貸借倍率に気を付けろ! 6343 フリージア・マクロス 関連銘柄の没落(ソレキア,協和コンサルタンツ,技研工業,夢みつけ隊,日邦産業)【株マラ日記28.】


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今日の総括

相場過熱時は信用取引の貸借倍率を注視せよ!

一昨日、マクロスが年初来高値を更新して220円台を付けたのも束の間。昨日は一気に187円まで下がりました。1日にして含み益が50万以上1銘柄で吹っ飛ぶのは中々精神的に切ない。

しまったなぁと思ったのは貸借倍率と信用規制。

久しぶりにヤフー掲示板を見ていたら、ちらほらその筋のコメントがあったのに詳しく見ていないのが落ち度。詳しく見ていたら、一昨日のPTSの間に逃げる事が出来た。

(どちらにしても買値よりは相当上なので欲張るなよ。というのもありますが…)

貸借倍率について簡単に認識しておくと

・貸借倍率 = 信用売り残の残高 ÷ 信用買い残残高 で計算
・一般的に1倍を上回ると将来信用売り圧力が発生する(値下がる)
・逆に株価が上昇基調で1倍を割っていると、「逆日歩が発生するので」信用買いが後々入るため、「踏み上げ相場」となり更に株価が上昇する
・制度信用の場合、半年以内に反対売り買いをしないといけない

・逆日歩とは?(怖い話)

信用取引をする場合、証券会社から株を借りて行う。この時、

信用売り残 > 信用買い残

という状況になった場合、証券会社が持つ株数は不足する。これを解消するために、貸してである投資家に一定の費用負担を求める。この費用の事を逆日歩と言います。

上記の状態になっているときは

・信用売りを行っている投資家 → 逆日歩発生

となります。

日本証券金融が最高額をサマリーされているので引用すると

逆日歩の最高額

逆日歩の最高金額

 

なんと1株が5万円の銘柄の場合、1日最大100円もかかります!1ヵ月経つと3000円。5%以上。。恐ろしい逆日歩です。

これが怖いから、信用売り > 信用買いの1倍割れ状態になると売り側は早く手じまいしたくなって、反対売り買い(買い)が集まるのですね。

これが踏み上げ相場という状態ですか。

これだけは理解しておこう。

マクロス関係は総じて貸借倍率が1倍を大きく上回っています。そのため、将来の売り圧力(反対売り買いの売りがされる)のでしょうね。

どのマクロス銘柄も10%以上下げたところばかりです。ざっと挙げると

6343フリージア・マクロス -34円(-20%)
9867ソレキア -4200円(-20.29%)
9647協和コンサルタンツ -1000円(-16.29%)
1443技研HLD -29円(-6.99%)
9913日邦産業 -79円(-10.00%)
2673夢みつけ隊 – 17円(-10.83%)


総じて下げました。短期的に余りに上がり過ぎたので仕方ないでしょう。

これも勉強です。来週の相場はどうなるか。。もうそろそろマクロス自体の第三四半期決算が発表されるはず。これも見ものです。(できれば、170円以上で収まって決算を見たい。そこまでは残りを持ちたい。)

 

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