プロネクサス(7893)の同業で企業のIR資料等のディスクロージャー支援のTAKARA&COMPANYより株主優待が到着しました。ここはもう5年以上の付き合いでトリプルバガーの状態になっています。安定して着実に利益を稼ぎ出していますね。
株主優待と直近の決算内容をざっくり掘り下げます。
TAKARA&COMPANYの魅力は以下
- 配当+優待利回り3%以上(当時取得単価ベースでは12%まで上昇)
- 実質無借金経営
- 営業利益率10%程度で安定黒字
- ストックビジネスの金融ディスクロージャー支援業務で事業安定
- 長期的に増配傾向で10年で配当2倍
です。
資産株記事も作成しているので宜しければ閲覧ください。
【株主優待】選べるギフト2000円! ディスクロージャー大手 7921 TAKARA&COMPANY 配当+優待利回り4.6% 【資産株お勧め.55】
1.株主優待案内
- TAKARA&COMPANYの株主優待をもらうためには、5月末日に100株以上保有している必要があります。
- 3年未満の保有で1500円相当コース
- 3年以上の保有で2000円相当コースになります。
- もう5年以上の付き合いなので2000円相当コースです♪
- 優待権利獲得から2か月後ぐらいに来ますね。
- 全部で8種類から選ぶことができます。
- 花王アタックZEROギフト(本体400g×1本、詰め替え用360g×3本)
- ショコラ房焼き菓子セット7種
- 魚沼県産コシヒカリ 雪室貯蔵米 2kg
- 横須賀海軍カレー200g×5
- カゴメフルーツ野菜ギフト。パックジュース10本と缶ジュース5本です。
- 九州ラーメン巡り8食。4県5種類の詰め合わせです。
- 白石温麺(うーめん)30食入り。9センチの短さが特徴の宮城の名産麺。400年前、胃の悪い父親のために作ったのが始まりとされるそうです。親孝行の温かい思いやりの心」が由来
- 社会貢献活動団体への寄付
です。今年はカゴメのジュースにしようかな。娘のおやつにちょうど良いです。
- 期末配当も頂きました。
- 1株となっているのはネオモバでの定期買付も始めたからです。
2.2020年5月期決算概要
- 5月決算なので最後の四半期決算では多少コロナ影響を受けています。
- にもかかわらず増収増益!良い決算でした。
- 営業利益率も中期目標の10%超え!
- セグメント別業績です。
- ディスクロージャー関連が主力です。ここの営業利益率は10%程度。
- 通訳・翻訳事業についても営業利益率が10%以上。
- どちらも高収益事業ですね。
- P/Lです。
- 売上原価率が結構高いなと思いましたが、ここが2.5ptも改善されています。
- 原価の大半は人件費かと思います。IoT、RPEなど業務の簡易化を図ったのかもしれません。
- これはちょっと特徴的です。
- 四半期毎の業績は大きくばらついており、第一四半期に売上が集中しやすい傾向にあるようです。
- 第一四半期といえば5~8月期。企業の通期本決算発表が連発する頃なのでここに集中しているのかと思います。
- B/Sです。
- ここでの注目点は、のれんが固定資産として増えている事です。
- 上の画像で翻訳事業の説明をしました。実はこの20年度の間に通訳・翻訳事業のサイマルインターナショナルを子会社化しています。
- のれんは、企業買収するときに買収した金額とその会社の時価評価資産価値の差額を表します。
- 正ののれん:買収金額 > 時価評価資産価値 の場合、差額は「のれん」として無形固定資産に計上されます。のれんはその企業の見えない魅力であるブランド等になると考えられるためです。日本の会計法律上は(20年現在)以下のようにして償却します。
・20年以内に規則的に償却する
・販売費及び一般管理販売費でのれんの償却費を計上する
・金額が低ければ一括計上可能 - 負ののれん:買収金額 < 時価評価資産価値 の場合、差額は負ののれんとして、「特別利益」で1年間で一括計上します。
- 今回買収した会社は正ののれんとして23億計上されていますね。
- これに必要な資金は短期借入金と現金預金から払出ししたと考えられそうです。(現金預金が大きく減り、流動資産の短期借入金が増えている)
- 今後はこの26億円ののれんを消却するため、毎年1億円以上ののれん償却費が計上されそうです。
- 次ページに詳細が載っていました。
- これを見ると来期決算から、償却を開始するそうです。
- 中期経営計画の振り返りです。
- 営業利益率意外はほぼ指標達成です
- 営業利益が達成できているのが良いですね。本業順調という事です。
- 次の中期は買収した通訳・翻訳事業を大きく伸ばす計画のようです。
- だいぶ強気です。この通りになるなら、営業利益率10%の事業なので営業利益が10億は増えます。今の1.5倍ですね!
- ディスクロージャー関連のKPI指標です。
- 販売者数は着実に伸びていますね。
- 翻訳関連はコロナで期ズレとなり20/5は減少となっています。
新しく買収した翻訳会社とのシナジー効果に今後期待します!これは、中期では5倍ガ―の株価を目指そうか!!
20年5月期決算発表資料 より抜粋
以上です!
投資家とランナーに幸あれ!