今日の総括
穴が有ったら入りたい….。株式投資に携わっていると日々色々な情報が入ります。でも、それを正しく解釈して伝える事は大事。良質情報を発信したつもりが、認識違いあって返って混乱させてしまい申し訳ございません…..という体たらくな今日です。
話題はタイトルのお話です。
年末年始に高配当株で老後生活資金のマイナスを埋めたい父親がJTの買い増しを検討していました。その際、JT一点買い勇者のお話をしました。すると
・1銘柄で10万以上配当金をもらう & 対象銘柄の大口株主(発行済み株式数の3%以上)だと確定申告が必要
・総合課税だと所得次第で申告分離課税よりも税金が高くなる恐れがある
みたいな話になりましたので、神奈川から滋賀へ帰る行きしな、調べてみました。
調べたサイトは以下。
下記の図は抜粋したものですが、これが全てを物語っています。
サラリーマン等大半の投資家は上場株式の配当金をもらう方が殆どです。この場合は、大口株主(対象株式を3%以上保有する方)でなければ、確定申告は不要です。
サイトより抜粋
上場株式じゃない場合、所得税だけ源泉徴収(収入に対して、差し引かれる所得税金)されるのですね。
大和証券のサイトでも同様の事が書かれていましたので参考に載せます。
大和証券の税金読本より抜粋
なお、配当金にかかる税金を節税されたい方で課税所得が900万円以下の方は
・所得税は総合課税で配当控除を活用して確定申告する
・住民税は申告分離課税のままにして住民税率5%に抑える
という配当控除を利用した確定申告を行うと所得税の15%かかっている税金を節税する事が出来ます。気になる方は配当控除についても調べてみると良いでしょう。
大和証券の税金読本より抜粋
なお、配当金に関する税金や申告に関しては、国税庁のサイトも参考になります。
配当控除を含む、所得税を中心としたサラリーマンの節税方策概要を以下の記事にまとめています。宜しければこちらもどうぞ。
【固定費削減.2】年間6~96万の手取りUP!サラリーマン必見!年末調整・確定申告の手堅い節税方策11選
穴があったら入りたい….。
調査不足をご指摘頂いた
・配当ワンミリオンさん
・だいきちさん
有難うござました!
【元ネタ】
申し訳ございません!
— ケン@投資家ランナー (@IEer41019274) January 5, 2020
抜けがありました。
上場株式の場合、下記は
1銘柄で配当10万
かつ
対象銘柄の大口株主
の場合でした。
大和証券のサイトで詳しく紹介されています。https://t.co/TimBfnUzs4 https://t.co/VqMDQKWiAQ
今日のお勧め資産株3撰
青山商事:紳士服国内トップ。業績悪化中。減配といえど、配当利回りが非常に高く配当のみで総合利回り5%超えです。チャートが流石に下がりすぎなので打診買いすると良いかもしれません。優待券は利回りに含めていません。
日本航空:国内航空業2位。京セラの稲森和夫さんが再建に入って蘇りました!こちらは国内航空券半額券ですが渡航先や時期によって割引額が変わるため、優待利回りに含めていません。使い方によって総合利回り5%以上になるでしょう。
一家ダイニングプロジェクト:居酒屋の新興銘柄です。成長率が素晴らしいのですが指標は高めで無配です。優待はここの店舗で使える優待券です。近場に店舗がある方あお勧め銘柄になります。優待を全部使えば総合利回り5%超えです。