手提げ紙袋で業界シェア首位。長期的に安定成長を遂げているザ・パック(3950)より株主優待が到着しました。
優待内容と株主通信をざっくりと紹介します。
ザ・パックは四季報を通読していていつも目に止まる優良大型株です。その安定した業績推移に惚れ惚れしていましたが株価は高くいつも買えずでした。それが、コロナで百貨店向け需要が落ち込み稀に見る安値になっていたため年初にかけて仕込んだ次第です。
僕の中では目指すは4000円台の回復です。2~3年以内に回復してくれればよいと思っています。
ザ・パックに関してはバリュー株分析記事も書いていますので宜しければ閲覧ください。
手提げ紙袋業界シェアNo.1! ザ・パック(3950) PER24.51倍 PBR0.85倍【バリュー株分析.28】
1.株主優待到着-ザ・パック(3950)より図書カード到着
- 白地に緑のシンプルなケースに入って到着です。
- 6月末に100株以上の保有でもらえる株主優待です。
- 図書カードNEXT500円分です。
- 広告柄ですね。
- 株主優待は年2回あります。
- 6月末の図書カード500円に対して、12月末の決算期には1000円のQUOカードがもらえます。
- 配当も頂けました。
- 今年は通期10円の減配予想でそれを着実に実行。
- 5000円は週末の家族でちょっと良さげなランチが食べれます。最近、コロナで全く外に出れないのでレジャーででかけてランチしていた日々が懐かしく早く戻らないかと期待しています。皆でワクチン接種を進めて収まってきたころに特効薬が出回って….という世界が幸せになるシナリオを描ければいいですね。
ザ・パックは値上がり期待で保有しているため総合利回りは高くはないですがもらえるとやはり嬉しいものですね。優待は。
2.第70期株主通信-ザ・パック(3950)
- 第70期株主通信です。
- 図書カードの絵柄と同じ表紙ですね。
- こんな公園はランにも平坦な道で最適でしょうし、家族で遊びに行くのも良いですね。
- 業績推移です。
- 昨年はコロナで減収減益でしたが、今期は増収増益で一定回復する予想。
- 中間期終わって前年同期比増収増益で一安心です。まだ本回復には遠いですがいいんですこれで。回復基調に乗っている事が大事。
- 配当金は30円→25円へ減配です。
- セグメント別業績です。
- 主力の紙加工品事業は百貨店向けが引き続き軟調ですが、海外子会社の好調やテイクアウト用食品パッケージ販売やEC向けが好調に推移し、前年同期比10%の増収と営業利益18%の増益です。主力事業が回復しているのは安心材料ですね。
- 化成品事業はコロナ影響はレジ袋有料化に伴う減少で減収減益です。ここの事業は構造改革等で立て直しが必要ですね。レジ袋減少の痛手はコロナ後も継続します。
- その他事業は増収増益です。物流費の改善など、自社努力で営業利益が前年同期比45%増となっているのは素晴らしいですね。(化成品事業の減益を補っています。)
- TOPIXでいいなと思ったのは製造現場のエリア改善。
- 製造現場の天井高さを従来より低く設定する事で照明・空調等の効率向上が狙えるとのこと。こういう現場改善や工夫は職業柄素敵だと思います。
- 反面、この写真の生産スペースは間締め(生産に必要なスペースに対して余力がある場合、設備や作業面を近接化させて省スペースで生産を行える体制にする事で面積生産性と労働生産性を向上させる改善方策)が出来そうですね。
目標の4000円までのんびりと保有継続です。
以上です。
投資家とランナーに幸あれ!
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