ネオモバ高配当株分析第13弾!
2004年に政府が株を放出して上場を開始した日本電源開発(9513)です。配当利回りは5.4%(株価1383円 配当75円前提)。なんと上場来安値水準ですね。2004年上場来安値水準J-POWERとも呼ばれていますね。電力卸が主事業で、発電は火力・水力・風力等です。送変電設備を保有しており沖縄を除く電力会社に供給されているそうです。
電源開発(9513)がネオモバ定期買付に適している魅力は以下!
- 配当利回り5.4%
- 上場以来17年、非減配であること
- 加えて上場来安値の値ごろ感有の状態
- PER5.75倍、PBR0.33倍のバリュー株
- 財務内容は脆弱ながら、徐々に良化している事
- コロナ禍でも安定した業績を挙げており、長期的には増収増益基調であること
ネオモバ高配当株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。
- 企業概要(主力事業の収益は安定しているか?)
- 指標(指標、株主優待、チャートの確認)
- 財務分析(無理なく高配当を継続できる財務体質か?)
- 業績(高配当を維持・向上できるか?)
- 配当、自社株買い推移(非減配年数は何年か?)
- まとめ
一番大事にしたいことは
- 安定した還元(配当や優待)が永久的に得られ続けられるかどうか
です。
SBIネオモバイル証券では毎月50万までの取引きは実質20円の費用で可能で1株から株が買えます。
- 最大50銘柄へ定期買付が可能なので投資信託と同様に入金して自動買付できます
- 入金して毎月一定金額が買えます
- 購入単価を設定できるので高値掴みを防ぐことができます
このため、銘柄選定は自分で行うという楽しみは得られつつ感覚としては投資信託のように運用できます。宜しければ以下のサイトよりネオモバを申込して始めてみては如何でしょうか。
1.企業概要(電気・ガス事業)
会社概要です。
- 電源開発株式会社
- 1952年設立
- 東京証券取引所第一部上場
- 事業内容:電気事業
- 発電設備は火力発電が主力。次いで水力発電。風力、地熱と続きます。
- 時代はクリーンなエネルギー供給を求めているので、主力発電事業の約半分が水力と風力、地熱とクリーンなエネルギーで占めているのは魅力的です。
- 水力、風力は国内2位。火力は1位の発電設備シェアを誇るそうです。
会社概要 より抜粋
主力事業は安定した収益を挙げているか?
- 事業は主に3つ。電気事業(発電、送電事業)の主力売上を占める事業と海外コンサルるティング等の海外事業、自社設備の運用保守メンテを行うその他事業から構成。
- 送電事業は火力を主としていますが、発電は再生可能エネルギー中心に賄っているようですね。
- セグメント別業績を見ると最近の利益柱は、電気事業と海外事業になるようですね。
- 両事業とも安定推移しています。
- 連結収支です。主力の電気事業と海外事業は多少の上下がありつつも徐々に伸びていますね。
主力事業は安定していると見ます。
2021年3月期決算説明資料 より抜粋
株主還元のコミットはあるか?
- 短期的な利益変動を除き、連結配当性向30%を目安。
- 安定的かつ継続的な還元充実に努める。
上場以来、非減配で実績十分です。この配当性向は上げなくていいです。固定資産が大半であり固定負債も重い。難しいです。無理しなくていい。
個人投資家説明資料 より抜粋
2.各種指標
各種指標、株主優待、チャートを紹介します。
各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- 連続非減配年数
- 過去3年増配率
- PER/PBR
- 電力メーカーは皆、低PER基調なので割安面は?です。
- PBRは0.33倍ですが資産の主力は電源設備などの固定資産。流動資産は僅かなので資産バリュー度も低めです。
- やはり魅力的なのは配当利回りですね。上場以来無配で配当利回り5%越えが魅力的です。
- 再生可能エネルギー事業主で今後も拡大していくため、市場環境もよさそうです。
株主優待(なし)
電源開発には株主優待はありません。
5年株価チャート
- 20年チャートで見ると上場来安値水準です。
- コロナの影響は軽微であるにも関わらず株価は急落し、回復していません。
- 最近、環境債を発行した事ももしかすると嫌気されているのかも。
- 業績は良いんですがね。
僕には絶好の買い場にしか見えません!
tradingview よりチャート転載
3.財務分析
高配当を維持できるか財務体質を調べます。
- 配当を支払える原資が増え続けているか
を確認します。
IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
財務分析
- 財務内容は脆弱です。
- 現金等、株主資本は良化してきていますが、有利子負債も増えています。
- 自己資本比率は徐々に増加していても30%以下。固定負債の中身は社債と長期借入金で賄っています。電力事業が安定していなければできない事でしょう。
- 僅かですが財務内容は年々良化しています。
- 最近、流動資産>流動負債の構図になってきましたので安定度はUPです。
4.業績
高還元を維持・向上できるかを見ます。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
- 利益率
の推移を見ていきます。
業績
- 東日本大震災時は業績が悪化していますが黒字です。
- 長期的には増収増益基調です。
- インフラ系は安定した業績が売りですね。
5.配当金、自社株買い
株主還元姿勢をみます。
- 非減配年数、過去数年間の増配率
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などを実績の数字で確認します。
連続非減配年数、増配率など
- 04年上場以来、非減配です。
- 緩やかですが増配もしています。
- 20年実績までで非減配年数は17年です。
*配当チェッカーは2018年の実績まで反映しています。19年は予想となっています。
配当チェッカー より抜粋
配当金、自社株買い
- 18年に5円増配し75円。
- EPSは比較的安定しています。
- 配当性向はここ数年は20~35%程度。株主還元でコミットしていた水準の75円配当をしばし続ける形ですね。
6.評価
以下の観点でざっくりと定期買付に適しているかを考えます。
- ①安定性(安定配当継続度)
- ②戦闘力(業績向上で将来増配や値上がりのある可能性)
- ③割安性(購入タイミングは良いか?)
- ④総合評価(どれだけネオモバで定期買付したいか?主旨に合っている銘柄か?)
これを
- ◎
- 〇
- △
- ×
の順番で評価します。
- ①安定性(〇):財務は脆弱ですがインフラ系は業績安定
- ②戦闘力(△):固定資産が重いため業績維持の投資がかさむ
- ③割安性(〇):PERは比較的割安水準
- ④総合評価(〇):上場以来、非減配は買いですね
以上です!
閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!
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