こんにちは!しがないIE’erです。
シリーズもの3回目!2019会社四季報秋号で見出した「バリュー株」の詳細分析を進めていきます。今回はサイネックス(2376)です。
*Twitterでまとめた内容を仮状態で記事に載せます。後日、清書予定です
これは、会社の適宜情報開示ページの抜粋。
— しがないIE'er@投資家ランナー (@IEer41019274) October 7, 2019
地方創生のプラットホームと言うように地道に頻繁に提供先の地方自治体関係の出発を行なっているようだ。#サイネックス#適宜情報開示 pic.twitter.com/vqjg0IH5Y0
【決算短信分析】
— しがないIE'er@投資家ランナー (@IEer41019274) October 7, 2019
例によって第一四半期決算を元に掘り下げる
・セグメント別、売上と利益
出版事業
売上17.92億
利益3.34億
ICTソリューション
売上5.26億
利益-0.41億
ロジスティクス
売上10.3億
利益0.24億
不動産
売上0.1億
利益0.06億
売上、利益柱は出版事業#サイネックス
有形固定資産35億のうち25億が土地。地価は建物や設備のように減価償却はないので、めちゃくちゃ手堅い!
— しがないIE'er@投資家ランナー (@IEer41019274) October 7, 2019
次に負債
・現金預金38億で流動負債27億を超えている。めちゃくちゃ財務が堅い。普通流動負債と比べるぞ……
・退職給付引当金が11億。団塊世代比率が多いのだろうか?#サイネックス財務
次は損益計算書だ。
— しがないIE'er@投資家ランナー (@IEer41019274) October 7, 2019
売上粗利益率が悪化している。(売上が昨年比0.7億しか増えていないのに売上原価が1.5億増えており、増収粗利減益。労務費が増えたか?財務にあった退職給付を沢山計上した?
対して管理販売費が1.5億減少しておりここで帳尻が合っている。#サイネックス#損益計算書分析
営業外費用、収益の分析
— しがないIE'er@投資家ランナー (@IEer41019274) October 7, 2019
・昨年四半期の複合金融商品評価益700万と為替差益1200万が気になる。資産にあった謎のその他14億の資産の評価益だろうか?
・切ないのが今年の四半期は状況二つとも損失になっている。合わせて-1600万
本業に専念して欲しいものです。#サイネックス#営業外損益
・会社業績予想的中率
— しがないIE'er@投資家ランナー (@IEer41019274) October 7, 2019
15年から今年までの経常利益会社予想は
下方修正4回
上方修正3回
経常利益は先に説明した投資関係の利益、損失も影響を受ける。こいつのせいか?
本業の儲けを表す営業利益はどんな推移かな?#サイネックス#業績予想修正
剰余金の配当修正
— しがないIE'er@投資家ランナー (@IEer41019274) October 8, 2019
業績に限らず17年から10円→12.5円へ増配して据え置いている。
剰余金が潤沢な限りこれは続きそう。むしろ、配当性向低いから更に増配するのでは?#サイネックス#剰余金の配当 pic.twitter.com/qrvHMFgOm6
不動産は前半2年がゼロに近いので無視した。
— しがないIE'er@投資家ランナー (@IEer41019274) October 8, 2019
出版とロジスティクスの利益が伸びている。特にロジスティクスは増収増益で柱になりつつある。#サイネックス#四半期セグメント分析
ようやく繋がった。
— しがないIE'er@投資家ランナー (@IEer41019274) October 9, 2019
現金預金が減っていたのは土地を買っていたから。
土地の金額推移を追うと
16年から
6.3億→9.3億→15億→25億
と4年で約4倍に増えている。
18年から不動産事業が始まり
京都市東山区、上京区で不動産賃貸業を始めている。沢山の利益剰余金はここに使ったんだ。やるじゃない。
フィスコ分析記事があった(最初これ見れば良かった笑)
— しがないIE'er@投資家ランナー (@IEer41019274) October 9, 2019
・ロジスティクス増収は大手運送会社の顧客を値差で獲得。傾向は加速
・利益悪化要因の子会社譲渡
・17ページ。有形固定資産の土地が急増。預金、借入金変化なし。何で買ったんだ!?
・不動産は一言だけhttps://t.co/CiLRmmOZyO#サイネックス
サイネックスまとめ
— しがないIE'er@投資家ランナー (@IEer41019274) October 10, 2019
・ロジスティクス増収増益期待
・実質無借金で堅い財務
・新事業不動産に向けて土地を2年で10以上買っている。不動産事業のセグメント利益は2桁利益率
・不採算子会社譲渡で収益向上
・自社株買い65万実施は最大の株価株主対策(発行済株式数の11%)
・株価は5年来底値
期待大!


