時2000円台まで回復しましたが再び下落しコロナ水準となっています。
100株保有は余裕です。
tradingview よりチャート転載
2.財務分析
配当+優待利回り5.4%を維持できるか財務体質を調べます。
- 高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
- 体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)
を確認していきます。 株主資本の増加と利益剰余金の増加を見る事で財務体質の強化具合を把握します。 現金等の金額推移をみる事で短期的な配当余力や支払い能力がどれほどあるかも把握します。 IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
財務分析
- 財務は良好ですが、悪化しています。
- 株主資本、利益剰余金は増加傾向でしたが18,19年に悪化。これは、大規模な自社株買いで消却されたのかもしれません。10億単位で巨額自社株買いが入っています。
- 有利子負債はゼロで好財務ですね。
- 財務構成は長い目で見ると流動資産>総負債で良化してきています。
- 固定資産の中身が気になりますね。有価証券などが多ければ優良財務です。
配当+優待利回り5.4%は還元姿勢から暫く問題ないと思います。
3.業績
配当+優待利回り5.4%を維持できるか資産株としての体力を培う業績です。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
の推移を見ていきます。
- 黒字を維持できるか
を第一に見ます。次いで、効率的な経営が出来ているかを見るために
- 営業利益率、経常利益率
を見ます。
業績
- 17年までは順調でした。
- 以降減収減益基調で、業績はよくありません。
- ただし、黒字は維持出来ています。
- 業績反転する事を考えて打診買いするには良いかもしれませんが、単元保有で様子見かと。
配当+優待利回り5.4%は長期的には問題ないでしょう。
4.配当金、自社株買い
株主還元姿勢をみます。
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などで判断します。
配当金、自社株買い
- 19年以降の減益が激しく配当性向が上がってきています。
- ですが、増配姿勢は崩さず10期連続の増配。
- 自社株買いが昔から億単位で実施してきており還元姿勢ありますね。15年以降で実に172億もぶち込んでいます。
- 今の時価総額が400億前後である事を考えると相当な巨額ですね。しかも消却しており06年→19年で3000万→2400万株と2割も減らしています。熱い!
配当+優待利回り5.4%は還元姿勢が豊富であるため暫く続くと見ます。業績が反転すれば凄まじい事になるでしょう。
5.魅力とリスク
4℃ホールディングスの魅力とリスクを考えてみます。
魅力
- 配当+優待利回り5.4%
- 株主優待は100株保有で買い物優待券2000円orQUOカード1000円or寄付。
- 500株以上では自社ジュエリー商品5000円の選択も!
- 減益下でも増配姿勢崩さず10期連続増配!
- 15年以降、172億も自社株買いを実行!
- 06年→19年で3000万株→2400万株と2割も消却!
リスク
- 減益基調が止まらないといずれガス欠に陥る
- 配当性向が高いため減益が加速すると減配の可能性も視野に
以上です!
*当サイトで分析している内容は独断と偏見に満ちているため、内容間違いもあるかもしれません。投資は自己責任でお願いします。
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