資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!
資産株紹介シリーズ第151弾-①!(過去記事一覧はこちら)
九州で遊園地を運営するグリーンランドリゾート(9656)です。ゴルフ場や不動産経営も展開しています。株主優待は100株保有でグリーンランドリゾートの遊園地入場券2枚×年2回です。入場料大人1700円、子供900円前提で考えると年間5200円。株価414円で換算すると配当+優待利回りは13.5%と非常に高いですね。配当は年間4円予想。自社関連の優待なので廃止はされにくいと見ます。
業績はコロナ前までは安定黒字で営業利益率2~4%推移でしたがコロナで赤字転落。有利子負債を増やしていますが今年は収支トントン予想で生き残る事は出来そうに見えます。
資産内容の9割以上が固定資産であるため、減損損失を心配しましたが全資産の7割が土地なので生産設備や建物などの強烈な減損損失は無いと見ます。
コロナを乗り切ればのんびりと配当と優待を楽しめるお買い得銘柄になるはず…として参入開始です。
グリーンランドリゾートの指標面での魅力は以下!
- 配当+優待利回り13.5%
- 株主優待は100株保有でグリーンランドリゾート等入場券2枚×2回!
- コロナ前まで安定黒字
- 21年度業績予想は収支トントン狙いで復配予想
事業概要、直近業績面の分析は以下です。
http://ie36ken.com/assets-stock/9656-2
資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。
【前半:指標面、過去実績分析】
- 配当+優待利回り,割安指標,チャート
- 財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
- 業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
- 過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
- その他(銘柄独自の魅力/リスク等)
【後半:事業概要、直近決算分析】
- 会社情報
- 事業概要orセグメント別分析
- 直近決算分析
- その他(事業面での魅力/リスク等)
分析は以下の
- 10年間で資産価値を2.5倍にした!
資産株ノウハウに従っています。
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】
1.各種指標
(配当+優待利回り13.5%)
株主優待(遊園地入場券2枚×2回)5年株価チャート
配当+優待利回りや割安指標、株主優待、チャートを紹介します。
各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- PER/PBR/ミックス係数
- 昨年コロナで大赤字に転落したため、過去3年間の累計1株益は赤字になっています。
- コロナ前までは1株益20~30円ほどは出ていました。
- 1株純資産1019円の7割は土地。九州地盤なので保有している土地の評価額は….厳しいイメージです。(簿価より高値で売れるかは…?)
- 優待金額5200円の内訳は、グリーンランドリゾートの大人1700円、子供900円の入場料を2回分で計算しています。
- 土地の評価額次第ですが資産バリュー株でもあります。
株主優待(遊園地入場券2枚×2回)
グリーンランドリゾート(9656)の株主優待はグリーンランド遊園地の入場券2枚がもらえます。(100株保有時)
株主優待をもらうには
- 6月末日
- 12月末日
に100株以上保有している必要があります。
優待は保有枚数によってA~Hの8種類の優待がもらえます。
A:遊園地入場券や温泉入浴券、スキー場リフト券等
B:のりもの回数券等
C:ホテル飲食割引券
D:遊園地やキャンプ場のフリーパスや貸し切り券
E:ゴルフ無料券
F:ホテル半額割引
などなど….。枚数を増やすと豪華になっていきますね。優待利回りを考えると100株保有が一番良さそうです。
株主優待より抜粋
5年株価チャート
- コロナ禍では500円以上から300円近くまで下落していますね。
- その後、急上昇して500円を一瞬付けた後、再び400円切れして推移し、マイルドな水準へ。
- 17~18年安値は400円前後です。
- 安すぎず高すぎずといったところでしょうか。
100株保有は余裕です。
tradingview よりチャート転載
2.財務分析
配当+優待利回り13.5%を維持できるか財務体質を調べます。
- 高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
- 体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)
を確認していきます。
株主資本の増加と利益剰余金の増加を見る事で財務体質の強化具合を把握します。
現金等の金額推移をみる事で短期的な配当余力や支払い能力がどれほどあるかも把握します。
IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
財務分析
- 株主資本は緩やかに上昇していましたが昨年の赤字で減少。
- 現金預金は2~4億で推移。有利子負債が昨年10億増えています。赤字のためですね。。
- 総資産の7割が土地なので固定資産過多です。流動資産<流動負債なので借入に頼っていそうですね。(だから昨年の赤字も厳しく有利子負債が急上昇しているのでしょう。)
配当+優待利回り13.5%にはまず黒字化安定が必要ですね。
3.業績
配当+優待利回り13.5%を維持できるか資産株としての体力を培う業績です。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
の推移を見ていきます。
- 黒字を維持できるか
を第一に見ます。次いで、効率的な経営が出来ているかを見るために
- 営業利益率、経常利益率
を見ます。
業績
- コロナ前までは安定営業黒字でしたが、ここにコロナが直撃。
- 営業赤字計上です。ですが、今期は赤字幅が大幅に抑制。Withコロナは長く続きそうですがその状態で収支トントンになれば御の字といったところでしょうか。
- 売上原価率が非常に高いですね。
- 遊園地運営やゴルフ場運営は重い変動費、固定費の負担があるのでしょうか。
配当+優待利回り13.5%は収支トントンの業績まで回復すれば長期的には問題ないでしょう。
4.配当金、自社株買い
株主還元姿勢をみます。
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などで判断します。
配当金、自社株買い
- コロナ前まで増配姿勢でした。
- ですが、昨年無配へ転落。流動資産が薄いので仕方なしですね。
- 今年は復配予想。頑張っています。
配当+優待利回り13.5%は収支トントンの業績を続けていればなんとか持ちこたえられるか…。
5.魅力とリスク
グリーンランドリゾートの魅力とリスクを考えてみます。
魅力
- 配当+優待利回り13.5%
- 株主優待は100株保有でグリーンランドリゾート等入場券2枚×2回!
- コロナ前まで安定黒字
- 21年度業績予想は収支トントン狙いで復配予想
リスク
- 土地の評価、立地条件が気になるところ
- 流動資産>流動負債なので資金繰りは厳しい。固定資産を担保に資金援助が得られる構造であれば問題ないが慢性化していると厳しいか。
- アフターコロナは遠い。Withコロナでも利益がでる事業構造へ転換を
以上です!
*当サイトで分析している内容は独断と偏見に満ちているため、内容間違いもあるかもしれません。投資は自己責任でお願いします。
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閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!
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