資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!
資産株紹介シリーズ第157弾-①!(過去記事一覧はこちら)
ダスキン加盟店最大手で同社が筆頭株主のナック(9788)です。他、レンタル・コンサルティング・美容など多事業を展開しています。株主優待は100株保有で自社化粧品です。配当+優待利回りは5.6%です。(前提:株価989円、配当37円、優待1850円相当)
業績は15,16年に落ち込みますが過去10年以上営業黒字です。直近4年間は営業利益20億円以上で安定しています。
財務は徐々に良化しており、最近では流動資産>総負債の構図になりました。
純利益にバラつきがあり、配当金もばらついているのがネックではあります。
ナックの指標面での魅力は以下!
- 配当+優待利回り5.6%
- 株主優待は100株保有で自社関連化粧品
- 長期的に営業黒字継続で財務は良化
- 配当は増減あるものの好調時は38~44円程度
事業概要、直近業績面の分析は以下です。
https://ie36ken.com/assets-stock/9788-2
資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。
【前半:指標面、過去実績分析】
- 配当+優待利回り,割安指標,チャート
- 財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
- 業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
- 過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
- その他(銘柄独自の魅力/リスク等)
【後半:事業概要、直近決算分析】
- 会社情報
- 事業概要orセグメント別分析
- 直近決算分析
- その他(事業面での魅力/リスク等)
分析は以下の
- 10年間で資産価値を2.5倍にした!
資産株ノウハウに従っています。
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】
1.各種指標
(配当+優待利回り5.6%)
株主優待(自社関連化粧品)5年株価チャート
配当+優待利回りや割安指標、株主優待、チャートを紹介します。
各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- PER/PBR/ミックス係数
- 指標面は普通です。
- 総合利回り5.6%は高めです。
- 化粧品はメルカリで2200円販売に送料を差し引いたぐらいで計算しています。
株主優待(自社関連化粧品)
ナックの株主優待は化粧品がもらえます。(100株保有時)
株主優待をもらうには
- 3月末日
に100株以上保有している必要があります。
株主優待より抜粋
5年株価チャート
- コロナショックで600円台まで下落。
- それ以外はボラティリティは低く、下限が800円。上限が1100円程度といったところです。
- 今の株価位置は可も無く不可もなくといったところ。
100株保有は余裕です。
tradingview よりチャート転載
2.財務分析
配当+優待利回り5.6%を維持できるか財務体質を調べます。
- 高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
- 体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)
を確認していきます。
株主資本の増加と利益剰余金の増加を見る事で財務体質の強化具合を把握します。
現金等の金額推移をみる事で短期的な配当余力や支払い能力がどれほどあるかも把握します。
IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
財務分析
- 株主資本、現金預金は増加。
- 有利子負債も増加していますが現金預金増加幅の方が大きいので財務は良化していますね。
- 財務構成は昔は流動資産<総負債でしたが、3期ほど前から逆転して良化しています。
- 昨年相当良くなったようですね。
配当+優待利回り5.6%は財務内容的には問題なさそうです。業績安定度が鍵を握るでしょうか。
3.業績
配当+優待利回り5.6%を維持できるか資産株としての体力を培う業績です。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
の推移を見ていきます。
- 黒字を維持できるか
を第一に見ます。次いで、効率的な経営が出来ているかを見るために
- 営業利益率、経常利益率
を見ます。
業績
- 営業利益は14年までにブレイクして40億円台を出していました。
- が、15,16年に大きく落ち込み18年以降に徐々に復活といったところ。
- 純利益が赤字に陥っている事もあるので特別損失など発生していそうです。
配当+優待利回り5.6%は19~22年の業績が続くならば問題なしと見ます。
4.配当金、自社株買い
株主還元姿勢をみます。
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などで判断します。
配当金、自社株買い
- 17,18,20年は純利益が大きく減益、赤字となったためか減配しています。かなり。
- これが無ければほどよい安定性を見出せるのですが…
- 自社株買いも億単位で実施しているので還元姿勢はあると見ます。
配当+優待利回り5.6%は業績安定度に依存します。
5.魅力とリスク
ナックの魅力とリスクを考えてみます。
魅力とリスク
- 配当+優待利回り5.6%
- 株主優待は100株保有で自社関連化粧品
- 長期的に営業黒字継続で財務は良化
- 配当は増減あるものの好調時は38~44円程度
- 純利益のバラつきが激しい(特別損失がある?)
- 業績悪化時の減配幅が大きい
- 今後の業績安定度を見守る必要がある
以上です!
*当サイトで分析している内容は独断と偏見に満ちているため、内容間違いもあるかもしれません。投資は自己責任でお願いします。
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閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!
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