2021年秋号の会社四季報銘柄分析の通読、5000番台です。
5000番台は製造業中心です。
- 鉄鋼や製鉄業
- 土石・ガラス製品(日本電気硝子など)
- 自働車部品メーカー(プレス系ならユニプレス、ジーテクト、エイチワン、東プレ)
- 足場関連のアルインコ
- 窯業(セラミック関連の美濃窯業やTYK、ニッカトー等)
とにかく製造業が中心です。鉄鋼関連がJFE等凄まじい増配ですがこれがいつまで続くのか予測が出来ないですね。資産株と成り得る銘柄が多く存在する印象です。
以下の観点で掘り下げていきます。
【投資15.】バリュー株投資 ノウハウ ①Mustで絶対に外せない点 「業績向上 or 横ばい」 「指標 割安 」「上場来安値 年初来安値」
【投資5.】2019 会社四季報秋号 分析まとめ ②大型株のおすすめ銘柄
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】
- 太字の銘柄は特に注目したい銘柄
です。
1.バリュー株、グロース株
5184ニチリン
- 自働車ホース部品製造。二輪車用高シェア
- 営業利益率高く今期は上方修正期待。
- 60円→76円配当。
- 株主優待は100株保有でQUOカード。長期保有で最大3000円
- 期末に向けて継続保有あるのみ。
5187クリエートメディック
- 使い捨て医療器具メーカー。
- 減益予想ながら累進配当。
- 配当利回り3,5%を得ながら将来回復までじっと持つのはあり。
5411JFEホールディングス
- 粗鉄生産国内2位、世界10位。
- 需要旺盛で大幅営業増益。
- 配当金10円→125円予想で配当利回り7%へ。
- 9月の権利落ち急落後が狙い目か。
5464モリ工業
- ステンレス溶接材の大手。
- 自働車用伸びて第一四半期好発進。上方修正期待。
- 配当据え置きだが好財務なので増配期待大か。
5985サンコール
- トヨタ、ホンダ向けに精密部品製造。HDD用部品も。
- 昨年営業赤字でも20円配継続で高配当株。配当利回り4%台の470円台は悪くない位置か。
- 第一四半期は営業黒字化で好スタート。
5988パイオラックス
- 自働車向けばねと工業用ファスナー展開。バネは世界シェアトップ多数。営業利益率10%前後で安定黒字。
- 自己資本比率88%で有利子負債ゼロの超好財務。現金同等物311億(時価総額602億)とキャッシュリッチ
- 株主優待は改悪したが300株1年保有でカタログギフト3000円。3年保有でQUOカード2000円追加。中期計画では23年度に営業利益105億(今期54億)を目指す。コロナ最安値1202円から2割ちょっと上の位置。中期計画実現なら2500円以上狙えるか(2年後)
2.大型株
5334日本特殊陶業
- 自働車用プラグ、排気センサー世界一。
- 営業利益率10%前後で安定黒字。自己資本比率59%。
- 配当性向40%で配当利回り4%台。類似業種の値上がり幅に対して業績・財務健全ながら上昇幅は緩やかか。
3.資産株
5204石塚硝子
- ガラス食器大手。
- 株主優待は100株保有でQUOカード1000円。
- 3年保有で5000円相当の自社製品か3000円の選べるギフト追加。
5442共栄製鋼
- 関西電炉大手。
- 減益で60円→40円減配だが、原料スクラップ高で減益も値上げ浸透で来期以降は徐々に復配か。
- 株主優待は100株長期保有でQUOカード2000円。
5445東京鉄鋼
- 建設用の鉄鋼中堅。圧接不要ネジ等で国内シェア過半。
- 大幅減益予想ながら60円配予想。株主優待は100株保有でQUOカード2000円。
5902ホッカンホールディングス
- 食品缶詰業界3位。
- 株主優待は100株保有で3000円相当の缶詰製品。
- 今期は第一四半期好調で上方修正期待。値上がり益も狙えるかも。
5933アルインコ
- 足場等建設機材大手。
- 配当性向40%で徐々に増配。
- 株主優待は500株保有で商品券。長期保有で2000円へ。
- 950円以下で欲しいところ。
今回は以上です。
投資家とランナーに幸あれ!
2021年秋号の会社四季報はお宝銘柄がいっぱいです。ぜひ、この機会にお宝銘柄を探して2021—–5000みては如何でしょうか?
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