資産株投資によって10年で資産を2.5倍にした実績のある!
資産株紹介シリーズ第161弾-①!(過去記事一覧はこちら)
少人数効率経営のゴールドクレスト(8871)です。首都圏を軸にファミリー向けのマンションの開発・分譲を手掛けています。
株主優待は100株保有でQUOカード1000円です。配当+優待利回りは4.8%(前提:株価1867円。80円配当、優待1000円)
リーマンショックでも黒字を維持できており、不動産分譲では珍しい好財務銘柄です。
営業利益率は不況下を除くと20%前後と相当な高利益率です。
とはいえ、株主資本・現金預金も積み上がっており有利子負債は横ばいなので財務状況は良化し続けています。
ゴールドクレスト指標面での魅力は以下!
- 配当+優待利回り4.8%
- 株主優待はQUOカード1000円
- リーマンショックでも黒字!コロナショックも勿論黒字!
- 営業利益率正常時は20%前後と高利益率
- 好財務!株主資本、現金預金、利益剰余金は積みあがってます
事業概要、直近業績面の分析は以下です。
https://ie36ken.com/assets-stock/8871-2
資産株については以下をレギュラー分析・紹介していきます。 【前半:指標面、過去実績分析】
- 配当+優待利回り,割安指標,チャート
- 財務分析(高配当、優待を維持できる体力がどれだけあるか?)
- 業績分析(安定して稼げる利益はどれほどか?)
- 過去10年配当の推移(大きく減配していないか)
- その他(銘柄独自の魅力/リスク等)
【後半:事業概要、直近決算分析】
- 会社情報
- 事業概要orセグメント別分析
- 直近決算分析
- その他(事業面での魅力/リスク等)
分析は以下の
- 10年間で資産価値を2.5倍にした!
資産株ノウハウに従っています。
【10年間で資産価値2.5倍!】資産株ノウハウ 配当+優待利回り5%、利益剰余金が多い、業績安定、実質累進配当 【投資19.】
1.各種指標 (配当+優待利回り4.8%) 株主優待(QUOカード1000円)5年株価チャート
配当+優待利回りや割安指標、株主優待、チャートを紹介します。
各種指標
以下の指標を表にまとめています。
- 過去3年利益に対する今期配当金予想の配当性向
- 1株配当、優待金
- 配当利回り
- 優待利回り
- 総合利回り(配当+優待利回り)
- PER/PBR/ミックス係数
- 先月、上方修正と増配を発表して少しブレイクしました。
- その前は自社株買いも発表しており良い感じでしたね。
- 指標面では株価が直近安値より10%上がったとはいえ、PER/PBRは低めです。ですが不動産分譲系では妥当な水準。
- 資産バリュー株ですが、これは流動資産の構成によりますね。大半が仕掛不動産だと売れなかった時の影響が大きいので、決算分析で確かめたいと思います。
株主優待(QUOカード1000円)
ゴールドクレストの株主優待はQUOカード1000円がもらえます。(100株保有時) 株主優待をもらうには
- 3月末日
に100株以上保有している必要があります。
株主優待より抜粋
5年株価チャート
- 5年チャートではコロナショック時に1300円台まで下落しました。
- コロナ前は2200円を記録しており、コロナ後の業績回復で1800円~1600円程度のボックスチャートでした。
- 先の上方修正と自社株買い、増配でこの高値を超えてきそうです。
- 3月末の増配した配当と優待の権利落ちにかけてコロナ前の高値を狙いにいくかもしれませんね。
300株保有していましたが優待の1枚を残して手放してしまいましたが少し早かったようです。あとの1枚はコロナ前の高値を目標に継続保有です。
100株保有は余裕です。
tradingview よりチャート転載
2.財務分析
配当+優待利回り4.8%を維持できるか財務体質を調べます。
- 高配当や優待を維持できる体力がどれほどあるのか
- 体力は過去から増え続けているか(高配当と優待を維持しながら体力増強しているか)
