2022年6月03日の株式投資戦略です。
日経平均底堅く上がってますね。27000円突破です。日本株は5月決算発表。6月に配当が入ってきて買いが入ると考えると実はセルインメイではなくセルインジュンなのかもしれませんね。勿論、好決算での反発が行き過ぎた銘柄は5月中に手仕舞いする事も大事だと思いますが。
米国株も底打った話が出始めているので、ここから少しずつ米国株のETFや投資信託を買っていくといいかもしれませんね。(僕は年初からS&P500の定期積立をNISAでやってますが。) 以下の考え方で銘柄監視をしています。
- 監視銘柄の管理と参入タイミングの検討
- 今後の投資戦略や方針検討
僕自身の忘備録以外に以下の方の参考になればと思います。
- 値上がり期待株の投資戦略を検討している方
- 高配当、優待銘柄の投資戦略を検討している方
- どのように銘柄分析や買いタイミングを検討すればよいのか、一事例を知りたい方
*本記事は、推定や憶測が基本であるため、事実と異なる事が多々あります。投資は自己責任でお願いします。
1.値上がり期待株(バリュー、大型株)の戦略検討
SBI証券のポートフォリオ機能を使って目標購入単価を参考価格として入れています。
バリュー株2
- 今回はバリュー株2の掘り下げです。
- 上がり始めているものもありますが、遠州トラックやアイネットなどは良い位置かなと思います。
- クレオは減配せず来期1円増配予想で自社株買いも発動したので底打ちを感じて仕込むには良いかもしれません。配当利回りはまだ4.2%あります。ここで欲しいと思うけど、夏枯れで下がるまで待つか….悩みどころです。(目標枚数の2割だけ買っておくなど打診買いが有効かもしれませんね。)
大型株2
- 大型株2の掘り下げです。
- ホギメディカルが下がってきましたね。3000円で買えば長期的には良い位置の株です。
- ピジョンは第一四半期好調でしたが5年来安値水準。配当利回り4%か。
- ニトリは底知れずなので….。
永続的優位性を持つと考える株
ここは勉強中です。ウォーレンバフェットさんの銘柄選択術で一番刺激を受けた
- 永続的優位性を持つ事業を展開している企業
を僕なりにリストアップして並べています。
- 今回は永続的優位性のある事業を持つ銘柄の掘り下げです。
- ザ・パックが蹂躙され続けていましたがようやく底堅くなったようです。
- エイジスが単元保有するには魅力的な位置にきましたね。
- メドピアが下がってますね。四半期業績を見るとまさかの増収減益。高収益セグメントのサービス割合が減少と先行投資の人員増が原因のようです。無配なので手出し無用ですね。買うならコロナ暴騰前の1700~1600といったところでしょうか。(成長に陰りがあると見て取れるのでコロナ前の株価よりも下になる。無配で防御力ゼロですし。)
長期的に潤沢なキャッシュを蓄えてくれる永続的優位性を持つ企業群といえど、買う水準はバリュー株や資産株と同じ考え方で望まないとダメですね。優良企業だからPER/PBR/配当利回りがこれぐらいでもプレミアが付いているので割安。という考えは捨てないとダメです。
それをここ2年ほどで悉く、永続的優位性を持つ企業群で投資して失敗した経験です。
2.資産株3の戦略検討
- 資産株3を掘り下げます。
- 色々ありますが….ここは30年単位で非減配のNECキャピタルソリューションが魅力的です。優待1年保有で総合利回り5%越えの水準です。5%などゴロゴロしている昨今ではありますが、20年単位で非減配の鉄壁株の5%越えは貴重です。今後も20年以上非減配になる可能性が高く(無理なく配当を出して財務も強化し続けている銘柄が多く、事業も安定して黒字を出す銘柄も多い事の証拠なので。)長い目で見て元が取れる確率が非常に高いからです。
3.ISAとNISAと思うところ
1億総株主とか言われており、NISAの制度見直しの話が日経新聞に出ていました。欧州のISAと比較されており
- 年間の非課税金額に3倍程度の差(ISAは300万以上)
- 非課税期間は永久か否か(ISAは永久に非課税)
といったところから日本のNISAが如何に遅れているかを説明されていました。その通りだと思います。
でも、どうせ欧州制度を取り入れるのであればもう一歩踏み込んで
- 利益が出た時は非課税
- 損失が出た時はNISA以外の株式と損益通算可能。かつ損失繰越も可能
として欲しいですね。これぐらいのアドバンテージが無いと個人投資家は厳しい日本株市場では生きていけない(投資が三度の飯より好きな人以外は意欲が失せてい生き残れない)と思います。
閲覧有難うございました!
全世界の投資家とランナーに幸あれ!