資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!
資産株紹介シリーズ第164弾-①!(過去記事一覧はこちら)
大型スポーツ店を展開する小売り、ゼビオホールディングス(8281)です。
株主優待は100株保有で同社店舗で使える10%割引券4枚と20%割引券1枚がもらえます。総合利回り6.7%です。(株価967円、30円配当、優待3500円前提)
コロナ直撃ですが営業減益で済んでおり営業赤字転落は無く耐えています。
業績はコロナ前から低下傾向ですが黒字を維持しており財務は良好です。 低PBRの資産バリュー株ですね。配当は減配しましたが35円→30円とマイルドなところに抑えています。 株価はコロナ1年前まで2000円前後で推移していましたが下落し、コロナ前で1200円台から急落。2021年は回復傾向で1100円まで上がっていましたが夏枯れ相場後に下落し1000円以下の位置にいます。
ゼビオホールディングスの指標面での魅力は以下!
- 配当+優待利回り6.7%
- 株主優待は100株保有で10%割引券4枚、20%割引券1枚が年2回
- 減益基調ながら営業黒字。コロナでも黒字維持。
- 資産バリュー株でPBR0.37倍で財務は流動資産>総負債でまずまずです
事業概要、直近業績面の分析は以下です。
https://ie36ken.com/assets-stock/8281-2
資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。 【前半:指標面、過去実績分析】
- 配当+優待利回り,割安指標,チャート
- 財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
- 業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
- 過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
- その他(銘柄独自の魅力/リスク等)
【後半:事業概要、直近決算分析】
- 会社情報
- 事業概要orセグメント別分析
- 直近決算分析
- その他(事業面での魅力/リスク等)
分析は以下の
- 10年間で資産価値を2.5倍にした!
資産株ノウハウに従っています。
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】
1.各種指標 (配当+優待利回り6.7%) 株主優待(10%,20%割引券)5年株価チャート
配当+優待利回りや割安指標、株主優待、チャートを紹介します。
各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- PER/PBR/ミックス係数
- 配当と優待のバランスが良いですね。
- 優待は記載内容の優待が年2回。メルカリでは手数料や送料引いて1750円ぐらいで取引されているのでこの金額で計算。
- 昨年、一昨年とEPSが低い(業績が悪い)ため、PERが高めになっています。
資産株として100株保有するには悪くない水準です。
株主優待(10%,20%割引券)
ゼビオホールディングス の株主優待は自社商品割引券がもらえます。(100株保有時)
- 10%割引券4枚
- 20%割引券1枚
が100株ではもらえます。1000株保有では倍になります。
株主優待をもらうには
- 3月末日
- 9月末日
に100株以上保有している必要があります。
株主優待より抜粋
5年株価チャート
- チャートは中々良い形です。
- 18年に2000円超えでしたが、業績悪化で株価低調。
- コロナ前は1200円前後でしたが急落し、一時700円割れとなりました。
- そこから盛り返して1100円台回復しましたが再び下落し、900円台から盛り返してきています。
100株保有は余裕です。
tradingview よりチャート転載
2.財務分析
配当+優待利回り5.4%を維持できるか財務体質を調べます。
- 高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
- 体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)
を確認していきます。 株主資本の増加と利益剰余金の増加を見る事で財務体質の強化具合を把握します。 現金等の金額推移をみる事で短期的な配当余力や支払い能力がどれほどあるかも把握します。 IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
財務分析
- 19年までは順調に財務良化傾向でしたが
- 以降は株主資本が連続でマイナスになっています。
- これは業績悪化でEPSが下がっている中、減配幅をマイルドにしたため資本を取り崩して配当しているためですね。還元姿勢あると思います。
- コロナに備えてか有利子負債を増やし、現金預金を蓄えています。
- 財務構成は流動資産>総負債なので悪くないですね。
- ですが、流動資産の中身が気になるところです。大半が在庫であれば、減損損失の恐れがあります。株主資本1100億で現金預金が400億なのでそこまで極端ではないとは思います。
- EPSが一昨年、昨年と1桁に沈んでいるので減損損失などが出ているとは思います。
とはいえ、コロナで最悪下でこの状況なので長期的には問題ないと見ます。
3.業績
配当+優待利回り%を維持できるか資産株としての体力を培う業績です。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
の推移を見ていきます。
- 黒字を維持できるか
を第一に見ます。次いで、効率的な経営が出来ているかを見るために
- 営業利益率、経常利益率
を見ます。
業績
- コロナ前の19年から業績は悪化傾向です。
- そこにコロナが直撃し、営業利益は50億円台から27億円へ。
- 今期は50億円へ回復予想ですが過去業績から見るとまだ悪めですね。(だから株価2000円台から1000円前後に下落しているのでしょう。)
- 売上原価率は60%程度とかなり低いです。
- ですが、販管費が高いため利益率は低めです。
配当+優待利回り5.4%はここで業績が踏みとどまってくれれば問題ないと見ます。
4.配当金、自社株買い
株主還元姿勢をみます。
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などで判断します。
配当金、自社株買い
- 20年以降減配していますがマイルドです。(35→30円)
- 20年、21年はEPSが9円台に下落しています。おそらく減損損失か何か特別な損失がわるさをしていると見ます。(EPSにバラつきがあるので毎期あるのかもしれないですね。)
- 自社株買いは億単位をぽつぽつとやっているので悪くないですね。
配当+優待利回り5.4%は自社株買いもやっているので コロナショック業績が継続しなければ大丈夫だと見ます。
5.魅力とリスク
ゼビオホールディングス魅力とリスクを考えてみます。
魅力
- 配当+優待利回り6.7%
- 株主優待は100株保有で10%割引券4枚、20%割引券1枚が年2回
- 減益基調ながら営業黒字。コロナでも黒字維持。
- 資産バリュー株でPBR0.37倍で財務は流動資産>総負債でまずまずです
- コロナでEPS9円台でも35円→30円のマイルド減配に抑えており、還元姿勢はある
リスク
- 19年の業績悪化が長期化しないか?
- ヒマラヤなど同業との差別化要素は果たして….?
以上です!
*当サイトで分析している内容は独断と偏見に満ちているため、内容間違いもあるかもしれません。投資は自己責任でお願いします。
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