ネオモバ高配当株分析第9弾!
31年間減配無しの流通系カード首位!クレジットカードサービスを主力で手掛けているクレディセゾン(8253)です。配当利回りは3.8%です。(45円配当、株価1188円前提)
営業利益率10%で安定黒字です。セゾンカードで有名です。コロナ影響で業績予想は厳しいですが黒字予想です。
クレディセゾンがネオモバ定期買付に適している魅力は以下!
- 配当利回り3.8%
- 31年非減配であり、安定配当継続銘柄
- 営業利益率10%以上で高収益率
- 流通系カードの業界首位!
ネオモバ高配当株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。
- 企業概要(主力事業の収益は安定しているか?)
- 指標(指標、株主優待、チャートの確認)
- 財務分析(無理なく高配当を継続できる財務体質か?)
- 業績(高配当を維持・向上できるか?)
- 配当、自社株買い推移(非減配年数は何年か?)
- まとめ
一番大事にしたいことは
- 安定した還元(配当や優待)が永久的に得られ続けられるかどうか
です。
SBIネオモバイル証券では毎月50万までの取引きは実質20円の費用で可能で1株から株が買えます。
- 最大50銘柄へ定期買付が可能なので投資信託と同様に入金して自動買付できます
- 入金して毎月一定金額が買えます
- 購入単価を設定できるので高値掴みを防ぐことができます
このため、銘柄選定は自分で行うという楽しみは得られつつ感覚としては投資信託のように運用できます。宜しければ以下のサイトよりネオモバを申込して始めてみては如何でしょうか。
1.企業概要(その他金融業)
会社概要です。
- 株式会社クレディセゾン
- 1951年設立
- 東京証券取引所第一部上場
- 事業概要
“ペイメント・リース・ファイナンス・不動産関連・エンタテインメントほか”
大株主が信託口や大和証券、みずほ銀行等が占めています。信託口は機関投資家関連なので配当コミットを強く求めている事が見て取れます。31年非減配の所以ですかね。
会社概要 より抜粋
主力事業は安定した収益を挙げているか?
- 売上(収益)主力はクレジットカード関連のペイメント事業ですが、4期分見ましたがセグメント利益が黒字ですが大きくばらついています。直近2期でも62億と169億とひらきがあります
- 利益柱はペイメント事業ではなくファイナンス事業であると考えます。ここは大きなセグメント利益のバラつきは無く、過去4年で100億円以上の利益を挙げ続けています。
ペイメント事業のばらつきが気になるところですが、ファイナンス事業が安定しているので事業全体としては一定安定していると見ます。
株主還元についてコミットはあるか?
- 配当性向のコミットは見れませんでしたが、「安定的・継続的な配当維持方針」を掲げています。これが、31年非減配の裏付けになりますね。
- 08年に当期純利益の巨額赤字を計上していますが、配当維持を貫いています。実質累進配当ですね。
これは、高配当を長期的に貰い続ける投資家には安心材料でしょう。
20.3期決算説明資料より抜粋
2.各種指標
各種指標、株主優待、チャートを紹介します。
各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- 連続非減配年数
- 過去3年増配率
- PER/PBR
- その他金融業のリース・ファイナンス系銘柄であるため、割安指標がこれぐらいが妥当な位置と見ます。
- PBRは….資産の裏返しに長期借入金と社債が占めているのであまり期待しない方が良さそうです。というか、素人には読み解くのが非常に難しいです。(債権の焦げ付きや貸し倒れに注意が必要です。)
- 非減配を31年も継続している銘柄と見ると配当利回りは魅力的です。3.5%以上あるので良いと思います。(この辺は個人の感覚です。)
株主優待(なし)
クレディセゾンには株主優待はありません。
5年株価チャート
- 5年チャートでは5年来安値水準です。
- コロナショックで落ちた後、回復していません。
- 今の株価位置は業績が復活する事を考えると良い位置です。
tradingview よりチャート転載
3.財務分析
高配当を維持できるか財務体質を調べます。
- 配当を支払える原資が増え続けているか
を確認します。
IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
財務分析
- 財務を読み解くのは非常に難解です。
- 株主資本、利益剰余金は順調に増えていますが、有利子負債も大きく増えています。
- 対して、現金等があまり伸びていません。
- その他金融業は社債や借入で資産を得て、それを使いリース資産等を仕入れる形態のため負債レバレッジを活かした経営になります。
- 決算説明資料から読み解くと、借入の中身が重要かと思います。短期借入ではなく、長期借入金や社債など、返済期限が長いもので如何に構成されているかが資金繰りを見る上では肝要に思います。ここが、短期借入ばかりになると….社債や長期借入を出来ない、信用されていないとみなす事で実力を推し量る事になるかと思います。
- 資産構成を見ると大半が流動資産です。売掛金が主です。
- 流動資産=総負債の構図なのでたちまち問題があるような状況にはならないと見ます。
- 負債の中身も短期間の返済を要する流動負債が半分なので短期的には問題ないですね。
4.業績
高還元を維持・向上できるかを見ます。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
- 利益率
の推移を見ていきます。
業績
- 営業利益はバラつきがあるものの250~550億円程度で安定黒字推移しています。
- 営業利益率は10%以上と高め安定ですね。レバレッジを効かせた経営なのでこれぐらい出るのが妥当に思います。(リース会社だともう少し上の企業もあります。)
- 今期は減収減益予想ですが、営業利益200億円台の黒字予想です。
コロナを耐えれば、安定黒字継続、安定配当継続軌道に乗ると見ます。
5.配当金、自社株買い
株主還元姿勢をみます。
- 非減配年数、過去数年間の増配率
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などを実績の数字で確認します。
連続非減配年数、増配率など
- これは安定配当・配当継続方針を貫いている事が良く分かりますね。
- 20年も減配無く45円配当を出し、来期も横ばい予想なので31年継続、32年継続予想となっています。これがこの株をネオモバ定期買付対象選定した最大の理由です。
*配当チェッカーは2018年の実績まで反映しています。19年は予想となっています。
配当チェッカー より抜粋
配当金、自社株買い
- EPSのバラつきはあるものの配当性向は10~40%台と無理なく推移しています。
- 16年の478億の大規模自社株買いは熱いですね。
- 20年も100億やっています。
ですが、負債レバレッジを効かせているので配当性向を常に50%以上に上げるのはきつそうです。長期的に30%が狙いどころかと思います。(安定配当、配当継続方針を貫き続ける場合)
6.評価
以下の観点でざっくりと定期買付に適しているかを考えます。
- ①安定性(安定配当継続度)
- ②戦闘力(業績向上で将来増配や値上がりのある可能性)
- ③割安性(購入タイミングは良いか?)
- ④総合評価(どれだけネオモバで定期買付したいか?主旨に合っている銘柄か?)
これを
- ◎
- 〇
- △
- ×
の順番で評価します。
- ①安定性(◎):方針があり、大株主が配当コミットを求めやすい構成である
- ②戦闘力(△):長期的に営業利益が伸びてはいない
- ③割安性(△):その他金融業系では特別割安な指標ではない
- ④総合評価(〇):安定性に重きを置きました。配当利回り4%以上になるとなお良いです。
以上です!
閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!
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