2022年4月1日の株式投資戦略です。
3月決算企業が大半の日本株式市場では3月末は大体的な権利落ち日です。配当狙いや優待狙いの買いが集まり、権利落ち最終日にかけて上げていくのが….通常の認識です。
確かに上がったのですが、意外なのが権利落ち翌日に大して値下がらず、むしろ暴騰している銘柄もある事です。今回はそういう銘柄にもでくわし、利益確定は一定したものの….切ないところもあります。
以下の考え方で銘柄監視をしています。
- 監視銘柄の管理と参入タイミングの検討
- 今後の投資戦略や方針検討
僕自身の忘備録以外に以下の方の参考になればと思います。
- 値上がり期待株の投資戦略を検討している方
- 高配当、優待銘柄の投資戦略を検討している方
- どのように銘柄分析や買いタイミングを検討すればよいのか、一事例を知りたい方
*本記事は、推定や憶測が基本であるため、事実と異なる事が多々あります。投資は自己責任でお願いします。
1.値上がり期待株(バリュー、大型株)の戦略検討
SBI証券のポートフォリオ機能を使って目標購入単価を参考価格として入れています。
バリュー株
- 今回はバリュー株の掘り下げです。
- リケンやフリージアマクロスが良い位置ですね。マクロスは四季報予想が良かったので仕込んでも良い水準かと思います。年に1回ぐらい噴く事があるのでそれを待って宝くじ感覚で仕込むといいかも。
- 中央紙器は一瞬配当利回り4%の1000円に触れましたがすぐに回復しましたね。
大型株
- 大型株の掘り下げです。
- 日経平均が回復して28000円前後の攻防を繰り広げているため、あまり全体が下がってきません。
- 配管つなぎ手関連の日東工器ぐらいです。業績回復基調なので良い位置かとは思います。配当利回りが3%弱なので下値不安はまだありますが。10年来安値圏。
- あとは5年来安値圏の日清オイリオですね。優待権利落ち後で安値圏に沈んでいるので単元保有は良いと思います。
永続的優位性を持つと考える株2
ここは勉強中です。ウォーレンバフェットさんの銘柄選択術で一番刺激を受けた
- 永続的優位性を持つ事業を展開している企業
を僕なりにリストアップして並べています。
- 今回は永続的優位性のある事業を持つ銘柄の掘り下げです。
- ニッソウは増収増益に転じたため上がるのをほんのり期待して待つのみです。
- メディキットがようやく下げ止まりましたか。強烈な含み損ですが、増収増益基調なので保有継続あるのみです。
- ナガイレーベンが良いのですが、事業や利益率が素晴らしくとも指標面で高く配当利回りも低いため手出しできず。
2.資産株の戦略検討
- 資産株を掘り下げます。
- ラサ商事は配当利回り5%以上へ。
- オーハシテクニカも安いです。
- ティーガイアも良いですね。
3.株価上昇しても慌てずに!
あらゆる株が上昇し始めて権利落ちで手仕舞いして資金が手元にあります。
すると買いたい病が出てきて上昇基調の株を買ってしまう。これが高値掴みとなって含み損へ転落する。
なので、買うなら上昇時ではなく下落して横ばい基調の時です。バリュー投資家が下落後の横ばい基調で買うタイミングというのは
- 数年来安値圏(チャートでテクニカル的に下がっている事を認識している)
- 指標面で割安、過去安値圏
- 下落耐性(配当や優待利回りが高い事や含み資産が時価よりも大きい銘柄)
を選定しているはずです。なので、既に割安圏だと思って見ている銘柄が下がり切って横ばいになっている時というのは相当に手堅い位置であるはずです。
ですが、そんなタイミングはもう来ないと上昇基調に転じた時に焦ると大抵負けます。だから上がる時は見ておくだけか、全体が上がっている中でも年初来安値や目標購入単価圏に沈んでいる銘柄は必ずあるので、それを仕込むだけです。
閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!