2021年12月09日の株式投資戦略です。日経平均はオミクロン株の懸念が後退した事や年末の節税売りが少しずつ解消したようで持ち直していますね。ただ、上値は重そうです。 明日、この記事を載せる12/10日はトビラシステムズとイトクロの決算です。イトクロが途中で上方修正出してくれないか期待しましたが無いようなので、あまり今年の決算は良くないかもしれません。10/Eというのはデルタ株が流行してワクチン接種が進む前の8月、9月というのを含んでいるので。しかし、ここまで来ると市場の期待は今期業績ではなく来期予想。イトクロは来期減益という保守的な業績予想は過去出したことが無いので増収増益方向の予想を出してくれるだけでいいです。希望を持つ事が出来るので。 トビラシステムズは増収増益基調は続くので決算数字自体は心配していません。
- 監視銘柄の管理と参入タイミングの検討
- 今後の投資戦略や方針検討
僕自身の忘備録以外に以下の方の参考になればと思います。
- 値上がり期待株の投資戦略を検討している方
- 高配当、優待銘柄の投資戦略を検討している方
- どのように銘柄分析や買いタイミングを検討すればよいのか、一事例を知りたい方
*本記事は、推定や憶測が基本であるため、事実と異なる事が多々あります。投資は自己責任でお願いします。
1.値上がり期待株(バリュー、グロース、大型株)の戦略検討
SBI証券のポートフォリオ機能を使って目標購入単価を参考価格として入れています。
バリュー、グロース株
- 今回はバリュー・グロース株の掘り下げです。
- 全体が回復する中、決算内容が悪いラック、日パレット、ユニプレスなどは元気が無いですね。ラックが減配する事は無いと思うので仕込み時ではあると思います。
- ソフトウェアSは決算良いのでしょうが、グロース系なので下げ幅が大きいですね。
大型株
- 大型株を見ます。
- CSPが回復せずで損益通算を繰り返しています。元の取得単価は100株買い増しして3000円ぐらいなのでかなり下がっていますね。業績は良いのですが。
- ソフトバンクグループは冬の時代。5000円を切りかけましたが復活しています。中期的にもう少し下げそうですが果たして….。
永続的優位性を持つと考える株
ここは勉強中です。ウォーレンバフェットさんの銘柄選択術で一番刺激を受けた
- 永続的優位性を持つ事業を展開している企業
を僕なりにリストアップして並べています。
- 今回は永続的優位性のある事業を持つ銘柄の掘り下げです。
- ニッソウは決算内容を見て保有継続は安心と見ています。成長のために拠点増加、人員増加のため減益となっていますが成長に必要なので全く構いません。財務は強化されているので良し。むしろ、買い増ししたくなりましたね。
- エニグモは決算期待で上げ始めています。この上げ方は決算前の上げ….として決算後に暴落するのでしょうか。そうならば多少減らすのも手です。悩みどころです。
- メディキットが全体が上がる中下げ切ったところで停止しています。ここは決算良いので買いだと思いますが配当などが魅力的な水準でないので人気化しないのでしょうね。
2.資産株の戦略検討
- 資産株の掘り下げです。
- ここはTOKAIホールディングスの1点ですね。売上増加で攻めているので減配はないでしょうし、集めるのには良い水準です。
- コーア商事は先週買っておくべきでした。親口座で100株だけ583円で仕込みました。
3.その他:暴落下に備えて
この年末の下げは夏枯れ相場の下げよりも個別株ではきついものが沢山ありました。お金があるとつい、欲しいものを買ってしまうので如何に自分を律するかが重要です。それは、値上がり期待株も資産株もです。 3月末の配当権利落ちや年初の正月相場で多少は上がると思うので、そこで値上がりしたものは売った後のCPの使い道は暴落下に備えてルールを設定して考えたいです。 おぼろげながら頭にあるのは 全体相場に対して
- 日経平均年初来安値
- 騰落レシオが70以下
- -700円など超強烈な下げが起きた後の反発が無い状態で二発目の強烈な下げが出た時
- 市場の半分以上の銘柄が「年初来安値」を付けている
といった状態。加えて個別株に関しては
- 年初来、3年来、5年来、10年来安値水準
- 業績は好調(進捗率が高い。)で1,2年先の業績予想も悪くない
- (資産株は)高配当継続、優待継続が十分に期待できる(過去実績も良しな銘柄)
- 指標(PER,PBR)が過去最安値圏を突き抜け
という状態が重なった時から買い始めるのが良いと思います。 あとは、買い方です。これは例えば
- 10回に分けて分散して買う
- 1回買ったあと、1%下げる度に同じ量をコツ買いする(資産株であれば、同じ金額を他の銘柄で買う)
- 世界情勢に追風か影響のない銘柄を狙う(例えば、今ならバリュー高配当株、ストックビジネス株など)
などと併用すれば相当ディフェンシブな闘いが出来ると思います。これはおぼろげな状態ではダメで
- 論理的に整理して
- 数字で目標値設定して
- 目標通りの動きが出来ているかを管理できる体制にする
まで落とし込まないと意味が無いです。暴落下に備えた資金管理・買い方ルールの在り方といったノウハウになるかと思います。 考え方を反転させると
- 売り方
にも繫がります。これが長年投資をしている人はサイクリックな作業となるように習慣化できており、それが強みとして発揮されているのかと思います。 閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!