ネオモバ高配当株定期買付分析シリーズ第4弾!
連続増配で定評のあるリース系である8593三菱UFJリースです。なんと28年連続非減配!21年連続増配中の長期グロース株です。配当利回りは5.2%!(485円、25円配当前提)です。1992年に減配していますが1.0円→0.8円のマイルドな減配です。
最近、資本提携している日立キャピタルと合併する事を発表。売上高の規模は業界2位の位置に付けるようです。利益効果は100億円だとか。
三菱UFJリースがネオモバ定期買付に適している魅力は以下!
- 28年非減配銘柄で安定配当が堅い!
- 20年連続増配中!
- 配当利回り5.2%で連続増配で安定配当なのに利回りが高い!
- 1株500円以下と定期買付しやすいマイルドな値段設定!
- 長期的に増収増益基調のグロース株!
ネオモバ高配当株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。
- 企業概要(主力事業の収益は安定しているか?)
- 指標(指標、株主優待、チャートの確認)
- 財務分析(無理なく高配当を継続できる財務体質か?)
- 業績(高配当を維持・向上できるか?)
- 配当、自社株買い推移(非減配年数は何年か?)
- まとめ
一番大事にしたいことは
- 安定した還元(配当や優待)が永久的に得られ続けられるかどうか
です。
SBIネオモバイル証券では毎月50万までの取引きは実質20円の費用で可能で1株から株が買えます。
- 最大50銘柄へ定期買付が可能なので投資信託と同様に入金して自動買付できます
- 入金して毎月一定金額が買えます
- 購入単価を設定できるので高値掴みを防ぐことができます
このため、銘柄選定は自分で行うという楽しみは得られつつ感覚としては投資信託のように運用できます。宜しければ以下のサイトよりネオモバを申込して始めてみては如何でしょうか。
1.企業概要(その他金融業)
会社概要です。
- 三菱UFJリース株式会社
- 1971年設立
- 東京証券取引所第一部上場
- 事業内容
“各種物件のリース
各種物件の割賦販売
各種ファイナンス業務
国際業務”
三菱商事、三菱UFJ銀行、信託銀行の三菱グループが40%以上の株式を握っている完全な三菱グループです。安定の三菱!大好きです。
会社概要 より抜粋
主力事業は安定した収益を挙げているか?
- 過去4期分のセグメント別業績を見ますと、カスタマーファイナンス・アセットファイナンスの2事業とも安定したセグメント別利益を稼ぎだしています。
- カスタマーファイナンス事業はバラつき幅が少なく利益率6%以上のそこそこ高収益な安定事業。
- アセットファイナンスは利益額のバラつきは多少ありますが、絶えずセグメント別利益が15%以上の安定高収益事業です。
- 組み込んでいるリース商品の構成も航空、不動産、エネルギー、ロジスティクスなど多岐に渡っておりリスクヘッジが図られていますね。航空と不動産の資産高が大きいようです。
主力のリース関連事業は安定した収益を稼ぎだしていると見ます!
決算短信より抜粋
株主還元についてコミットはあるか?
- 中期経営計画に経営目標がありました。
- 配当性向は30%台を継続とあります。ここから察するに配当性向は下限を30%、上限を39%としてみれば堅いかと思います。
- 今期は減益予想なのでこのままいけば減配ですが、20期連続の増配姿勢は崩さないと思いますので今期は40%以上になるでしょうね。
- 昨年までの純利益に22年以降復帰するのであれば1株益は79.4円。間を取って35%前提とすると配当性向35%ならば27.79円。これぐらいは中期では出せそうです。
配当性向目標を出すという事は安定した収益基盤を持ち、将来的に成長力のある自信の現れと見ます。良いですね!
2020~2022の中期経営計画より抜粋
2.各種指標
各種指標、株主優待、チャートを紹介します。
各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- 連続非減配年数
- 過去3年増配率
- PER/PBR
- 28年非減配が光ります!
- 過去3年増配率は13円から25円に一気に引き上げていますので超絶な増配率になります。
- 過去3年の1株益から配当性向を出すと32.9%。大体目標通りです。今後も25円配当は少なくとも継続するでしょう。この前提で配当利回り5.2%は中々魅力的です。
- 500円以下は買いに思います。
株主優待(なし)
三菱UFJリースには株主優待はありません。
5年株価チャート
- 5年チャートは2番目の底値をコロナショックで付けました。最安値は2016年の400円割れです。この時に拾えれば相当堅かったでしょう。
- でも、今の485円という水準も悪くないです。700円~500円の値幅で動いているので500円以下は定期買付のスタンスが堅いと見ます。
tradingview よりチャート転載
3.財務分析
高配当を維持できるか財務体質を調べます。
- 配当を支払える原資が増え続けているか
を確認します。
IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
財務分析
- リース系で財務の堅さを図るのは非常に難しいです。
- 何故なら、社債や借入で負債を増やしてリース資産を取得するので有利子負債を上げた負債レバレッジで勝負するからです。
- その証拠に有利子負債は年々巨大化しています。ですが、株主資本や現金等、利益剰余金も増えています。
- 有利子負債は増えているが営業利益が下がる、横ばいになる事が数年続くとまずいと思います。こういう観点で財務は見るのがひとつのポイントかなと思っています。う
4.業績
高還元を維持・向上できるかを見ます。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
- 利益率
の推移を見ていきます。
業績
- リーマンショック時に営業利益が500億から200億台に落ち込んでいますが、ここから長期的に見れば増収増益基調になっています。ここ3年では営業利益が790~900億台と高収益を挙げています。
- 営業利益率も2016年には8%と倍ぐらいに伸びた後に安定させているのも良いですね。利益率の高いリース資産を組み入れる事が出来たのでしょうか。
5.配当金、自社株買い
株主還元姿勢をみます。
- 非減配年数、過去数年間の増配率
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などを実績の数字で確認します。
連続非減配年数、増配率など
- 27年非減配、20年連続増配は素晴らしいですね。
- 2020年も決算も出たので28年非減配。21年連続増配となりました。
*配当チェッカーは2018年の実績まで反映しています。19年は予想となっています。
配当チェッカー より抜粋
配当金、自社株買い
- 連続増配、配当性向は19~33%台で推移。
- EPSも長期的に伸びており良い形です。
- 自社株買いが2012年以降なくて少し寂しいですね。連続増配しているので良しでしょうが。
- ここから連続増配基調を維持するにも日立キャピタルとの合併効果は有効でしょうね。
6.評価
以下の観点でざっくりと定期買付に適しているかを考えます。
- ①安定性(安定配当継続度)
- ②戦闘力(業績向上で将来増配や値上がりのある可能性)
- ③割安性(購入タイミングは良いか?)
- ④総合評価(どれだけネオモバで定期買付したいか?主旨に合っている銘柄か?)
これを
- ◎
- 〇
- △
- ×
の順番で評価します。
- ①安定性(◎):28年非減配、21年連続増配の実績!
- ②戦闘力(〇):長期的に増収増益、利益率良化!
- ③割安性(〇):リース関連は基本的に割安
- ④総合評価(◎):連続増配は止まるかもしれませんが、非減配は向こう5年以上は続く印象です。
以上です!
閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!
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