2022年1月21日の株式投資戦略です。
新しい資本主義に関しての経済政策の考えを政府が発表した辺りから日経平均は900円を超す急落に見舞われ大混乱です。
今年は米国株が厳しく日本株は横ばいか若干の下げぐらいに思っていましたが米国株の下落以上に日本株が下落すると見るのが適当かもしれません。 そんな時は値上がり期待で株を仕込むのではなくキャピタルゲイン目的で仕込むか休むのが良いかと思います。 なので僕も最近買っているのはもっぱら資産株やバリュー株でも総合利回りが比較的高めの銘柄ばかりです。
以下の観点で銘柄監視しています。
- 監視銘柄の管理と参入タイミングの検討
- 今後の投資戦略や方針検討
僕自身の忘備録以外に以下の方の参考になればと思います。
- 値上がり期待株の投資戦略を検討している方
- 高配当、優待銘柄の投資戦略を検討している方
- どのように銘柄分析や買いタイミングを検討すればよいのか、一事例を知りたい方
*本記事は、推定や憶測が基本であるため、事実と異なる事が多々あります。投資は自己責任でお願いします。
1.値上がり期待株(バリュー、大型株)の戦略検討
SBI証券のポートフォリオ機能を使って目標購入単価を参考価格として入れています。
バリュー株2
- 今回はバリュー株2の掘り下げです。
- かなり厳しめに目標購入単価設定したのですがあっさりと破られている銘柄が多数存在します。
- 個人的には業績も堅調で還元姿勢が強く配当利回り4%に達しているアルテリアが気になります。ここはストックビジネスなので打診買い長期保有は有効に思います。
- 日本デコラックスも資産バリュー株ですが配当利回りも高いので気になっています。名古屋証券取引所銘柄なので流動性が低いのも好きです。
大型株2
- 大型株2を見ます。
- ここでは好調決算も増配無しのイオンフィナンシャルグループが売られ続けています。大和証券のレーティングで100円引き下げられたので売り込まれていますね。長期では良いと思うのですが…..まだ下げそうです。難しいものです。
永続的優位性を持つと考える株2
ここは勉強中です。ウォーレンバフェットさんの銘柄選択術で一番刺激を受けた
- 永続的優位性を持つ事業を展開している企業
を僕なりにリストアップして並べています。
- 今回は永続的優位性のある事業を持つ銘柄2の掘り下げです。
- イトクロは自社株買いを発表しつつも株価は年初来安値を更新。ただしジリ下げっぱんし基調は和らいだように見えます。ストックオプションですがよくよく見たら、18年にも類似のものを出しており、今回はそれのまき直しみたいですね。また、社長が証券会社に株を担保として出している適時開示がありました。これがメリルリンチの空売りに使われているの…..でしょうかね。貸株金利を得る?ような仕組みだと思いますが、貸している株数が半端ないので金利収入も多そうです。
2.資産株2の戦略検討
- 資産株2の掘り下げです。
- FJネクストが配当利回り5%近いです(960円が5%)。ここはコツ買い機会ですね。
- 4℃ホールディングスは2月権利落ちですが踏みとどまっています。総合利回り5%水準です。DOE4%の配当方針に変更し11期連続増配。自己資本比率は高いのでコロナが長引いても資産を多少減らしながら配当は維持すると見ます。25年非減配は魅力的です。
3.その他:まだまだ底は知れない
1月は例年市場環境は良いのですが日本株は売り込まれています。この良好な時期でこうなので、今年の夏枯れ相場は….。
リーマンショック後は数年、株価は回復せずに長い調整が続いた印象があります。コロナは強烈な資金供給が市場に投入され短期で回復したように見えますがそれが無くなると、数年しぼんだ状態になるのかもしれません。
そう考えると狙うのは値上がり期待株ではなく、如何に
- 総合利回りの高い銘柄で売らずに闘うか
- バリュー株で値下がりリスクを抑えるか
- それを業種、銘柄数分散投資する
という戦法でいくのが長生きできるかと思います。資産形成スピードは遅いのかもしれませんが手堅く増やしていくのが将来に向けた近道でしょう。
閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!