今日は年末と言う事でいつもとは違った趣向の記事を書きます。投資に回す資金を増やすには収入を上げるよりも、今かかっている固定費を削減する事が一番近道ですね。何故なら自分の意志で工夫できるためです。
そんな固定費削減にふるさと納税を利用するのは、常套手段ですが家庭事情を鑑みて僕が今年行った、ふるさと納税について紹介したいと思います。
個人的に成功したなと思えるものや、これは…..アカンな💧と思える失敗談も交えます。今後、ふるさと納税で生活固定費を考える方の一助となれば幸いです。
1.ふるさと納税の概要
ここは、他サイトで腐るほど紹介があるので、固定費削減策として利用する観点のみで概要をざっくりと紹介します。
実費は2000円のみ!
給与所得を得ているサラリーマンの方であれば、各自治体に寄付した金額が、収入に対して所得税・住民税の控除が得られる仕組みです。
寄付した金額に対して、返礼品が得られる仕組みです。(この返礼品が固定費削減に効くのですね)
控除なので、翌年に寄付した金額が返ってきます。
寄付金上限額は収入によって決まりますが、実質負担額は2000円になります。
例えば、寄付金上限額が4万円の年収500万、こども二人を扶養に入れている家族の場合は4万円の寄付金に対して、仮に30%の返礼品がもらえるとしたら1.2万円の品物がもらえるとします。
実質負担額は2000円なので差し引き1万円分はお得になるという仕組みです。
年収や家族構成によって寄付金額が変わるため、シミュレーションサイト等を利用してざっくりと寄付金上限を確認しておきましょう。
ワンストップ特例制度で5自治体まで確定申告不要
ふるさと納税を利用した場合、単に自治体に申込して寄付金を送付しただけでは翌年度に節税になりません。普通なら確定申告が必要になります。でも、確定申告は難解で複雑なイメージです。(実際やると簡単ですが。)
それを払拭するために、ワンストップ特例制度があります。寄付を申し込んだ自治体に対してワンストップ特例制度の申し込みをすると、この作業をやってくれます。(詳細な仕組みは割愛)
この制度を利用する上での注意点として
- 一度に申込できるのは5自治体まで
- 同じ自治体でも寄付金を申込する度に申請が必要
- 寄付を行った翌年の1月10日までに申請が必要
などがあります。僕は同じ自治体に何度も寄付するのでうっかり2つ目を忘れがちです。今年も年末にまとめて申し込んで、同じ自治体から一気に3つも「寄付金税額控除に係る申告特例申請書の受付」のお知らせを頂きました。
このお知らせの通知によって、ワンストップ特例制度が申し込めたことを確認できます。通知が来ない自治体もあるようなので心配な方は確認するといいでしょう。
ふるさと納税は楽天がおすすめ
どこのサイトでも申込できますが断然、楽天がお勧めですね。楽天だと
- SPUポイントが付く(楽天のお買い物でポイントアップ)
- 5と0の付く日は楽天ポイント獲得5%UP
- お買い物マラソンはふるさと納税も対象
- クレジット決済に楽天カードを使うと更にポイントが…
- 楽天ポイントで寄付が出来る(支出ゼロも!?)
- ポイ活サイト経由でポイ活サイトポイントも獲得
というウルトラ級にお得な状態で利用できます。
大体僕の場合、寄付金額の20%前後の楽天ポイントを獲得しています。そのポイントを使って翌月も納税、そこで付いたポイントを翌月も…..正のスパイラルです。
ポイ活サイトは、お買い物によるポイント獲得が大きい、ちょびリッチがお勧めです。
ちょびリッチ:お買い物サイト経由に最適なポイ活サイト
2.日常的に発生する固定費を分析する
固定費を削減するためには日常何にお金をかけているのか把握する事が肝要です。そのための日常分析です。
これは自分の生活スタイルにも関係してきますが
- 考えられる固定費を挙げられるだけ挙げる
- それぞれに大体いくら固定費をかけているか確認する
こんな作業をざっくりとやっていくと良いかと思います。
僕がざーっと思いつく限りの固定費は以下です。ご自分の生活にも合致するものがあれば、それに大体毎月、毎年いくらお金を使っているのか計算すればいいですね。
食品
- お米:おこめ離れが進んだとはいえ、週の半分は皆さん食べているのでは?
- おみそ:ご飯といえば味噌汁でしょう
- パン:おこめ離れが進んだならば、パンを定期的に食べる家庭もあるでしょう
- インスタントラーメン
- レトルトカレー
- レトルトハンバーグ
- インスタントのうどん、春雨
- お茶漬けの元
- 納豆
- 野菜(たまねぎ、にんじん、じゃがいもはよく使いますね)
- 冷凍ばら肉(共働き世帯には嬉しい)
- 調味料
- お菓子(毎日の午後のおやつ、週末のおやつ、レジャーで出かけた時のおやつ)
- おつまみ(お酒のお供に)
飲料
- お茶(緑茶、麦茶、ほうじ茶….)