を確認していきます。 株主資本の増加と利益剰余金の増加を見る事で財務体質の強化具合を把握します。 現金等の金額推移をみる事で短期的な配当余力や支払い能力がどれほどあるかも把握します。 IR BANKから抜粋して独自に加工ています。(業績、配当・自社株買いの項目も同様)
財務分析
- 株主資本、利益剰余金、現金予期は順調に増えてきています。
- 有利子負債は500億前後で負債に頼りきった状態ではないのでGoodです。(不動産は負債をてこに高利益率を出している銘柄が多いですが、一旦売れなくなると速攻で廃業に追い込まれる危険性をはらんでいます。)
- あとは、株主資本の資産構成ですね。
- 流動資産>総負債の構図なので良好ですね。
- その割合も年々良化しています。
- あとは流動資産の資産内訳を決算で紐解き、現金預金や受取手形、売掛金が大半を占めるのであれば相当に良い財務となります。(不動産なので大半が仕掛用不動産なのでしょうが……しかしそれでも現金預金が増加しているので財務は良化してきているでしょう。)
配当+優待利回り4.8% は維持できると見ます。
3.業績
配当+優待利回り%を維持できるか資産株としての体力を培う業績です。
- 売上高
- 営業利益
- 経常利益
の推移を見ていきます。
- 黒字を維持できるか
を第一に見ます。次いで、効率的な経営が出来ているかを見るために
- 営業利益率、経常利益率
を見ます。
業績
- リーマンショック時でも営業利益26億を出しています。
- そこから復活してここ5年は65~130億程度とバラつきはありますが黒字を継続しています。
- リーマンを除けば営業利益率は20%以上で高利益率ですね。
- 売上原価率が低く利益の出やすい構造です。
- 55~60%でしょうか。
- 高利益率の源泉がここにあります。首都圏のファミリー向け分譲マンションを軸にされているので高単価で売れるのでしょう。DINKSや総合職共働き夫婦が増えてきているのでそこを狙っているのであれば、暫くこの情勢は続きそうです。
配当+優待利回り%4.8は長期的には問題ないでしょう。
4.配当金、自社株買い
株主還元姿勢をみます。
- 利益の成長と共に安定して配当を伸ばしているか
- 自社株買いを実施して配当・優待維持に繋げているか
- 減益でも配当維持(実質累進配当姿勢)の株主への還元姿勢があるか
などで判断します。
配当金、自社株買い
- 配当金は16年まで40円で安定していましたが17年から増配基調へ
- コロナ前まで増配基調でしたがコロナの減益で減配。しかし、今回の上方修正で80円へ復配。
- 業績が現在位置で安定していればこれは維持できるのでしょう。
- 不動産銘柄は負債が多いので配当性向は元々低めです。21年は減配しましたが61%というのは頑張った方だと思います。
- 21年の自社株買い16億というのも巨額ですね。
- 株主還元姿勢は厚い会社だと思います。
配当+優待利回り4.8%はEPSが200円以上をコンスタントに叩き出せれば維持できると見ます。
5.魅力とリスク
ゴールドクレストの魅力とリスクを考えてみます。
魅力
- 配当+優待利回り4.8%
- 株主優待はQUOカード1000円
- リーマンショックでも黒字!コロナショックも勿論黒字!
- 営業利益率正常時は20%前後と高利益率
- 好財務!株主資本、現金預金、利益剰余金は積みあがってます
リスク
- 直近の株価は上がっているので短期的な下落リスクに注意必要
- コロナ並の減益だと減配するため、EPS…目安200円以上叩きださないと減配リスクはまだあるか
- これを考えると仕込み時は1600円前後(70円配+QUOカードで総合利回り5%)
以上です!
*当サイトで分析している内容は独断と偏見に満ちているため、内容間違いもあるかもしれません。投資は自己責任でお願いします。
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閲覧有難うございました! 全世界の投資家とランナーに幸あれ!
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