株式投資の世界ではインカムゲインの配当金を再度投資に回す事で資産を更に増やしていく事が肝要だと言われています。
僕にはひとつ野望がありました。
「これ、株主優待を再投資に回せないのか?」
と。そこで、株主優待を買取してくれるサイト等が無いか調べると良いサイトがありました。アクセスチケットです。
今回は、このアクセスチケットに株主優待を買取に出した話をしたいと思います。
本記事のお勧め読者は以下です。
- 株主優待を再投資に回したい方
- 株主優待を買取する場合、どの株主優待がお得なのかが知りたい
- 反対にどの株主優待はお得度が低いのか知りたい
1.何故、株主優待の買取にこだわるのか?
初めから買い取り目的で狙う株主優待は大体決まっています。
- 買取単価が額面金額に近く、高いもの
です。これ詳しく掘り下げていくと、配当課税で差し引かれる利率よりも低いものがあります。配当は約20%が持っていかれるため手取りは配当金額の80%程度になります。
これを優待買取によって優待額面金額の80%以上になるものを中心に狙うのです。これがこだわる理由です。今回、買取依頼した様々な優待の中で、この80%以上になる優待があるためここを中心に紹介したいと思います。
2.アクセスチケットへ買取に出した株主優待
- では、実際に買取に出した株主優待一覧を紹介しましょう。
- 先ず、買取の最大主力は「QUOカード」です。
- よくもまぁ…..これだけ集まったものです。元々、資産株投資はしていましたが僕が資産株投資をする基準である「総合利回り5%」という銘柄は中々、昔はありませんでした。
- それがこのコロナショックで一気に買付チャンスが到来したのでひたすらに買いまくりました。もう、15年投資してきてこれはイカンぞ!!!というぐらいの勢いで買いまくりました!
- 以下の銘柄から得られた優待です。(抜粋)
エイチワン
アサックス
日本モーゲージサービス
プロネクサス
ラサ商事
タマホーム
ショーエイコーポレーション
河西工業
グローセル
サイネックス
進学会ホールディングス
日神グループホールディングス
なお、今までもらった株主優待は以下の一覧にまとめています。興味がある方は閲覧ください。
QUOカードについては今回買取に出したアクセスチケットでは額面金額の90%~93%ほどで買取してもらえました。配当金では20%持っていかれるので送料や振り込み手数料を差し引いてもこちらの方が有利です。狙い通りです!
QUOカードが柄の違いによって買取金額に差が出る
QUOカードについて買取価格を詳しく調べてみると大きく2つの事が分かりました。
- 企業名が載っているQUOカード(広告柄)
- 企業名が載っていないQUOカード(ギフト柄)
実はこの2つの違いで買取価格に違いが出ます。前者の広告柄だと90%でした。その理由は広告柄だとギフトとしてプレゼントする事が出来ない(しづらい)ため、買取が敬遠されるそうです。
後者のギフト柄は93%程度でした。3%ですが差がありますね。今後、QUOカード優待銘柄を狙う時はギフト柄かは吟味する必要があります。小さな差ですが積もると大きいはず。
これは自分で買取サイトを利用するときに有効に作用します。自分専用で使う時にQUOカードを安く仕入れるならば広告柄を選べばいいのです。上記の理由から買い取りサイトや金券ショップでは値切る余地もあると思います。
QUOカード以外の金券
- 続いてQUOカード以外に目を付けていた金券です。
- ユーシーカード、VJAギフトカード、JCBギフトカード、ジェフグルメギフトカード、おこめ券になります。
ここでの収穫は、お米券以外はQUOカードよりも買取金額が高い事です。実際はレート変動があるでしょうが
- ユーシーカード:98%
- VJAギフトカード:98%
- JCBギフトカード:98.1%
- ジェフグルメギフトカード:94%
- おこめ券:90%
でした。QUOカードとこの手の金券優待。総合利回りが同じで企業魅力も同程度だとすると、こちらの金券優待を上げている銘柄を選ぶのが妥当ですね。
企業独自の株主優待券
- 最後に企業独自の買物優待券や自社サービス利用券になります。
- これは、ものによってばらつきが非常に大きいです。
- 例えばビックカメラは額面の96.2%で今回は買取してくれました。超優秀です。
- ヴィレッジヴァンガードは額面の38.7%でした。使い勝手の悪い優待なので仕方なしです。
- 最後は日本航空の片道運賃半額券です。これは、コロナ影響で叩き売られており普段ならば2500円や3000円程度するのですが今回は1000円でした。
ここから考えられる事は、企業独自サービスの優待は、優待狙いでその株を購入するときは
- その企業のサービスを使い倒す!
これを基本思想として持っておくのが堅そうです。期限もあるので、企業独自サービスの優待を狙う場合は使い倒す計画とセットで購入する必要があります。
また、タイミングによって買取不可になる場合もあるので要注意です。今回、以下の優待は買取不可でした。(コロナ前は買取可能でした。)使い倒す事を検討します。もしくは、他の買取サイトも調べてみます。
- FJネクストの温泉旅館割引券
- 江の島スパの利用券
- 静岡県、伊豆の伊豆シャボテンリゾートの入場券
3.今回買取に出した総額は…?
- 今回は66291円になりました!
- これだけあれば、おこめ券の優待がもらえるタカラレーベンが200株ぐらい買えそうですね。
- 次なる資産株への再投資にしたいと思います。
なお、上記の買取金額以外に以下の手数料や送料がかかりました。
送料:レターパック520円
振込手数料:100円
メインをQUOカードやそれ以外の金券とすれば当初狙いの
- 「配当よりも手取りを多くする」
は十分達成できそうです。今後もこの方面は研究して記事にまとめたいと思います。
ちなみに、メルカリやオークションを使うともっと利率はあげられるのでしょうが…..一括で一気に売りたいので検討から外れました。
価格はアクセスチケット より抜粋
以上です!
投資家とランナーに幸あれ!