- コーヒー
- ミネラルウォーター
- 炭酸水(お酒の炭酸水割)
- ジュース(子供のおやつに)
- ビール
- 焼酎
- ワイン
- ウィスキー
- プロテイン(筋トレ趣味の方には良好)
その他、日用品
- ティッシュ
- トイレットペーパー
- キッチン洗剤やスポンジ
- 雑巾
- お風呂用洗剤、洗濯洗剤
- 歯ブラシ、歯磨き粉、マウスウォッシュ
- 普段使いの靴
数え挙げれば枚挙に暇はないでしょう。この中で
- 金額が大きい
- より定期的に使う
ものを中心に選んでいけばいいのです。その品物に対する、返礼品を実施している自治体を探せば良いですね。
こだわりが無ければ、お米が一番楽でしょうし実用的ですね。
我が家の場合、家庭の食や生活色の部分は嫁が殆ど握っているため、自分なりのこだわりがあって、特定の品物やブランドでないと敬遠されます。そのため、お米や他の頻度が高い実用品は×です。
そのため、自分の自由が効く範囲で、固定費を使っているものに焦点を当てて選びました。
3.固定費削減のために選んだ、ふるさと納税
実際に僕が選んだふるさと納税の返礼品を紹介します。
宮城県名取市:麦とホップ500ml 24缶
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- 15000円という少額過ぎず多額過ぎない金額が魅力的(楽天ポイントの獲得数や獲得ポイントが翌月に使い切れるちょうど良い額)
- 2ヵ月分のお酒代が賄えます
- ネットショップだと1ケース5000円ほどで売っているので還元率は33%ほどですかね。
- ここに楽天ポイントが20%ほどつくので合計8000円の固定費削減です。
鹿児島県垂水市:缶コーヒー(ブラック)185g×30本
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- これは毎日使うコーヒー代の節約ですね。
- コアな人は家庭用はパックで1リットル等の大容量品、出先で缶コーヒーや水筒に入れていくと更に固定費削減出来ますね。(僕はそこまで気が回らないのでALL缶コーヒーです)
- 大体、朝、昼、定時後に3本毎日飲んでいるので消費量は半端ないですね。
- スーパーで激安売りしている時に1本50円ぐらいで売っています。この前提で1500円。還元率は25%程ですね。
- 楽天ポイントが20%付くと合計1800円の固定費削減です。
ちなみにこれをやる前は毎回、会社で100円出して買っていたので(いちいち安いところで少しずつ買うのが面倒)、思い切ってこれに切り替える事で毎月、実は5000円以上は節約できていると思います。
鹿児島県垂水市:ミネラルウォーター500ml×50本
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- これは週末の30km走で消費する500mlのペットボトル水のために選びました。
- 週に1本。毎年52本消費するのでちょうど良い数です。
- 携帯に便利なのでレジャー時に持って行ってもいいですし、夏の暑い日はどうしても水分が不足しがちなのでちょっと使ったりと結局消費しますね。
- ネットでは25本が2667円….意外に高い。なので、50本だと5334円。還元率は44.4%と高めですね。
- 楽天ポイント20%と合わせて7734円の固定費削減です。
宮城県名取市:エビスプレミアムエール 350ml缶×24本
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- ずっと同じ発泡酒では味気が無いのでちょっとした贅沢にこれを選びました。
- 麦とホップの合間に入れると良い感じです。
- ネットだと大体5000円なので還元率は23.8%と低めです。でもいいんです。これは楽しみなので、楽しみながら節税・節約が出来るなんて最高じゃないですか☆
- 楽天ポイント20%が付くと4200円。合計9200円の固定費削減です。
鹿児島県垂水市:芋焼酎飲み比べ3本セット(各900ml)
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- ミネラルウォーターがあるなら焼酎で水割りもいいかも。
- そんな嬉々とした気持ちで申し込んだのがこれです。
- この年末に少し楽しみましたが、嫁が偉く気に入って1日で半分以上が….まぁ、いいですな。
- ネットだと4000円ぐらいで販売されていました。還元率は33%なので悪くないですね。
- 楽天ポイント20%と合わせて6400円の固定費削減です。
ここで紹介した全てを合わせると年間20934円の固定費削減です!2年続ければ資産株が100株買えるものが出てきますね。
他には
- 年賀状がもらえる自治体
- 切手が貰える自治体(ワンストップ特例の申し込み切手で使う)
等も利用しました。年賀状はまずまずでしたが、切手は返礼率が悪すぎたので翌年は見直しです。
来年も固定費削減対象が無いか継続して調査しながら、楽しんでふるさと納税を行っていきます。
以上です!
投資家とランナーに幸あれ!