ネオモバ高配当株分析第12弾!
岩手県地銀3番手の東北銀行(8349)です。確認できる限り29年間非減配。1997年上場以降非減配です。配当利回りは4.8%です。(50円配当、株価1046円前提)
ネオモバの高配当株定期買付を昨年12月に始めた時から定期買付し続けているTHE!資産株銘柄です。
東北銀行(8349)がネオモバ定期買付に適している魅力は以下!
- 何といっても!! 29年非減配! 上場以来非減配!
- 絶対安全非減配銘柄でありながら配当利回り4.8%と高い!もはや安定債券!
- リーマンショックで減益時も非減配!
- 東北大震災の大幅赤字でも非減配!
- 勿論、コロナショックでも非減配!
- 1株益は震災以降50円以上を継続し、非減配継続は無理ない形!
ネオモバ高配当株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。
- 企業概要(主力事業の収益は安定しているか?)
- 指標(指標、株主優待、チャートの確認)
- 財務分析(無理なく高配当を継続できる財務体質か?)
- 業績(高配当を維持・向上できるか?)
- 配当、自社株買い推移(非減配年数は何年か?)
- まとめ
一番大事にしたいことは
- 安定した還元(配当や優待)が永久的に得られ続けられるかどうか
です。
SBIネオモバイル証券では毎月50万までの取引きは実質20円の費用で可能で1株から株が買えます。
- 最大50銘柄へ定期買付が可能なので投資信託と同様に入金して自動買付できます
- 入金して毎月一定金額が買えます
- 購入単価を設定できるので高値掴みを防ぐことができます
このため、銘柄選定は自分で行うという楽しみは得られつつ感覚としては投資信託のように運用できます。宜しければ以下のサイトよりネオモバを申込して始めてみては如何でしょうか。
1.企業概要(銀行業)
会社概要です。
- 昭和25年設立
- 営業店舗55カ店 2出張所
- 預金等残高8167億円
- 貸付金残高5902億円
- 有価証券残高1974億円
- 東京証券取引所第一部上場
会社概要ページに正式名称が載っていないとは….。戦後第一号の銀行とのことです。
会社概要 より抜粋
主力事業は安定した収益を挙げているか?
- 東北銀行の主力収益源は貸出金利息です。過去4年間の推移をみるとおおよそ80~90億で安定推移しています。
- 次いで多いのが有価証券の配当金です。
- 貸出の主力は中小企業向け。
- 直近3年間は徐々に増加傾向です。
- 貸付金の焦げ付き状況です。
- 大体不良債権(回収不能)になる危険債権の比率は上昇傾向で3%台。
- アサックスや全国保証と比較するとだいぶ高めですね。でも、これでも利益は十分に出ているので10%とか飛躍的に高まらなければ大丈夫かと思います。ここの非減配を左右する生命線はこの比率の飛躍的な上昇に注意すればいいですね。
収益は安定していると見ます。
ところでこの会社は決算短信に決算補足説明資料が付いていますね。他社では別資料なのでちょっと新鮮でした。
2020年3月期決算短信より抜粋
株主還元についてコミットはあるか?
残念ながら読み取る事が出来ませんでした。実績で評価します!
2.各種指標
各種指標、株主優待、チャートを紹介します。
各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- 連続非減配年数
- 過去3年増配率
- PER/PBR
- 銀行株としてのPER面での割安度はあまりありません。メガバンクに比べれば知名度が圧倒的に落ちるのでむしろ割高かもしれません。
- PBR0.35倍は資産構成の大半が貸付金と有価証券なので現金化しやすい資産と見ればかなりの資産バリュー株ですね。
- 50円配当を29年も継続しており、上場後もずっと50円配当です。今後もずっとこれが続くとみれば、売らないとすれば永遠に利回り4.8%になる債券ですね。利回り4.8%の国債みたいなものです。そう考えると非常に魅力的ですね。仕組債と同じぐらいの利回りです。
株主優待(なし)
東北銀行には株主優待はありません。
5年株価チャート
- コロナショック前までは1000円以上していました。
- トマト銀行と共に50円配当とほぼ配当利回りが5%である事に着目し、僕は1050円以下ならば定期買付する事を選択しています。
- ここにコロナショックが襲い、800円割れまで一時下落しました。
- ですが、足元の業績の上方修正も相まって株価は1000円台を回復しました。
1000円以下で買えた方は永遠につづく利回り5%の債券を手にされたわけですね。羨ましい!!
tradingview よりチャート転載
3.財務分析
高配当を維持できるか財務体質を調べます。
- 配当を支払える原資が増え続けているか
を確認します。
IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
財務分析
- リーマンショック時に有利子負債が発生し、これが暫く続いていましたが15年以降完済したようです。
- 現金等もここ3年では伸び気味であり安心できる財務体制に見えます。
- 本業の本丸、貸付金が焦げ付きが拡大しないかに注意すればいいと思います。
財務は安定しており堅いと見ます。今後も50円配当を継続してくれるでしょう。
4.業績
高還元を維持・向上できるかを見ます。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
- 利益率
の推移を見ていきます。
業績
- リーマンショックや東北大震災の時にかなり厳しい減益や赤字に陥っています。
- 2011年の強烈な純利益の赤字は貸付金が大量に不良債権化したのかもしれません。
- ですがこの時でさえ50円配を堅持しています。
- 以降は業績は回復し、常に1株益50円以上を維持できています。
今後もこの会社が存在する限り50円配当を続けてくれると見ます。
5.配当金、自社株買い
株主還元姿勢をみます。
- 非減配年数、過去数年間の増配率
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などを実績の数字で確認します。
連続非減配年数、増配率など
- データが取れる92年からずっと50円配当継続です。
- 配当チェッカーでは18年までの実績しかないですが、20.3期も50円配当を継続しているので29年非減配を継続している事になります!
*配当チェッカーは2018年の実績まで反映しています。19年は予想となっています。
配当チェッカー より抜粋
配当金、自社株買い
- 50円の配当金が延々と続いています。
- 配当性向はリーマンショック時は100%越え、大震災時は算出不能ですが50円配当を継続出来ています。
- EPSは大震災以降は50円超えです。
大変、安心できる状態です。
6.評価
以下の観点でざっくりと定期買付に適しているかを考えます。
- ①安定性(安定配当継続度)
- ②戦闘力(業績向上で将来増配や値上がりのある可能性)
- ③割安性(購入タイミングは良いか?)
- ④総合評価(どれだけネオモバで定期買付したいか?主旨に合っている銘柄か?)
これを
- ◎
- 〇
- △
- ×
の順番で評価します。
- ①安定性(◎◎◎):29年非減配!50円配は永遠!
- ②戦闘力(〇):低PBRで高利益率なので値上期待有
- ③割安性(◎):資産構成良好な低PBR株です
- ④総合評価(◎):これからも定期買付継続します!
以上です!
閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!
2020年秋号の会社四季報はお宝銘柄がいっぱいです。ぜひ、この機会にお宝銘柄を探してみては如何でしょうか?
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